第1101号 書き始めて12年を超えた「あったかい家族日記」は３．０期へ

◆リード：今号は第1101号で、ようやく1100号を突破した。2005年5月アキコ（現在大学1年）が当時小学校1年生で、クニコ（現在中学3年）が当時2歳だったころから書き始めた、この「あったかい家族日記」。書き始めてもうじき13年になろうとている。今後の「あったかい家族日記」について考えてみた。

 

第1101号2018年3月12日（月）

 

書き始めて12年を超えた「あったかい家族日記」は３．０期へ

 

―中学卒業から高校卒業までの3.0期（クニコ）

＆高校卒業から大学卒業・就職までの3.5期（アキコ）へ―

 

 

 

　ようやく「あったかい家族日記」が1100号を超えた。

　今は大学1年生のアキコが、小学校1年生のときから書き始めたブログ「あったかい家族日記」。当初は、毎日のように書いていたのだが、アキコが高校生、クニコが中学生になったあたりから、月刊誌のように更新が滞った。

　

　でも、最近はまた復活してきた。私自身、今後もこの「あったかい家族日記」を書き続ける決意と意欲が出てきたからだ。

 

　その理由の一つに「まだまだ子育て期間中である」という気づきというか自覚がある。そして何よりも、ブログ名は「あったかい家族日記」であって「あったかい子育て記」ではない。子育てが完了しようと、親と子の関係を続くのだ。

 

　これまでの子育て・家族と今後の子育て・家族について、未来のタイムラインを読んでみると…

 

■あったかい家族日記1.0期～

　子どもが子宮の中に宿ってから出産、そして幼稚園・保育園に通うまでの期間。

　胎児から乳幼児までの3歳ぐらいまでを1.0期とすれば、4歳から幼稚園・保育園に通うようになって卒園するまでを1.5期ととらえる。

 

 

■あったかい家族日記2.0期～

　「小学校入学から比較的お父さん、お母さんへの依存心の強い10歳ぐらい小学校4年生まで」を2.0期ととらえる。

　その後、親よりも友達との関係を強く意識してくる「小学校高学年から中学校卒業ぐらいまで」を2.5期ととらえる。この時期は、部活に熱中する時期でもある。

 

■あったかい家族日記3.0期～

　中学卒業から高校卒業までの時期を3.0期ととらえる。まだ、親元から通学している分、親の影響力はある程度はあると言える。2.5期もそうだが、これまでの子どもとのかかわり方・関係性によって、親から子どもへの影響力に大きな差が出てくる時期でもある。高1になるクニコが3.0期に入る。

 

高校卒業から大学卒業・就職までが3.5期である。アパート生活をしながら、東京の大学に通学しているアキコは、まさにこの段階である。この時期は、経済的には依存しているが、親元を離れており、親の影響力は極めて限定的となる。これまでの家庭教育―親子の信頼関係―が試される時期でもある。子どもから相談を受ければ相談に乗ることもできるが、見守ることが中心とならざると得ない。

 

■あったかい家族日記4.0期～

この時期は、就職後から結婚までの時期である。

大学卒業から就職後、結婚するまでの時期が4.0期。

結婚して子どもが産まれるまでが4.5期ととらえる。

 

■あったかい家族日記5.0期～

　子ども達に子どもが産まれてからの時期。いわゆる孫ができた時期である。実母あーちゃんが既に体験しているが、あーちゃんは20年間それを味わっている。

　今年8月20歳になるアキコが、いつ結婚し、いつ出産するかにもよるが（あるいは両方ともないかもしれないが）、30代で結婚した私は、実母あーちゃんのように孫が20歳になるまでかかわることができるかどうかわからない。

 

　以上のタイムラインが見えた。もしかしたら、この5.0期まで書き続けることになるかもしれない。少なくとも、3.0期及び3.5期―大学生のアキコが卒業・就職する、高校生のクニコが卒業・大学入学するーまでは書き続けることになるだろう。

 

 

【書き続ける志】

　家族アルバム代わりに始めたブログ「あったかい家族日記」。大学1年生になったアキコが小学校1年生の頃から書き始めた。それ以来、いつしかおよそ１３年となり、ブログの総アクセス数も、350万アクセスを超えた。毎日約300人の人が訪れている。

　

　評論家ではなく同じ親―実践家―としての立ち位置で、真摯にブログ「あったかい家族日記」を書き続けてきた。

　一番気をつけてきたのは、「ラーメン食べた。おいしかった。さすが○△ラーメンですね。」といった感想、その場で消費されていく記事ではなくて、子育て中の親御さんに役に立つ内容を、しかも自分もまねして（追試）できるように書いてきたことである。

　しかも、子育てに役立つ情報をできる限り出し惜しみせずに、ありのままを書いてきた。

 

　今後も、評論家ではなく同じ親としてのスタンスで、真摯に、役に立つ内容を、まねできるように書き続けていこうと思う。そして、読者のみなさんの子育てに少しでも参考になれば幸いである。

　読者のみなさんには、自分が今どの期にいるかを考えて、過去期についても検索しやすい「トップページ」で調べて参考にしていただけたらと思います。

 

　あと、私が書いた子育て本『うちの子、どうして言うこと聞かないの！と思ったら読む本』もよろしくお願いいたします。2018年1月ベトナム語とタイ語に訳されて、ベトナムとタイで出版されました。中国語でも翻訳・出版される予定です。子育てに役立つ内容が満載です。

 

うちの子、どうして言うこと聞かないの！ と思ったら読む本

• 作者: 泉河 潤一
• 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
• 発売日: 2015/04/18
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

 

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◆留意点・その他：