わが子とクイズを楽しむ 第924号 [A1 日々のふれあい]
◆リード:クニコが風邪を引いた。おかげで今日は、アキコの野球の応援に行かずに、私と二人家に残った。ちょっとした朝の時間を二人で楽しく過ごすには……。
2012.10.7 わが子とクイズを楽しむ 第924号
近況:
昨日7日(日)、クニコが熱を出した。妻といっしょにアキコの練習試合の応援に行ったのだが、薄着をしていて風邪を引いたらしい。夕方検温すると、37度5分の熱であった。
私「だから、お父さんが、寒くなってきたから、暖かい服装をしていけって言ったんだよ。」
クニコ(……ふとんに入っている。)
私「ぶどうを食べるか。」(クニコは大好き。)
冷蔵庫からもってきてあげる。
クニコ「うん!」(喜んで食べる。)
しばらくして、夕食を食べるべくみんな下へ移動。(妻は、同窓会で出かけていない。)
クニコも、ふとんごと1階へ移動。
クニコは、おかゆが嫌いなので、お茶漬けを用意。
私「ニンジンジュースでも飲むか。」(クニコは大好きだし、消化・吸収もよく、栄養がとれる。)
クニコ「うん!」(ごくごくとうまそうに飲む。)
みんなはすき焼きだったのだが、クニコはお茶漬け(発芽玄米)。それもおかわりしていた。
元気そうな表情とおかわりする姿を見て、クニコは大丈夫だなと思った。
この後、「幸福な王子」を読み聞かせた。私の大好きな話の一つなのだが、クニコは初めて聞いた話だと言っていた。
実際、翌朝には平熱に戻った。
【頭の体操】
今朝(8日(月))のこと。妻とアキコは、野球部の練習に出かけた後、私とクニコは、ふとんの中に入りつつ、クイズを出し合っていた。(クニコは昨日風邪を引いたため、野球部の練習の応援には同伴しなかった。)
私「ろうそく10本に火をつけたんだよ。ところが、風が吹いてきて、1本消えたんだ。また、風が吹いてきて1本消えたんだ。また、風が吹いてきた1本消えたんだ。それからは、風が止んで、残りは1本も消えなかったんだ。最後まで残ったろうそくは何本かな。」
クニコ「7本。」
私「いや、7本は燃え切ってなくなるから、最後まで残ったろうそくは、3本なんだよ。」
クニコ「えー。なるほど。」
※ 元は『頭の体操』(多湖輝 光文社)にある。
【これなあに?クイズ】
この後、クニコの求めで「これなあに?」クイズをした。それは、問題を出す側が決めた答えを当てるクイズである。答える側は、いろいろ質問できる。その質問への回答から、答える側が答えを割り出すのである。
クニコ「お父さん、答え決めた?」
私「うん、決めた。(「月」にしよう!)
クニコ「それは、食べ物ですか。」
私「違うね。」
クニコ「それは、この部屋にありますか。」
私「あるとも言えるし、ないとも言える。」(窓から見えるから。)
クニコ「うん? ○市にありますか。」
私「あるとも言えるし、ないとも言える。」
クニコ「何!? それ。 それは何色ですか。」
私「うすい黄色か、白かな。」
…(中略)…
クニコ「空にありますか。」
私「あるね。」
クニコ「雲ですか。」
私「違うね。」
クニコ「あっ、雲は黄色じゃないか。流れ星ですか。」
私「違うね。」
クニコ「流星ですか。」
私「違うね。」
クニコ「あっ、流れ星と流星は同じか。 惑星ですか。」
私「違うね。」(月は衛星だ。)
…(中略)…
クニコ「参った。何?」
私「月だよ。」
クニコ「惑星じゃないって言ってたでしょ。」
私「惑星は太陽の回りを回っている天体だろ。月は地球の周りを回っているから惑星じゃなくて、衛星なんだよ。」
この後、私が質問する方に回った。私も参った。答えは「トトロ」であった。
起床前のほんの一コマであるが、こんなやりとりもおもしろい。
それには、遊びのレパートリーやネタの仕入れが必要だ。
それ以上に、「そんなやりとりができる関係づくりが前提だ。」とも言えるし、「こうしたやりとりを通じて関係づくりができる」とも言える。
私の場合は、いっしょにお風呂に入っての会話や、絵本の読み聞かせがそのような関係づくりに一役買っている。
親子のちょっとした会話やふれあいを大切にしたいものだ。
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