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マラソン大会応援に行けなくともできること 第923号 [A3 学校行事]

◆リード:10月4日(木)は、クニコ(小4)のマラソン大会であった。妻も私も仕事で応援(観戦)できない。それでも、できるだけのことをやってあげたい。どうしたか。

2012.10.4 マラソン大会応援に行けなくともできること 第923号


近況:
10月7日(日)は、アキコの野球部練習試合。アキコ(中2)、クニコ(クニコ章4)、そして妻は、朝6時前には、車で学校に向かった。妻は応援と送迎、クニコは応援するべく、ついて行った。
 私は、玄関の外に出て、車が出るまで手を振って見送った。こういう場合、見送りに出るのが、私の流儀である。「ヒット打って来いよ。」と一言添えて。

【クニコのマラソン大会】

 10月4日(木)のマラソン大会。応援・観戦したいのだが、妻も私も仕事でどうしてもできなかった。

妻と私「お父さん、お母さん、見に行きたいけれど、どうしても仕事で行けないから、あーちゃんとおばあちゃんに行ってもらうね。」

 結局、実母と義母に行ってもらうことにした。(実母と義母は、毎年応援に行っている。)


【お風呂で作戦会議?!】

 小4になったクニコは、河川敷のコース1500mを走る。
 前日にいっしょにお風呂に入りながら、作戦を聞いた。
 練習の様子から、1位はダントツA子ちゃんで、これを覆すのは難しいという。

私「何位をめざしているの。」

クニコ「2位。」

 クニコは、2位になるための作戦を立てていた。なんでも、○橋の辺りから少しスパートをかけては普通に走り、スパートをかけては普通に走り…をくり返して、3位の子を疲れさせるだとか。まあ、クニコなりに考えていることがわかった。


【当日の朝】

 クニコは、朝6時過ぎめずらしく早起きしていた。

私「早起きしたなら、マラソン大会に勝つために、お父さんと準備運動しよう。」

クニコ(ためらっている。)

私「お姉ちゃんの時も、こうして準備運動して勝ったんだよ。」

 こう言ったら、クニコもいっしょにやる気を出した。
 走るためのストレッチを二人でいっしょにやった。
 その後、両腕と両足にソンバーユ(馬油)をぬってあげた。

私「クニコは半袖と短パンで走るんだろ。10月になったら急に寒くなってきたから、絶対にバーユをぬっておいた方がいいよ。寒さから守ってくれる。寒いと血液の循環が悪くなって、実力を発揮しにくくなるんだよ。前にも話したけど、オリンピックのマラソン競技で、1位でゴール近くまで走ってきた人が、両腕を寒さから守っていた長い手袋を投げ捨てたことがあったんだ。そしたら、急に寒くなって、スピードが落ちて抜かれてしまったんだよ。だから、寒さ対策は大切なんだよ。」

 こんなふうに話ながら、クニコの両腕、両足にバーユをていねいにぬってあげた。


【結果は?】

 帰宅後に結果を聞いた。

私「どうだった。」

クニコ「2位!」

私「バーユは効いたか?」

クニコ「寒かったから、よかったよ。」

私「そうか。2位でよかったな。」

 何でも、1位と2位は練習と同じ結果だったが、3位と4位は、練習とは違う人が入賞していたそうだ。
 急に雨が降り出して大変だったらしい。実母と義母は、この雨だからやらないだろうと判断して河川敷に行かず、結局誰も応援できなかった。
 
 いつもなら、夕食をみんなで食べながら、マラソン大会のビデオ鑑賞となるのだが、今回に限っては、撮影した人がいないのだから、それもなかった。
 それでも、家族みんながクニコのマラソン大会に関心を示し、その結果を聞き、結果を喜び合う。そんな光景は見られた。
 クニコは、ニコニコして応えていた。

 マラソン大会であれ、運動会であれ、音楽発表会であれ、

「わが子の晴れ舞台に足を運び、わが子の活躍に拍手する」

 これは、子どもとの信頼関係を築くうえで一つの大きなポイントととらえ、原則としていつも足を運んできた。が、どうしても実際に足を運べない場合もある。そんなときでも、行けない理由をていねいに話し、その代わりにできるサポートをし、結果に最大限の関心をはらって聞くこと。これらは、心がけ次第で必ずできることだ。
 
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◆キーワード:1 親の役割  2 マラソン大会 3 親子の信頼関係

◆留意点

・今年も、当日お姉ちゃんのアキコは、クニコに勝つお守りを貸してあげていた。

・クニコは、アキコをまねて夏休み中にお友達と走っていた。


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