親子の交流・子ども同士の交流を深めるには媒介するグッズが必要! 第691号 [A1 日々のふれあい]
◆リード:新年の遊びの一つとして教えた「坊主めくり」は、特別支援学級の子にも、通常学級の子にも大受けした。「坊主めくり」を通して、自然と子ども同士の交流が進んだ。実は、子ども同士ばかりでなく親子においても、交流を深めるには媒介するグッズが必要である。
2010.1.15 親子の交流・子ども同士の交流を深めるには媒介するグッズが必要! 第691号
ー親子で楽しめる遊びを5つは用意しようー
【通常学級の子どもたちにも大受けした「坊主めくり」】
そこで、1月19日(火)6時間目のクラブの時間、お楽しみクラブの6名(内特別支援学級児童2名)にも、「坊主めくり」を教えた。
これまた、一発で覚えた。
通常学級の子どもたちの4名曰く「おもしろい!」
かくて子どもたちのリクエストで、クラブのその時間はずっと「坊主めくり」となった。
(予定していた次の遊び「かくれんぼ」よりも、「坊主めくり」を続けたいという。)
【ひまわり学級に来て、「坊主めくり」を楽しむ子どもたち】
私は、20分休みや昼休みは、原則としてひまわり教室を開放している。
教室が広いので、かなりの子が遊びに来る。
私が特別支援学級の子やクラブの子に教えて以来、ひまわり教室で特別支援学級の子と通常学級の子が一緒に(私や指導員さんも混じることが多い)「坊主めくり」を楽しむ姿がしばしば見られた。
坊主めくりは、二人ではおもしろくない。4人~6人ぐらいの方がおもしろいので、
「大勢で、一緒にやろう!」
ということになる。
しかも、ルールは簡単。能力差はでない。(予知・透視能力がある方が勝つだろうが、これは無理だろう。)特別支援学級の子も、通常学級の子も全く対等でできる。
一緒に遊ぶには、うってつけの遊びである。
【友達関係を築くには媒介するモノが必要である】
特別支援学級の子が、通常学級の子と一緒にふれあい・遊ぶ中で、社会性を身につけてほしい。そんな願いをもって、休み時間、原則としてひまわり教室を開放している。
しかし、ふれあい・遊びが成立するには、単に開放しているだけでは、困難である。
指導員さんや担任の仲立ちが要る。(このゲームは仲立ちがなくても可能ではある。)
さらに、仲立ちをするグッズ(教材)が要るのである。
この場合で言えば、百人一首であり、「坊主めくり」という遊びである。
このようなものが豊富に準備されていることが、実は肝なのである。
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実は、家庭においても同様である。
親子の交流を図ろうと思ったら、仲立ちをするグッズが要るのである。
例えば、
・ビーチボール(室内サッカー、室内バレー)であり、
・トランプ(七並べ、スピード、ババ抜き)であり、
・スポンジボール&プラスチックバッド(室内野球)であり、
・ウノであり、
・ジェンガであり、
・かるた(県ふるさとカルタ、世界遺産カルタ、俳句カルタ、ことわざカルタetc.)……
である。
手軽に短時間ででき、しかも親子とも楽しく遊べ、満足するもの。そんなグッズをとりあえず5つほど、準備されてはいかが。
きっと親子の楽しい交流の時間が生まれ、子どもの社会性が育つばかりでなく、親子の絆が深まりますよ。
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