別荘なんていらない!カーブドッチ その3 第873号ー私の別荘:カーブドッチヴィネスパ・薪小屋・マルシェetc.ー [O6 その他]
◆リード:結婚前から「暖炉つきの別荘をもてたらな。」という夢があった。それには、少なくとも千万単位のお金がかかる。「別荘を持つ」夢は、宝くじでも当たらぬ限り叶わぬ夢だった。ところが、去年、思わぬ形で夢が叶うことになった。その別荘の名は「カーブドッチ」である。
2012.2.18 別荘なんていらない!カーブドッチ その3 第873号
ー私の別荘:カーブドッチヴィネスパ・薪小屋・マルシェetc.ー
【家族そろってカーブドッチ訪問】
去年6月12日(日)家族みんなでカードブッチに出かけた。子供たちが小学校に入学し(カーブドッチレストランでは、小学生未満は入店できない)、晴れて家族そろってカードブッチレストランで外食するという夢が叶ったのだ。
実母もいっしょで、花の好きな母は、バラの美しさや香り、そしてレストランの欧風料理、温泉に満足してくれ、ちょっぴり親孝行ができた。
【癒やしの一時】
さて、前号で紹介したとおり、私は、カーブドッチ本社すなわち株式会社欧州ぶどう栽培研究所の株主となった。最小単位の50万円である。
株主の優待特権として、①カーブドッチヴィネスパの入館(入浴)無料 ②年間4000円分の優待券 などがある。私がほしかったのは、入館料無料の特権である。
かくて、私は昨年5月から平均月3回ほどカーブドッチを訪れている。株主の特権を活かして、無料で入浴して汗と疲れを落とし、仕事でたくさん貯まった疲れを癒すのだ。
大抵11時頃に着き、一風呂浴びて、カーブドッチ内の4つのレストランのいずれかで昼食をとり、またカーブドッチヴィネスパに戻って休憩するのがパターンだ。
マルシェ内でランチをとることも多い
昼食後は、カーブドッチヴィネスパ内のラウンジや中庭のベンチで、ゆったりと読書したり、書き物をしたりしている。噴水を見ながら、ボーとしている一時は本当に癒やしの一時だ。
カーブドッチから帰るときには、リフレッシュしている自分に気づく。
【株主=別荘のオーナー】
「暖炉つきの別荘をもてたらな。」という夢が思わぬ形で叶うことになったというのは、「カーブドッチ」と出会ったという意味である。
前々号で書いた「別荘なんて叶わぬ夢、なくたっていい!」の言い訳■■■
■「別荘なんか持つと、固定資産税もかかるし、維持費もかかるし、行き先が固定されてしまう。そんなお金があったら、いろいろと好きな所へ旅行した方がいい。」
■「別荘を持つためには、いろいろ節約しなくてはいけなくなる。そうすると、例えば、家族の旅行なんか余り行けなくなる。ようやく別荘を建てられるだけの金額を貯めた後は、別荘生活をともに味わいたい子供たちが自立していってしまう。それでは、別荘を持つ価値が半減してしまう。」
■「どうせ別荘を持てても、行けるのは年に2,3週間。だったら、その分のお金で色々なところに家族で旅行した方がいいじゃないか。」
ところが、今回カーブドッチと出会ったおかげで、別荘の夢が叶った。
1 暖炉付きどころか温泉付きの別荘。マッサージ師すら待機している。
2 大勢のスタッフがいつもきれいに掃除し、庭の手入れもして、行き届いた管理をしてくれている。管理の手間はいらない。
3 食事も、和食、洋食ともに好きなたくさんのメニューから、一流のシェフがいて作ってくれる。実際、別荘で料理を作るにしても、食材や光熱費はかかるのだから、レストランで注文してもほとんど同じことだ。
4 宿泊したければ、宿泊もできる。
5 大勢のお友達を招待したければ、それだってできる。(カーブドッチでは結婚式すらできる)
6 しかも、自宅から車で1時間弱。好きなときに行って、日帰りもできる。
3億円の宝くじが当たったとしても、このような条件の別荘のオーナーになることは無理だろう。
自分がたとえ自分がカーブドッチクラスの別荘のオーナーになったとしても、固定資産税や管理費で維持していくこともままならないだろう。その維持、管理費の数分の一で、同じような気分を味わえるのだ。
しかも、カーブドッチの株主になったことで、いつでも入浴は無料である。
かくて私は、「1000分の1以下のコストで、理想の別荘を手に入れた」こう思っている。つまり、思わぬ形で別荘をもつという積年の夢が叶ったと思っている。
去年6月、家族5人でカーブドッチを訪れたとき、アキコ(中1)も、クニコ(小3)も気に入って、
アキコ・クニコ「ここで結婚式を挙げてみたい!」
と言った。
私は、「2人ともここでは無理でも、1人はここで結婚式を挙げてほしいな。」と、そのとき思った。
◆キーワード:1 ストレス解消 2 癒し 3 夢
◆留意点・その他:
・現在は、株主総会で「これ以上、株主は増やさない。」と決めてしまった結果、株を買うことはできないそうだ。ぎりぎりのセーフだった。
・カーブドッチへ行かれるなら、『僕がワイナリーをつくった理由』を読むことは必須だろう。楽しみが倍増すると思う。
・昨年末にテレビ東京の「カンブリア宮殿・カーブドッチ版」が放映されてから、全国からワインの注文や、ヴィノクラブ会員(ワインの苗木のオーナー。1万円で10年間にわたり1年1本ワインが届く)への入会申し込み、宿泊予約等で、カーブドッチはテンヤワンヤだったらしい。追い打ちをかけるように、2月26日(日)午後3時~4時まで、TeNYが「カンブリア宮殿」の放映権を買って放映するという。正直なところ、私としては、そんな放送なんてしないでほしいと思っている。どっと新しいお客が来て、あの落ち着いた雰囲気が壊れることを危ぐするのだ。そうならないことを願っている。
・私のお気に入りの場所 その3 2階の本を読めるコーナー
・カーブドッチの名物はネコたちである。行くと少なくとも4,5匹はネコを見かけることができるだろう。去年5月半ば過ぎに、オーナーの落希一郎氏に直接ネコの数を聞いてみた。
落氏「昨日一匹死んだから、58匹だね。」
ということだった。何と58匹もいたとは!私はかわいいと思うが、次女のクニコが嫌いで困っている。
クニコ「カーブドッチで結婚式を挙げてみたい。でも、ネコがいるから……(イヤ)。」
やっぱり好みは、人それぞれである。
カーブドッチのネコたち、車で引かないように注意してね。
下のコメントに対する回答なのですが、コメント欄に送信できないので、ここに返事を書きました。
正直いやですよ、それは。
株主総会で提案されれば、反対票を投じるところですね。
実際、入館料無料とは言っても、いくと食事はしますし、パンなどは買いますし、結構お金も落としているんですけれどもね。そういう意味では、経営的に間違いなくプラスになっていると思います。
創業者の落希一郎さんが社長でなくなってから、経営がうまくないのかもしれないなとも思っています。あと、創業者や株主に対する感謝が少し足りないのかも知れません。
突然失礼致します。私は、設立時からのひと口株主です。この度、突然の入館料徴収のお知らせが届きビックリしています。先程、事務局へ抗議の電話をしたところです。
この特典によって、株主になった私ですので、納得がいかないのです。どう思われますか?
by さる吉 (2015-04-02 14:12)
ご返信ありがとうございます。先代の社長が北海道へ行ってしまってから、私には?な事が続いています。朝風呂をやめた。道路を舗装した。猫を隔離した。
そして今回の事です。どうやら役員で話し合って決めたとのことです。友人も本日抗議の電話をしたそうです。私は、今年の総会には出席して反対致します。私に、無駄な出店を重ねて、無関係の一口株主をいじめるなと、言いたいです。
by さる吉 (2015-04-03 19:36)
私もできれば出席して反対したいところです。
創業者の落さんは、やっぱりすぐれた経営者だったと思います。何と言ってもあの荒れ地をワイナリーに変えたのですから。そのときの株主に対する恩を忘れていないのだと思います。
もう一度新潟の地に帰ってきてほしいと願っています。
私が株主になった理由の一つも、落さんの本を読んで感銘を受けたからですから。
by ファーザー (2015-04-03 22:42)