今年は1日2食(半断食)で行こう! 第1041号 [I-2 家族計画]
◆リード:「一年の計は元旦にあり」という。例年のことだが、今年も十個の目標を立てた。正確に言うと、今年は結果としてそれ以上になった。その中の一つ「健康に関する目標」では、<1日2食(ないし1食)で ①頭が冴えて集中でき ②短時間睡眠ですみ ③若返って健康になることで、帰宅後正味3時間の集中できる時間を確保する>ことをあげた。
2016年1月1日
今年は、1日2食(半断食)で行こう! 第1041号
近況:
新年、あけましておめでとうございます!
このあったかい家族日記は、長女アキコが小学校1年生で6才の頃から書き始めました。というわけで、すでに10年経ちました。号数も千号超え、今日現在総閲覧数は314万アクセスを超えています。ペースこそ落ちましたが、これまでよくぞ書き続けてきたと思います。
今年も、書き続けたいと思います。ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
【台湾教育視察での出会い】
少食・断食(ファスティング)が健康によいことは、何十年も前から読んで、知識としては知っていた。甲田光雄氏、石原結實氏、桜沢如一氏、山田豊文氏…などの著作や講演。最近は南雲吉則氏のベストセラーも何冊か読んだ。実際に、合宿形式の1週間の断食に挑戦したこともある。
問題は、よいとは思いつつもなかなか継続しないところであった。
ところが、昨年11月に行った台湾教育視察でいっしょになった長崎県のある著名な教育実践家と3次会まで飲んだのだが、1日1食だという。私よりも2才ほど若いのだが、全国を飛び回っていても、疲れを知らない。頭は冴えている……その秘訣が1日1食らしい。
本人に直接、こう問うてみた。
私「南雲先生の本などを読んで始められたのですか。」
著名な実践家氏「いいえ、1日1食を始めてもう18年になります。やっていなかったら、今頃体調をくずしていたことでしょう。」
給食時は、給食費を払いつつ、食べていないのだという。
わずか4泊ほどの旅程で2キロ近くも太った私は、台湾から帰ってくると、さっそく朝食だけ抜くことにした。正確に言えば、朝食は、ニンジンジュースだけにした。
【朝食抜きの効果】
3週間もすると、元にもどった。冬休みに入ってからは、夕食のみにしてみた。そしたら、腹の贅肉が落ちた。
1月1日からは、母が心配すると悪いし、コミュニケーションも大切なので、2食に戻した。
しかも、その2食も腹八分目にした。おかげで、頭はすっきりとしてこうしてブログも書けている。
【超少食をすすめる本】
去年12月には、たまたま書店で手にした「できる男は超少食」(船瀬俊介)を読んだ。
船瀬氏によれば、タモリ氏も、ビートたけし氏も、片岡鶴太郎氏も1日1食だという。
もちろん船瀬氏自身も1日1食なのだが、そのメリットを12個もあげていた。
①頭が冴える ②体が軽くなる ③集中力がアップする ④疲れない ⑤短眠でも大丈夫 ⑥若さがよみがえる ⑦精力絶倫 ⑧メタボ解消 ⑨細マッチョになれる ⑩加齢臭が消える ⑪お金の余裕が生まれる ⑫時間の余裕が生まれる
私自身老いを感じるこの頃だが、人生を伊能忠敬のように二度生きたいと思っている私は、朝食を野菜ジュースだけにすることに決めた。学校での昼食も控えめにすることにし、夕食は腹八分目に抑えることにした。
そうして、消化に使っているエネルギーや時間を充実した活動に当てることに決めた。
つまり、少食は手段であって本当のねらいは、
①頭が冴えて集中でき ②短時間睡眠ですみ ③若返って健康になることで、帰宅後正味3時間の集中できる時間を確保すること
である。
少食の威力は昔から言われてきたらしい。
1月1日の今年最初に読んだ本は、『無病法』である。作者は、ルイジ・コルナロで16世紀のイタリアで102歳まで生きた貴族である。食を節することのすばらしさを説いているのだが、今読んでも説得力があり、コルナロ氏のようでありたいと思わせる。
食べるのは確かに楽しみだ。だが、適度に食を節することで、病気を避け健康で人生を倍、充実したものにできるなら節する価値はある!
今年こそチャレンジ・継続するつもりである。
◆キーワード:1 2016年10個の目標 2 家族計画 3 少食
◆留意点・その他:
・6年ほど前、お酒を一切止めてみようと思い立ち、3年間と少しアルコール類を一口も飲まなかったことがある。その結果、体重がぐっと減ったことを覚えている。9年目で子育て本の出版という目標も達成した。このように、けっこう意志は強い。
おそらく朝食を野菜ジュースだけに代えて過ごすことは達成するだろう。昼食控えめ、夕食腹八分目もそうだろう。どうしても、3時間の頭の冴えた集中した時間がほしいから。若返って健康でいたいから。伊能忠敬のように、人生を2度生きたいから。
■無理のない少食は、こちら↓
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