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高校受験1日目が終わって! 第1099号 ―デザートタイムで答え合わせ― [J1 親子の会話・信頼関係]

リード:3月7日(水)、二女クニコの高校受験1日目が終わった。国語、数学、理科、社会、英語の試験があった。夕食後のデザートタイムで、その出来映えが話題になった。

 

109920173月7日(水)

 

高校受験1日目が終わって!

 

―デザートタイムで答え合わせ―

 

 

【シュークリームに引き寄せられて】

 3月7日(水)夜のこと。夕食を食べ終わって、7時半。いつもは8時からデザートタイムで、家族4人そろっての団らんとなる。

 今日は、クニコの高校受験1日目が終わった日。明日の2日目の試験に備えることもあろうかと思い、さすがに8時からのデザートタイムをやめようと思っていた。

 そこへ、実母のあーちゃんが

 

あーちゃん「クニコ1日目のテスト終わったんだろ。がんばってきたと思ったからシュークリームを買ってきておいたれ。」

 

ときた。

 

私ファーザー「おーい、クニコ、あーちゃんがシュークリームを買ってきたって。食べるか!?」

クニコ「うん。」

 

 というわけで、結局、シュークリームにつられる形で、いつものようにデザートタイムー家族4人そろっての団らんーとなった。

 

■シュークリームを食べながらのデザートタイム

 

デザートタイム.jpg

 

 

【結果報告と答え合わせ】

 1日目の様子を聞くと、国語は例年出ていたタイプの問題が出なかったこと、数学がやたら難しかったこと、英語はよくできたことなど教えてくれた。理科は、光合成の問題が出たかどうか聞いたら、それは出なくて遺伝の問題が出たとのことだった。

 

私「数学は、(合格圏内の)クニコが難しいということは、みんなそうだったんじゃない。」

クニコ「(友達も)難しかったと言ってた。」

 

 クニコが社会科の試験問題を持ってきて答え合わせをしている。試験問題は持ち帰っていいのだった。会場の外では、塾関係の人が待っていて、すぐに試験問題をもらって解答を作り、明日の新聞紙上での発表を待たずに、ネットで公開する。それを、クニコは買ってもらったばかりのスマホで検索していたのだった。

 

クニコ「<フェアトレードとはどのようなものか。「発展途上国」、「価格」の二つの語句を用いて書きなさい>という問題が出ていたんだよ。クニコチョコレートの原料のカカオを例にして書いておいたよ。」

 

私「なんだって、フェアトレードの問題まで出ているのか。発展途上国が産するいろいろな原料が不当に安く買い叩かれているのを、そうではなくて適正な価格で買い取ってあげるというものだろ。その結果、子どもを働きに出すようなこともなくなっていくというあれだろ。」

 

 これ以外にも、「ヒスパニック」という言葉について問う問題もあった。

 ノーベル平和賞を受賞したマララについての問題もあった。

 

クニコ「ノーベル平和賞をとっていて、顔写真もわかったんだけど、名前が出てこなくて…。」

 

私ファーザー「マララだろ。お父さんは流し読みしたけど、クニコもやっぱり話題の本を読んでおかないとダメだね。大学受験の時は、気をつけないといけないね。」

 

 シュークリームを食べながら、7時40分から8時15分まで約30分間、こんな会話をした。

 

 その後、私と妻とクニコの3人は2階へあがった。難しかったと言った数学の問題を見てみた。クニコは「頭でいろいろとイメージすると、めんどうくさくてイライラした」という問題も見てみてた。お父さんも、同感だった。

 

 

【クニコと会話できた理由】

 こんなわけで、思いがけず、クニコと1日目の試験をめぐっていろいろと会話できた。

 なぜできたかと考えてみた。

 

 一つ、いつもデザートタイムが習慣になっていたこと。

 一つ、あーちゃんの買ってきたシュークリームがあり、それがきっかけとなったこと。

 一つ、「1日目の試験の様子」というみんなが興味関心のある話題があったこと。

 

 もしデザートタイムがなかったとしても、クニコは2階で1人スマホで答え合わせをしていたであろう。時間的にはそんなに変わらないわけである。緊張しっぱなしでは糸が切れてしまう。家族でいろいろとおしゃべりしながら答え合わせするのも、クニコにとってちょうどよい、くつろぎタイムとなった。

「今日は早く寝て、また明日頑張ってね。」と励まされて、元気も出たはずである。

 

キーワード:1 家族の会話  2 デザートタイム  3 高校受験

 

留意点・その他:

・実母あーちゃんは、社会科の試験問題についての会話についてこれないでいた。それでも、同じシュークリームを食べ、同じ会話を聞き、輪に入っていた。だから、うれしそうだった。

ただ、一度だけ実母は「あーちゃんの時は、 ~。」と、自分から話をしたことがあった。それなのに私は、「ボクの頃でさえ、何十年も昔なのに、~。」と言って、否定的に受けていた。「あーちゃんの頃はそうだったんだよね。」とあたたかく受ければよかったと反省している。


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