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七夕の願い事 第827号ーお金が貯まりますように……ー [E4 伝統行事を祝う]

◆リード:今夜、急ぎ七夕飾りを作り、短冊に願い事を書き、用意した笹竹にくくりつけた。わが家では、アキコが中1になった今年も、例年通り七夕飾りの伝統行事をやり遂げたわけだ。なぜ続けることができているのか?!(写真は後でアップ)

2011.7.6 七夕の願い事 第827号

ーお金が貯まりますように、健康でありますように……ー

午後5時過ぎ、私は職場から妻宛にメールを送った。

メール「七夕に使う笹竹を用意しておいてくれ。」

 近くに住む妻の実家には、笹竹が生えているのだ。そこで、いつも妻の実家から笹竹をいただいていた。いつもは私が切りに行くのだが、現在の職場は忙しく、妻にお願いしたわけである。
 7時過ぎに帰宅すると、玄関に笹竹が用意されていた。

私「メールしないでも、笹竹を取ってきていた?」

妻「忘れてたわよ。おばあちゃんも、(日曜日に取りに来なかったし)今年はもうやらないのかなと思っていたみたいよ。」

 土曜日の話では、今年も七夕飾りをやろうと確か話しておいたはずだが、結果として私がメールを出さなかったら、やらなかったわけだ。


【七夕飾り作り&願い事書き】

 夕食後、さっそく家族4人で七夕飾りを作ったり、短冊に願い事を書き始めた。

妻は網飾りと提灯、私も提灯を作った。

クニコは吹き流しやたくさんの短冊と作った。

アキコは天の川や吹き流しを作った。

H23七夕飾り.JPG

 そして、一人一人が短冊に願い事を書いた。
 次のようになった。

■クニコ(小3)

 ○ 元気ですごせますように けがをしませんように

 ○ 美容師になれますように

 ○ 平原あやかのコンサートにいけますように

 ○ オーストラリアのコアラがみれますように!!


■アキコ(中1)

 ○ ロシア、嵐のコンサートに行けますように

 ○ 勉強、スポーツが上手くなりますように


■妻

 ○ お金が貯まりますように

 ○ 健康でありますように


■私

 ○ 家族五人みんなが健康で仲よくあたたかい家族でありますように

 ○ (担任している)こどもたちが調和してすくすくと成長しますように


■あーちゃん(実母)

 ○ 元気で居れますように!!

 ○ アキコ、クニコがマラソン大会で優勝しますように

H23七夕写真短冊.JPG


【願い事を書きながらの会話】

私「クニコは、オーストラリアのコアラが見たいのか。お父さんも、(北半球の)日本が夏の時、(南半球の)オーストラリアは冬なのか確かめてみたいんだ。うーん、お父さんが本を出版して数百万お金をかせげたら、行けるかもしれないね。」

アキコ「お父さん、季節が逆になるかどうか行って確かめてみたいって前も言ってた。」

私「『平原綾香のコンサート』は、申し込んだけど、(購入の権利が)当たるかどうかはまだわからなかったね。当たるといいな。」

妻はささっと「お金が貯まりますように」と書いた後、

「あと、何を書こうかしら……。」

と言っていた。

私「『仲よく健康』が何よりだろ。」

妻「それはもうお父さんが書いてある。」

こう言いながらも、妻は結局「健康でありますように」と書いた。

 こんな感じで、夕食後はテレビをつけることもなく、家族4人で七夕飾り作りや短冊の願い事書きにせっせと励んでいた。

 みんなできあがった頃、私はアキコ、クニコを連れて玄関に行った。そして、みんなで七夕飾りや短冊を笹竹につけた。

 そして、あーちゃん(実母)が書いた短冊を、アキコが取りに行き、それも笹竹につけた。

 かくてちょうど1時間たった頃、今年の七夕飾りと短冊の製作から飾り付けまでが終わった。

笹竹.JPG


【一人リーダーがいればよい】

 5時過ぎに出したメールから始まった今年の七夕飾り&短冊作り。
 私がメールを出さなければ、今年はやらない可能性が高かった。
 だが、一通のメールから笹竹は用意され、今年も七夕飾りと短冊の製作から飾り付けまでが終わった。

 つまり、「今年もやろう!」というリーダーが一人いれば、伝統は続いていくのである。だがしかし、一人もそう言う人がいないと、伝統は途絶えてしまう。

 これまで、アキコが幼稚園のときからずっと欠かさず続けてきた「七夕飾り」の伝統。伝統であるから、毎年毎年続いており、「七夕飾り」のやり方・段取りはすべてわかっている。材料や道具もそろっている。そこが伝統行事の強みである。

 だが、そんな伝統行事も、「今年もやろう!」というリーダーが一人もいなければ、途絶えていくのだ。

 私は、「短冊に願い事を書く」という行為は、願いを明確にしそれを実現するうえで有効な方法だと考えている。家族一人一人の願いを知るよい機会でもある。場合によっては、わが子の願い事の実現のために、親として力を貸すこともできる。また、お互いの願い事を知ることで、家族としての一体感も生まれてくる。

 こんな価値ある伝統行事なのだから、私はずっと継続していくつもりである。
 来年も、

「今年も七夕飾りをやろう!」

と、きっと言っているだろう。そして、その一言をきっかけに七夕飾りの伝統は続いていくだろう。

【関連記事】あったかい家族日記  「家族の広場」 

E4 伝統行事を祝う

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◆キーワード:1 七夕の願い  2 伝統行事  3 親の役割

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コメント 4

qooo

七夕、いい習慣ですね〜。
我が家は今年は、できませんでしたが、
来年は、復活させてみたいと思います。
やはり、毎年の願い事(目標)を、書き出すのって、
いい事だな〜って、思うんですよね。
家族の願いを、私も知りたい気がします。
by qooo (2011-07-09 22:46) 

ファーザー

>qoooさんへ

コメントありがとうございます。

いつもながら、qoooさんからのコメントはうれしいですね!

去年の七夕飾りは、アキコ(当時小6)の友達の短冊でいっぱいでした。自分の家ではしなかったので、わが家の笹竹に飾ったのです。七夕の伝統は小学校低学年までとかいうことはなく、年齢には関係ないように思います。
by ファーザー (2011-07-16 13:40) 

さち

七夕のお願い事を考えるのはいくつになっても楽しいです♪
息子も覚えたての平仮名とイラストで、
一生懸命お願いしていました。
いつまで続けられるかがんばってみます。
by さち (2011-07-31 03:11) 

ファーザー

>さちさんへ
コメントありがとうございます。

願い事は、いくつになってもありますよね。

もし七夕飾りをつくることをしなければ、アキコはその間テレビを見ていたか、勉強をしていたかでしょう。親子の会話やふれあいは、なかったと思います。つまり、こうした行事は親子の会話やふれあいの機会になるんですね。今後も大切にしたいと思います。
by ファーザー (2011-08-01 05:37) 

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