中3のわが子と思いきりディズニーシーを楽しむ その4 第1108号 ―買い物を楽しみ、「ビッグバンドビート」の抽選に当たる― [A2 一対一のデート]
◆リード:中学3年生のわが子と二人っきりで、思いきり楽しい時間を共有したい。一生思い出に残る、楽しい宝物のような時間を共有したい。そんな願いをもつ、すべての親たちへ贈る体験記と成功の秘訣。
第1108号2017年11月18日(土)
中3のわが子と思いきりディズニーシーを楽しむ その4
―わが子と腕を組んで歩いたり、パンチされたり…―
前号では、ランチタイム後の買い物、「ビッグバンドビート」の抽選に当たったことなどの出来事を書いた。
本号は、その後のアトラクション回り、ディナー、ビッグバンドビートなどの出来事を紹介する。
【その後のアトラクション回りからディナーまで】
「ビッグバンドビート」の抽選に当たった後、またアトラクション回りをした。
順番に書くと……
⑬ ―63-ディズニーシー・トランジットスチーマーライン←
*64―レイジングスピリッツF.P.(FastPass)をとる
スイートポテトを食べる
⑭―11-ピッコロメルカートでディズニーイヤーマッフルのプレゼントを買う。
(私からクニコへのプレゼント)
⑮―31-ビッグシティ・ヴィーグル(16:50~)
⑯―27-タワー・オブ・テラー(17:05~)F.P.利用
このアトラクションは、4年前長女のアキコと行ったときは、「アキコ、怖いから乗りたくない。」と言われて、敬遠していたものである。すごい混雑であったが、F.P.利用ですいすいと行けた。適度な怖さで、二人とも「楽しかった!」と言っていた。
⑰―メディテレーニアンハーバーで「ファンタズミック」(17:30~)
これは、本来1時間以上前から並ばないと、ショーを見やすい場所を取るのは難しい。それだけ素晴らしいショーなのだ。しかし、タワー・オブ・テラーを見たせいで、出た後は、良い場所を取られていた。アキコの時と比べても遠い場所であった分、迫力は減じたが、楽しめた。
⑱―84-カスバ・フードコートでディナー(カリー)(18:00~18:30)
さすがに疲れてきたこともあって、ディナー(カリー)にした。
少し混んでいたので、先に席を確保しようとしたら、
クニコ「お父さん、ダメだよ、先に席を取ったら。」
と、たしなめられた。またまたどっちが大人(私は小学校の教員なのだが)かわからないなと思いつつ、まずカレーを取りに行った。
その後、席のある方へ行くと、多くの人が荷物を置いて場所取りをしていた。でも、すぐに席を立つ人がいて、席が空いた。
ラッキーだった。
クニコはすぐにディズニーシーでの流儀を学んだようで、ラストの喫茶店ニューヨーク・デリでは、
クニコ「お父さん、クニコが席を取っておく。」
と言っていた。
⑲―62―インディ・ジョーンズ・アドベンチャー「クリスタルスカルの魔宮」F.P.利用
⑳―78-ジャスミンのフライングカーペット(19:20~)
㉑―64―レイジングスピリッツ(19:40)F.P.利用
㉒―28-ディズニーシー・エレクトリックレールウエイ(20:08~)
途中、混雑している中で移動するとき、離ればなれにならないようにクニコと腕を組んで歩いたことがあった。うれしかった!
そして、その時の夜景の美しかったこと!
願った以上にアトラクションを回れて、行く予定の場所がなくなったとき
クニコ「お父さん、何乗りたい?」
私「クニコが乗りたいやつでいいよ。」
というやりとりもあった。
*大きなクリスマスツリーで撮影(20:20)
【ビッグバンドビートでの一コマ】
クニコがある意味一番楽しみにしていた「ビッグバンドビート」。
私は、さほど楽しみなわけではなかった。疲れも出てきて、ミッキーとその仲間達が楽しそうに歌やダンスをしている姿を見ながら、ついうとうととしてしまった。
そしたら、クニコからパンチが来た。(起きなさい!眠っちゃダメ!)
はっとして、目を覚ました。また、しばらくするとうとうととしてしまった。また、クニコからパンチが来た。
ショーが終わってから、
クニコ「くじに当たらないで、2時間も並んで2階で見ている人もいるのに(眠るなんて)怒る!」
と言った。確かに私たち2人は1階席だったが、2階席で見ていた人も大勢いた。クニコがマナーを守る子に育っていて良かった。
㉓―ブロードウエイ・ミュージックシアター「ビッグバンドビート」(20:50~21:20)
【ラストのカフェそしてディズニーシーを後に】
シアターの後、さすがに疲れて、ニューヨーク・デリで休憩を取った。
私はホットウーロン茶、クニコはミルクを注文。お互いに飲みながら、ゆったりとした気分で1日を終えた。
会計時は、9:31だった。
そして、4年前のアキコと同じように、地球儀の噴水の前で、写真撮影をして、ディズニーシーを後にした。
㉔―ニューヨーク・デリで休憩(ホットウーロン茶・ミルク)
㉕―地球儀の前で撮影後、ディズニーシーを後に。(21:58)
これだけのアトラクション、ショッピング、ショー、レストランでの食事…。たった1日にもかかわらず、驚くほど多くを回れた。昨日、クニコと「1日であんなにたくさん回れるなんてもうできないと思う。」と言っていたぐらいである。
帰りに舞浜駅までの切符を買うとき
クニコ「行きはクニコが切符代を出したから、帰りをお父さんが出して。」
としっかりとリクエストしていた。
ささっとスマホで混雑度を検索したり、私にマナーを守るように注意したり、クニコの成長ぶりを見る思いがした。
父と子の最高の思い出ー宝物のような思い出ーができた!1年の終わりの、「わが家の十大ニュース」作りの際、クニコは一番の思い出にこの「ディズニーシー1日デート」をあげた。
この宝物のような時間を共有することが、親子の絆を強くし、お互いに助け合う基盤作りに直結している。いざというときも、お互いを信頼して頼りにできるのだ。
そして、計画作りからお互いの希望を出し合い、それを尊重し合って具体的なプランを立てていくプロセスこそが、まさに人とかかわって何かを創りあげていく力、コミュニケーション能力、チームワーク力を育てていく。つまり、教育的価値も高いのだ。
子どもが大きくなると、振り向いてくれないと嘆くお父さん方も多いだろう。友達同士ではなかなか行けない、しかも当の子どもは行きたくてしょうがない場所―たとえばディズニーリゾートーなどへの旅の企画は、大いにお勧めである。(後で写真を貼る)
そして、決して子ども任せにしないで、計画のプロセスを楽しむこと。調べられる本「東京ディズニーシー完全ガイド」などを与えて、お互いに希望を出し合って、行きたい場所を決めること。そうすれば、実行の日までを楽しみに待つことができるし、そのプロセスの中でお互いの関係を深めることもできる。そうした一連の過程で、子どものコミュニケーション能力や社会性も伸ばすことができる。
こうした一対一のデートの機会を、親子で是非持つことを勧める。
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○中高生となった娘と丸1日デートを楽しむ方法 その1 第1001号
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