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三陸海産再生プロジェクトへ参加 第877号ー震源地発:自給し、分かち合い、助け合う新しい社会モデルー [O6 その他]

◆リード:「依存し、奪い合い、争い続ける社会ではなく、自給し、分かち合い、助け合う新しい社会モデルを震源地発でつくる」という三陸海産再生プロジェクトを知った。できるところで復興を助けたい。わが家はみんなで参加することにした。

2012.3.11 三陸海産再生プロジェクトへ参加 第877号

ー震源地発:自給し、分かち合い、助け合う新しい社会モデルー

近況:義父の17回忌の関係で、1週間遅れのひな祭り会をした。近所に住む義母や義兄を招待しての、ひな祭り会は、わが家の伝統である。
 今回は、お寿司を頼んだり、お弁当を頼んだりすることをやめ、ほぼ手作りにした。
 ちらし寿司と巻き寿司(アキコとクニコがほとんど作った)、海草&豆腐のサラダ、焼き魚、エビチリ(実母が作った)、キャベツと肉のロール巻き(妻が作った)など、私以外の家族全員が力を合わせて作った。二人の娘たちは、立派な働き手となりつつある。
 6時頃から9時頃まで、義母・義兄といっしょに料理を食べ、ケーキを食べ、語らい、定番のトランプの七並べをし、大いに楽しんだ。
 ※ 写真はあとでアップ。

【三陸海産再生プロジェクト】

 石巻市は、アキコが10歳小4の時、「東北一周家族旅行」で立ち寄ったところだ。
 石巻市にある「石ノ森萬画館」に立ち寄り、サイボーグ009などの漫画を見たことを思い出す。
 
 1週間ほど前、船井メディアから定期購読している「ザ・フナイ」やJust.CDと合わせて、「三陸海産再生プロジェクト 夢と希望の水産業」というプリントが同封されていた。
次のプリントである。

 
■2011年3月11日、日本の歴史上、かつてない津波が私たちを襲いました。
この津波によって、三陸地方の水産業は壊滅的な被害を受けました。震源地に近い石巻市は最大の被害を受け、私が経営している木の屋石巻水産の6,000坪の工場も津波で全壊しました。

ちょうど黒潮と親潮が交わる三陸地方は、世界三大漁場のひとつと言われ、もっとも多くの種類の魚が水揚げされることで知られています。波の穏やかな入り江では、様々な養殖が行われ、地元で取れた新鮮な海産物をそのまま利用した沢山の加工品がありました。

あらゆる生命は海から生まれ、人類は誕生の時から、海(産み)の恵みに生かされてきました。水産業は、人間にとってなくてはならないものです。

この巨大な災害に直面した私たちが、やるべきことは何でしょうか?
途方もない状況の中で、私たちを勇気づけてくれたのは、ひとりひとりから寄せられた暖かい励ましの言葉であり、私たちを支えてくれたのは、ひとりひとりの支援でした。

政府や大資本に頼り切りになるのではなく、ひとりひとりが直接つながれば、みんなが豊かになります。私たちが再生するには、皆さんの応援が必要です。

会員様からいただいた会費と寄付金は、石巻市各地の漁港の漁船や漁具、加工施設と出荷施設に充てています。お届けできる海の幸から順次、会員様に会員価格でお届けしています。復興状況は、随時ホームページと会員専用メルマガ、会報誌でお伝えしています。

この天災をきっかけに、依存し、奪い合い、争い続ける社会ではなく、自給し、分かち合い、助け合う新しい社会モデルを震源地発でつくるべく、スタッフ一同奮闘中です。

どうか、三陸海産再生プロジェクトにご参加ください。
詳細はサイトをご覧下さい。

一般社団法人 三陸海産再生プロジェクト 代表理事 木村 隆之
                   株式会社 木の屋石巻水産 代表取締役社長


【家族みんなで会員になる】

 「三陸海産再生プロジェクト」HPを読み、3月11日(日)の今日、「会員になって応援しよう」と決めた。入会金は、個人は1万円、法人は3万円である。
 私の名で登録するが、家族みんなで1万円を分担することにした。


 天皇陛下のお言葉を、テレビで家族みんなが聞いていたのだが、その終了直後に提案してみた。

私「三陸海産再生プロジェクトに参加して応援しようと思うんだけど、いいかな。」

 こう言って、プリントを渡す。アキコは、じっと読む。

アキコ「いいよ。」

妻「それって、募金みたいなもの。(さっと読む)いいわよ。」

私「1万円なんだけれど、僕が5千円出すから、タカちゃん3千円、アキコとクニコは千円出すでいいかな。」

アキコ「いいよ。」

妻「いいわよ。」

クニコは、よくはわかっていないようだったが、みんなに従った。
HPで申し込んだら、自動返信メールで振り込みのお願いが来た。さっそく振り込む予定である。


【被災者意識で進む復興】

 夏休みに友人が、東北の被災地に車で出かけて、ボランティア活動をしてきた。

 その友人は、

「被害者意識のところは、<こちらは被害者なんだから、なんとかしてくれ>という感じだが、被災者意識のところは、<被災はしたが、われわれの手で立ち直るんだ!>という意識で復興が進んでいる感じがする」

と言っていた。

 この三陸海産再生プロジェクトは、そんな「われわれの手で立ち直るんだ!」という意識の強さを感じた。ボランティア活動もままならず、せめてそんな方たちを応援したい。かくてこのプロジェクトに家族そろって参加することにした。

◆キーワード:1 三陸海産再生プロジェクト  2 ボランティア  3 被災者意識

◆留意点・その他:

・三陸海産再生プロジェクトHP→http://www.sanriku-pj.org/


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