わが子が日記を365日書き上げた日!ー我が家の子ほめ条例2ー [D3 子ほめ条例]
◆リード:ちょうど1年前の母の日に買ってあげた日記。アキコは365日、クニコは110日分書いていた。これは「我が家の子ほめ条例」でほめるに値することだ!大いにほめ、賞状と副賞として「好きな本を1冊」プレゼントすることにした。
2008.5.10 日記を365日書き上げた日!
ー我が家の伝統「我が家の子ほめ条例」ー
【日記を1年365日書き続けたアキコ、110日書き続けたクニコ】
5月9日(金)帰宅後のことである。
クニコ「今日は何の日か知ってる? 日記を買ってもらってからちょうど1年たった日だよ。」
私「そうか。(そう言えば、1年前の母の日に買ってあげたんだよな。)」※cf.「母の日の最高のプレゼント」http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2007-05-13
クニコ「クニコは、110日分日記を書いたんだよ。」
私「そりゃーすごいな! 本当にすごい!」
クニコ(にこにこして聞いている。)
少しして、アキコが算盤塾から帰宅した。
アキコ「お父さん、今日は何の日か知ってる? クニコは黙っててね。」
私「うーん、何の日だい?(もうクニコに言われたことを忘れていた。年か?!)」
アキコ「日記を書き始めて1年たったんだよ。アキコは365日書き通したんだよ。」
(それまで疲れて横になっていたのだが)がばっと跳ね起き、
私「そりゃーすごい! 本当にすごい! こりゃー<我が家の子ほめ条例>http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2007-05-16により、賞状だな。副賞として好きな本を1冊買ってあげるよ。」
アキコ「やった! 『伝説の迷路』の続きを買ってもらおう。」
私「でも、その後はまだ新しい迷路の本は出ていないよ。」
アキコ「じゃあ、その分(権利)をとっておいて後で使おう。」
クニコ「ねえ、クニコは?」
私「クニコも100日を越えてがんばったんだよね。クニコにも賞状と好きな本を買ってあげるよ。」
クニコ「バンザイ!」
【副賞として好きな本をプレゼント】
5月24日(土)、イチゴ狩りの後、畑から歩いて1,2分の書店に行った。
私「日記をがんばったから、約束通りご褒美の本を買ってあげるよ。」
アキコ・クニコ「やった! どれにしようかな。」
本選びを続けるアキコ・クニコ。
私「この『うさぎのユック』(絵門ゆう子作)なんかどうだ。いい本だぞ!」(クニコに薦める私。)
クニコ「やだ~。こっちがいい。」(『まちがいさがし』高橋書店)
私「う~ん。」
「あんな間違い探し絵本より、『うさぎのユック』の方が絶対いい。」と思ったが、本人が欲しいと選んだ本、本人の喜ぶ本が何よりのご褒美となると思い直し、クニコの選んだそのままの本を買ってあげることにした。
私「わかった。それがいいんだね。」(『うさぎのユック』は6月のクニコの誕生日プレゼントにしよう。)
クニコ「わ~い。」
私「『窓際のトットちゃん』なんてどうだ。<恐くて、臭くて、おいししものは何?>っていうなぞなぞが載っていた本だよ。おもしろいよ。 怪盗ルパンシリーズはどうだ。」
アキコ「アキコは、これがいい。」(『おっことチョコの魔界ツアー』講談社青い鳥文庫)
私「よし、じゃあーそれね。」
アキコ「やった!」
レジで会計を済まし、本を渡す。
アキコ「ありがとう!」
クニコ「ありがとう!」
何かお祝い事には、プレゼントとして本を買ってあげる。これは、我が家の伝統であり、本好きにするための作戦http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2008-03-01でもある。
【我が家の子ほめ条例に基づき賞状を渡す】
そして、昨日の定例家族会議の中で、我が家の子ほめ条例に基づき、自作の賞状を渡した。
次の文面を読み、一人ずつ手渡したのである。
■アキコ「日記365日達成」
「あなたは、日記を書くことにおいて、1年で365日分継続して書くことができました。素晴らしい継続力です。毎日継続する力は、とても大きな力だと、お父さんは考えています。アキコのその努力と継続する力をたたえ、ここに賞状を授与します。本当にがんばったね。お父さんも、うれしいよ。 平成20年5月25日定例家族会議にて」
■クニコ「日記110日達成」
「あなたは、日記を書くことにおいて、1年で110日分継続して書くことができました。素晴らしい継続力です。毎日継続する力は、とても大きな力だと、お父さんは考えています。アキコのその努力と継続する力をたたえ、ここに賞状を授与します。本当にがんばったね。お父さんも、うれしいよ。 平成20年5月25日定例家族会議にて」
アキコもクニコも、にこっとして受け取っていた。
昨年の今頃作った「我が家の子ほめ条例」とは、<我が家では、1年間に1回は「成就感のもてる達成経験・成功経験を持たせ、それを形が残る賞状という形で渡す」ことを決め>、始めたものである。
次の内容である。
我が家の子ほめ条例1.「1年間に1回は、我が子を心から賞賛し、記念として賞状を与える。」
子ほめ条例2.「副賞として、子どもに親が贈りたいモノまたは子どもが欲しいモノを贈る。」
子ほめ条例3.「親である私(や妻)は、心から賞賛できる事実を共につくり出すように努力する。または、我が子の心から賞賛できる事実を見つけるように努力する。」(我が家の「子ほめ条例」http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2007-05-16より)
これまで<暗唱文集達人編7段達成の表彰>、<アキコの夏休みの自由研究の表彰>に続き、これで3枚目の賞状である。
アキコは、いろいろな賞状をきちんと賞状入れに大切にとっている。あと1枚で100枚になると言って、喜んでいた。
達成しての感想を、その時アキコとクニコにすぐに聞いたところ、
アキコ「うれしい。とってもうれしい。」
クニコ「うれしい。自分でもすごいと思う。」
こう言っていた。
こうして、達成感・充足感のある経験を重ね、それを親に認められながら育ったならば、我が子は自信をもって人生を切り拓いていくに違いない。
この伝統もずっと継続していくつもりである。
◆キーワード:1 日記を継続して書く 2 我が家の子ほめ条例 3 本好きにする
◆留意点・その他
・その日の日記
アキコ「習字がなかった。だから、友だちと遊んだ!明日の誕生日会の話もした。あ~楽しみ!」
クニコ「きょう、あさがおにたねまきを、した。そしてさいごにたねのうえにつちをかぶせて、みずやりをしたよ。たのしかった。」
あれからもう1年たつんですね。継続されていたお嬢さん方、本当に偉いです。お父さんからの副賞に立派に値しますね。
by ちばおハム (2008-05-27 15:35)
ファーザーさんは自ら決めたことは遵守する方だと思っていましたが、お子さんたちも立派ですね。やはり、親が率先垂範しているからなんでしょうね。
by Shun (2008-05-27 22:40)
すごいすごい!
娘さんたち頑張りましたね。
「我が家の子ほめ条例」素敵ですね。
夫に話してうちでも取り入れようかしら。
by 紅天狗茸 (2008-05-30 21:13)
>ちばおハムさんへ
コメントありがとうございます。
そうなんです。あれから、もう1年たったんですね。親である私も驚いています。「継続は力なり」という価値観を、私は持っているので、うれしくなりました。
by ファーザー (2008-05-31 06:37)
>Shunさんへ
コメントありがとうございます。
私自身、決めた約束や計画はできる限り守り、実行したいと思っていますが、どうしても難しい場合もあります。
継続する力は、すごい価値をもっていると考えているので、今回は大いにほめ、子ほめ条例に基づき、賞状と副賞を渡しました。
今、ふと思うに、子ほめ条例のように、行政や学校にまかせきりにせず、家庭でほめればいいですね。
by ファーザー (2008-05-31 06:43)
>紅天狗茸さんへ
コメント&nice!ありがとうございます。
「我が家の子ほめ条例」は、オススメです。これは、親子の絆を強め、親子の関係をよくします。我が子に自信を与えます。おそらくは、一生の思い出、財産になると思います。
by ファーザー (2008-05-31 06:46)
えらい!!
アキコチャン、クニコチャンおめでとう。
これがどんなに価値あるものか、
よく分かります。
続けるって大変ですもん。
賞状も立派ですね。
真似したいです!
by miyu (2008-06-05 23:11)
>miyuさんへ
コメントありがとうございます。
我が子ながら本当によくやれたと思います。
by ファーザー (2008-06-07 10:44)