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母のために働く心地よさ 第820号 [K2 親孝行]

◆リード:午前中、母のためにいろいろと働いた。ストーブを片づけること、ベットを出すこと、歯科医を調べること……。母の日に限らず、母のために働くのは気持ちよいものだ。

2011.5.29 母のために働く心地よさ 第820号

 5月29日(日)午前中、5時頃起きて、1週間の仕事の予定を立てたり、修学旅行の引率の際の自習計画(担任している二人の6年生のために引率するが、3名の子どもは学校に残って学習するため)を立てたりしていた。

 当初は、クニコの運動会の予定であったが、雨天のため延期。アキコの野球部の練習試合も雨のため中止で、急遽午前中のみの室内練習。妻の勤務校も運動会の予定であったが、こちらも延期となった。かくて、アキコは野球部の練習へ、クニコは月曜日授業の学校へ、妻も勤務校へということになり、私と実母だけが家に残った。

 仕事を一段落させ、10時頃、母と二人でお茶をした。お茶をしながら、運動会が延期で午前中空いているので、1階のストーブの片づけ、母のベッドを出すことなどをしたいと話した。

■三台のストーブを片づける

 これは、前から気になっていたのだが、母は年をとったら重くてストーブは運べないという。そこで、この休みに私が片づけると約束していたことだ。
 母と協力しながら、まず、ストーブに残った石油をスポイトで出した。
 次に、ゴミが入らないように上部を新聞紙で包んだ後、段ボール箱に梱包した。
 そして、私が車庫の物置に運んだ。
 母は、ストーブがきちんと片づけられてとても喜んだ。
 私は、その様子を見てうれしかった。


■ベッドを出し組み立てる

母「夜中に目が覚めると寝られない分、昼間少し眠くなって横になりたいときがあるんだよ。そんな時、ベッドがあると助かる。私の友人は、みんなベッドにしている。」

 母は、今週にそんなことを言っていたのだが、以前にもそんなことを言っていたことがあり、さっそく2階の納戸からベッドを出し、二人で組み立てることにした。
 2階の納戸の奥にしまっていたから、運び出すだけでも、結構大変。
 ようやく運び出した後、母と二人で組み立てた。これまた、あちこちをボルトとナットで締め、結構大変。1時間余りかかった。

母「私一人ではとってもできなかったわ。ありがとう。」

 母はとても喜んだ。
 私も、その様子を見てうれしかった。


■歯科医を調べる

 ベッドの組み立てが終わった後、また二人でお茶を飲んでいたら、

母「N市の○△歯医者に行きたい。あの歯医者さんは、とっても上手だった。でも、移転してしまっていて、今はどこだかわからない。あの歯医者さんがとてもよかったんだけども……。」

私「N市ということと、歯科医で名字が○△まで分かっていれば、インターネットで簡単に調べられるよ。」

 こう言って、さっそく調べ始めた。ただ、よく聞いてみたら20年以上も前ということだった。
 それでも、わりとすぐに見つかった。

私「N市で名字が○△だとすると、おそらくこの歯医者だよ。HPの履歴にも、<○年移転>と書いてある。」

母「確かに(HPに載っている)顔が似ている。」

 母は喜び、「ありがとう。」と言っていた。
 その様子を見て、私もうれしくなった。


 普段なかなかかかわれない分、休み中に母のためにいろいろ働けるのは、心地よいことだ。
 母のために何かしたいという気持ちがあれば、特別にリサーチしなくても、何気ない母の言葉から母のやって欲しいことがわかる
 そうして、できるだけ早くしかも気持ちよく対応してあげれば、母は安心する。

「いざとなったら、いつでも気持ちよく助けてくれるわが子がいる。」と。

 この「気持ちよく対応」というのが大切だ。イヤイヤでは、声をかけにくいからだ。気持ちよく対応してあげていれば、こちらが気がつかない場合でも、母の方から言ってくれるのである。

 それでも、親はわが子に迷惑をかけたくないと思い、声をかけることを自己規制している場合も多い。「言ってくれればしてあげたのに…」ではなく、こちらから声をかけたり、状況を読むことも必要だ。

 私は、「いつまでもストーブが片づけられていないけど、どうしたのかな?」と思い、声をかけてみた。そしたら、

母「年をとったら重くて片づけられない。」

と言った。去年まで、母は自分で片づけており、そんなことはなかったのに…。

私「ボクがこの休みに運んであげるよ。」

と言った。かくて、言ったとおりに実行したわけである。

 実は、こんなことは、今まで母がしてくれたことの1万分の1にも満たない。そうなのであるが、少しでも親孝行したい。

  去年まで自分一人でストーブを片づけていた母が、「年をとったら重くて片づけられない。」と言っていた。ベッドを出しておくようになった母。少しずつ確実に年をとっている。

 親が生きていて、元気なうちにこそ少しでも親孝行をしたい。母の日だけでは、もったいないし、間に合わない。

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◆キーワード:1 実母  2 親孝行  3 母の日

◆留意点・その他:

・帰宅後、私は必ず母に声をかけ、二言三言話をする。
 お風呂に入る前も、クニコを連れて「おやすみ。」を言い、二言三言話をしている。顔を合わせて、声を掛け合うこと。これも欠かさないように心がけている。


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