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わが子と太い絆を築くー彼岸の墓参りで「おんぶして!」を繰り返すクニコー [I-3 親の構え・役割]

◆リード:私ファーザーは、「次女クニコ(5歳)と太い絆を築く」そう決意している。そう決意した理由と、太い絆を築くために考えている具体的な行動を整理してみた。

2008.3.20 わが子と太い絆を築く

ー彼岸の墓参りで「おんぶして!」を繰り返すクニコー


【墓参りで「おんぶして」を繰り返すクニコ】

 昨日は、彼岸で墓参りをした。

 墓のすぐ近くの駐車場に車を止めたのだが、歩き出そうとした瞬間、

クニコ「(お父さん)おんぶして!」

ときた。

 駐車場から墓のあるところまで、わずか50メートル足らずだが、おんぶした

 墓参りが終わり、また車までクニコは、
「お父さん、おんぶして!」
ときた。

 帰路の途中、妻がキッチンで使いたいという家具を見て回った。
 家具屋を4店舗見たのだが、わずか10メートル足らずの場合を含めて、クニコは移動の度に
「おんぶして。」
を繰り返した。
 私は一度だけ
「あんな目の前なのにかい?」
と言ってみたが、すべておんぶしてあげた。

 なぜかというと、少なくともこれから2年間、アキコ(9歳)が幼かったときのように、徹底してクニコ(5歳)とかかわろうと決心しているからである。

【太い絆を感じる長女アキコ】

 長女アキコ(9歳)とは、太い絆・信頼関係を感じる。
 我が家は川の字で寝ているのだが、アキコが隣で寝ていると本当にやすらぐ。
 少々きつく叱ることがあっても、アキコは少しすれば私の膝の上に頭を乗せてきたり、一緒に遊んだり、クニコと3人でお風呂に入ったりしてけろっとしている。
 わからないこともよく質問に来るし、食べながら時折寄りかかったりしている。

【アキコに比べ距離感を感じるクニコとその理由】

 次女クニコ(5歳)は、アキコに比べるとどうしても少し距離感を感じてしまう。この少しの距離感が大きい。もちろん同じようにかわいいし、「同じような気持ちで接しよう!」と思うのだが、深いところで感じてしまうのだ。

 それはなぜだろうか。
 アキコとは、小さいときから深くかかわれた。アキコが2歳、3歳の時は、現職の教員のままで大学院に行っていたから、非常にゆとりがあった。本の読み聞かせや日々の遊びにしても、十分にかかわることができた。あちこちに旅行に行ったし、夫婦交代でおんぶをしたり、肩車をしたり、もちろん一緒にお風呂に入って、十分過ぎるぐらいスキンシップをした。
 
 ところが、クニコの場合、どうしてもかかわる時間が少なくなった。
 クニコが産まれたときは、転勤で非常に忙しい職場であった。週1回の家族の時間の中ぐらいでしか、じっくりとかかわれなかった。
 まだ小さかったアキコは、なかなか私を離そうとしなかった。
 おまけにクニコが「お母さんがいい。」とずっと言っていたものだから、例えば、絵本の読み聞かせは、アキコがお父さん、クニコがお母さんだった。

 川の字で寝る時も、お母さん、クニコ、アキコ、お父さんの順で、クニコはいつもお母さんと一緒だった。
 クニコが3歳頃までずっとそうだったように思う。

【クニコに訪れた変化「子育て黄金時代」の到来】

 こんなクニコに変化が訪れたのは、クニコが年中になった頃だったように思う。(これを書きながら、今気がついたのだが、その頃ちょうど妻が勤め出した。)

 以前は、一緒にお風呂に入っても膝の上になかなか乗ろうとしなかったのが、乗ってくるようになった。
 お母さんとばかり寝ていたのが、お父さんの隣でも好んで寝るようになった。
 絵本も「お父さん、読んで。」というようになった。
 そして、毎日帰宅すると、「お父さん、一緒に遊ぼう!」とアキコ以上に誘ってくる。
 「お父さん、おんぶして!」と、最近は1日何回も要求している。いつもお風呂に入るために階下に行くときに、おんぶしてあげている。

 以前にも書いたように、クニコと私との子育て黄金時代の到来である。

【クニコとのかかわりを太い絆を築くという決心】

 私は、この黄金時代を大切にして、アキコと同じようにクニコとも太い絆・信頼関係を感じられるように努力しようと思う。
 そして、クニコとの間に少し感じる距離感をなくすのだ。アキコと同じように深いところからくる、ー言葉では言い表しづらいが皮膚感覚レベルとでも言おうかー絆・信頼を感じられるような関係をつくるのだ。
 少なくとも、これから2年間以上、できるなら3年間以上はかけて。

【クニコとの絆をつくるためにやること】

 そのような絆を築くためにどうするか?!

 アキコが幼かったときと同じように、

①毎日絵本を読んであげ、
②できる限り一緒に遊んであげ、
③クニコが聞いて欲しいという話をきちんと聞いてあげ、
④一緒にお風呂に入り、
⑤一緒に寝る。

 とにかく接触時間を多くし、かかわるのだ。
 クニコとの一対一の時間をつくり、一対一でのかかわりも大切にしていくのだ。

 おんぶもたくさん飽きるほどしてあげるつもりだ。(3/21には玄関までのわずか3mほどを5回ほどクニコの要求に応じておんぶした。)

 3歳までの母親べったりとは見違えるほど変容したクニコだが、クニコの中に私とかかわりたい強い欲求があるということは、今それが必要なことなのだと、私は判断している。

 2月の終わり頃から、毎日クニコに絵本の読み聞かせをしている私だが、アキコと同じ本を読んであげると、アキコに読んであげたときの懐かしい感覚や思い出が蘇ってくる。

 アキコと同じようにしてやり、そしてアキコと同じような太い絆を築こうと、私は決心している。言い換えれば、クニコとの黄金時代を思い切り楽しもうと、私は決心している。
 
 それは今の時期を逃しては、決してあの少しの(ようでいて大きな)距離感を埋めることはできないと、私は直感的に分かっているから。

 【関連記事】 「家族の広場」

次女クニコ(5歳)とのふれあい子育て黄金時代

次女と一対一の時間を持つ

◆キーワード:1 おんぶ  2 子供との絆・信頼関係  3 次女との関係

◆留意点・その他
・3/15(土)クニコと一対一で遊んだ。この件は後で追加アップ。

・3/22(土)東京にて古代ハワイの問題解決法「セルフアイデンティティ・ホ・オポノポノ」のセミナー(船井メディア主催)に参加してきた。講師はイハレアカラ・ヒュー・レン博士だったのだが、素晴らしいセミナーであった。いずれ本ブログで紹介できればと思う。

・東京に行くまでの新幹線にいる間、『お母さんの「敏感期」』を読んだ。相良敦子氏の本は、独身時代の約15年前に『幼児期には2度チャンスがある』を読んで以来である。大変良い本である。相良敦子氏の本は、幼児期のお子さんを持つ親ならば、必読の本だと思う。モンテッソーリ教育に基づいており、右脳教育の七田眞氏とは、別の意味で大変重要な示唆を与えてくれる。  モンテッソーリ教育で言うところの「敏感期」と同じように、今の時期を逃しては、クニコとの黄金時代は2度と来ないと感じている。「お父さん、一緒に遊ぼ。」と言ってくれるクニコとの黄金時代を気づかず通り過ぎずに本当によかったと思っている。世の中のお父さんの多くは、気づかずにまたは気づいてもそれに応えることなく、通り過ぎていくのかなとふと思う。 


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ぺんたごん

ウチは今のところ(笑)娘一人なのですが、
今後のことも含めて今回の記事を興味深く読ませていただきました。

上の子、下の子とでは立場や関わり方が違って
仕方のないことですが、そこを上手くうめていくことが
大事だと思いました。

クニコちゃん、お父さんとスキンシップ(これが大事!)できて
嬉しいでしょうね♪
by ぺんたごん (2008-03-23 11:12) 

Delica☆

親子の絆は一日にしてならず・・・ですね。
by Delica☆ (2008-03-25 11:14) 

ファーザー

>ぺんたごんさんへ
コメントありがとうございました。ついさっき、クニコに(アキコも一緒)「くれよんのくろくん」を読み聞かせてきたところです。

本当にクニコの変容は大きく、私が帰宅するのを待ちかまえて、話してきたり、一緒に遊んだりと感じですね。うれしいです。

二度と無い今の時期を大切にしようと思っています。
by ファーザー (2008-03-28 21:51) 

ファーザー

>Delica☆ さんへ
本当にそう思います。

今日は、アキコとクニコとで五色俳句カルタをしたり、卒園式で出たケーキ一つを4人で分けて食べたり、その後家族4年で室内サッカーをしたりして遊びました。入浴もアキコ、クニコと一緒でしたね。こうした積み重ねで親子の太い絆ができていくのだと思います。
by ファーザー (2008-03-28 21:55) 

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