季節感のある家を! 第819号ー結婚式での誓いー [E5 ユニークな伝統]
◆リード:今から13年前、親しくしていたTさんの結婚式に出席した。その際、新婦のAさんは、「季節感のある家にしたい。」と話していた。この5月の連休に家族みんなでT家を訪問した。13年前の誓いの通り、T家は季節感でいっぱいであった。
2011.5.4 季節感のある家を! 第819号
ー結婚式での誓いー
5月3日、4日と、家族ぐるみでおつきあいしているT家と恒例のお泊まり会を実施した。
今回は、T家の方がホスト役であった(輪番)ので、わが家がT家を訪問する番であった。
3日は、牡丹桜(ソメイヨシノよりも開花時期が遅い)を見たり、カラオケに行って歌ったり、夜遅くまで話し込んだりした。わが家もT家も、結婚した時期がほぼ同じで、子どもも同じ頃産まれ、しかもお互い子ども二人であるから、話が合うのだ。
4日は、長野までドライブし、蕎麦を食べ、動物園を見学し、その後温泉に入り…と、大いにリフレッシュした。
※ やっぱりアラシが大好きなアキコ
これらの様子だけでも、十分記事になるのだが、T家を訪問して季節感でいっぱいなのに感心してしまった。
■玄関に入るとすぐの正面に飾られていた「五月人形」と「兜と菖蒲の絵」
■玄関脇の下足箱の上の棚に飾られていた「鯉のぼり」
(実はその隣には、兔の置物が飾られていた。)
■階段脇の壁棚に飾られていた「鯉のぼりの置物」
以前2月に訪問したときには、ひな人形が飾られていた。
私「いつも季節にあったモノが飾られているね。」
長女「毎月変わってるよ。」
T家の長女はさりげなくそう言った。
ここで、私は13年前のTさんの結婚式で、新婦のAさんが
Aさん「季節感のある家にしたいです。」
と話(宣言)していたのを思い出した。
結婚式以来ずっと、Aさんは「季節感のある家にする」というビジョンを実現してきていたのだ。
家の周りには、季節の花で溢れていた。サクラ、スミレ、マツムシソウ、スイセン、チューリップ……(残念ながらこちらは写真を撮っていない。)
こんな家にしたいという心からの思い(ビジョン)には、大きな力がある。
実際にそんな家になるように、現実が展開(ビジョンが実現)していくのである。
わが家の場合も、一番大きいモノで「家族憲法」があり、そこでは「助け合いと対話と大切にして、心のつながりのあるあったかい家族」の実現をめざすと宣言している。
そこまで大きくなくても、「日本の伝統行事を大切にする」という思い(ビジョン)もある。だから、わが家は書き初め、豆まき、ひな祭り、七夕…をずっと大切にしたきた。
例えば、七夕では、アキコが小1(幼稚園からかも)の時から、短冊に願いを書いて竹に飾ってきた。アキコが高学年になっても続け、いつの間にかわが家の竹には、アキコの友達の願いを書いた短冊までたくさん飾られるようになった。(他の家では、子どもがごく小さい時しか飾らないらしい。)
大きいことでも、中くらいのことでも、小さなことでも、「こんなわが家にしたい」という思い(ビジョン)をもつことは、意義がある。なんとなく過ごしているよりもずっとよい。
そのように現実が展開(ビジョンが実現)していくから。
自分の思いで家(族)を創っていくのだから、愛着がわいてくるから。
思いの実現のために、あれこれ工夫し手間ひまをかけることで、愛着がわいてくるし、実際に家(族)がよくなっていくから。
そのようなことがなく、行き当たりばったりで、なんとなく過ごしているよりも、ずっとよい。
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