「ゲームとテレビの時間を決めようキャンペーン」始まる! その1 第692号 [B2 しつけ:家族のルール・ゲーム・テレビ他]
◆リード:アキコ・クニコの小学校では、今年も「ゲームとテレビの時間を決めようキャンペーン」が始まった。そのねらいは? めあてを決めるに当たって、まずやるべきことは?
2010.1.23 「ゲームとテレビの時間を決めようキャンペーン」始まる! その1 第692号
ーキャンペーンのねらいー
アキコ・クニコの通う小学校では、今年も「ゲームとテレビの時間を決めようキャンペーン」が始まった。このキャンペーンは、少なくともアキコが小学校1年生のときから行われている。
【そのねらいーキャンペーンカードよりー】
そのねらいであるが、キャンペーンカードには、
<ゲームとテレビの時間を決めると、こんなにもいいことがあります!>
として、次の三つが紹介されている。
★目が、わるくなりにくいです。
★ゲーム・テレビの時間をほかのことに使えて、早く寝ることができます。
★早く寝ると、朝早く起きることができて、朝ごはんもゆっくり食べることができます。
単に<ゲームとテレビの時間をきめよう!>と提案するばかりでなく、そのメリットを強調するあたり、うまい作戦である。
このメリットを裏読みすると、ゲームとテレビの弊害がみてとれる。
★目がわるくなる。
→行きつけの床屋さんは、子ども(小5、小3、小1)がDSゲームにはまってしまい、視力検査が0.3、0.1、0.3となってしまった。その結果、ゲーム機を取り上げた。
★ゲーム・テレビの視聴が、家族のふれあいの時間、学習時間、睡眠時間を奪っている。
→言い換えれば、家族の絆を弱くし、
学力を低下させ(テレビ・ゲームの視聴時間と学力とは相関ありとの結果が出ている。学習時間がテレビ・ゲームの時間にとって代わられているのだから当然だ。)、
子どもの心身の健全な成長(睡眠はそのために必須)を阻害している
わけである。
★夜遅くまでゲーム・テレビにはまってしまい、朝早く起きられない。朝食をゆっくりと食べられないという弊害。
→さらに言えば、睡眠時間を十分にとらず、朝食をきちんと食べないでいれば、
・学校で授業に集中できないことになったり、
・切れやすくなり他の子とのトラブルが発生しやすくなったりする。
要するに、このような弊害から子どもたちを守るというわけである。
【めあてを決めるに当たってまずすべきこと】
カードには、
・テレビを見る時間とゲームをする時間をあわせて、1日( )分までにします。
・テレビをする時間を、1日( )分までにします。
・ゲームをする時間を、1日( )分までにします。
・ゲームをするのは、( )曜日だけにします。ほかの日は、しません。
と書かれている。
テレビを見る時間とゲームをする時間をあわせて、1日4時間もしている子が、いきなり1日1時間は無理であろう。家庭の実態に応じてということである。
かくて、まずわが子の実態を把握する必要があるのである。
さて、どうするか?!
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◆キーワード:1 ゲーム機やり過ぎの弊害 2 テレビの視聴時間のルール 3 テレビの見過ぎの弊害
◆留意点・その他:
※ 参考までに、保健便り、キャンペーンカードの一部を後でアップする。
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