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ボーナスの日! [K1 夫婦関係]

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【オススメ記事】あったかい家族日記「我が家の7つの伝統」

2006.7.1 

ボーナスの日!

 6月30日は、サラリーマンにとって、ボーナスの日である。
 我が家の家計は、ボーナスでもっている。妻によれば、これは間違いないところである。

 私としては、半年の労働に対するねぎらいを込めて、いつもよりもリッチな夕食を期待していた。できればねぎらいの言葉も。

 ところが、現実は普段と全くかわらない。取り立てて好物もない。

 期待に反した現実を前に、思わず一言。

私「今日は、ボーナスの日だろ。こういう日にさしみとか出せばいいんだよ!」
妻「お昼にお寿司をごちそうになったから……。」
私「何だって! だったら、なおさらじゃないか。(お父さんだけ食べていないのだから。)」

 う~ん、ねぎらいも、もてなしの心も感じられない!(怒っている。)

実母「タカちゃんのお父さんは、サラリーマンじゃなかったから。わからないんだて。」
私(新妻じゃあるまいし、何年一緒に暮らしてるんだ! と思ったが、言わないでおいた。)

 私と一緒になって妻を責めることをせず、妻を弁護する実母は、賢明だ。

 この後は、普段どおり、子供達のグッド&ニューを聞いていたのだが、私は現実には「そうだったの~。」と聞いている風でいながら、半ば上の空であった。

 実母の言うのは、妻1年目の場合の話である。

 結婚して早9年になろうとしている。振り返れば、ちゃんとリッチな夕食の場合もあった。要するに定着していないということは、我が家の伝統になっていないということだ。

 入浴後、もう一度、しつこいと思ったがこう言った。

私「ボーナスの日は、今度からもっとリッチにしてくれよ。」
妻「うん。」(と言葉ではいいつつ、ぷんとしている。)
私「今日のは、がっかりしたんだよ。」
妻(ぷんとしている。)

 予想どおりというか、一時的にお互い気まずい思いをした。それでも、私は自分の気持ちをオープンにした方がいいと思っている。

 もし黙っていたら、現状を肯定したことないし否定しないことになってしまう。これはどういう事になるかと言えば、そのままの現状が続くことになるのである。

 外部からの力が働かない限り、慣性の法則が働くわけである。
 妻がよその家庭での実態(「我が家はボーナスの日はごちそうを作って、ねぎらうことにしているのよ。」という他家の話など)を見聞したり、実母などが話したりーこれらが外部の力になるがーしない限り、そのままの現状が続くというわけだ。

 一時的な気まずい思いをさけるか(がまんをするか)、自分の気持ちを打ち明けて改善を図るかは、私の選択一つである。
 自分の気持ちを打ち明けるまでは、私の責任であるが、打ち明けた後、それをどう扱うかは妻の責任となる。
 きっとよくなると思っている。

 今後は、当日を迎える前に、「ボーナスの日は、少しリッチな夕食がいいな!」と予め予防のメッセージを送っておこうと思う。そして、毎月の給料日もそのようにしていこう。

 我が家では、私の出勤時家族みんなで見送り、帰宅時家族みんなで出迎えるという伝統がある。これも、築き上げてきたものだ。

 給料日やボーナス日の伝統も、同様にして築いていこう。

 そして、主婦である妻も、家事労働をしているのだから、月1回、妻の家事労働に対して、感謝の気持ちを込めて外食するという伝統も合わせて創っていくといいなと、このブログを書きながら気づいた。

 父も母も、家族のために働いていること、それに対してねぎらいの言葉を掛け合うという文化を家族の中で創っていくこと。これは私の「あったかい家族を創り出す人」というアイデンティティに合致するものだ。

 このような家族の伝統と文化を、私は創り出していこう!

【追記】

翌日である7/1の夕食には、さしみなどがあり、リッチであった。私が「おっ、今日はさしみだな。」と言ったら、アキコが「お母さんよかったね。 お父さんに怒られたから、買ってきたんだよ。」と一言。妻は苦笑していた。我が家では、ボーナス後というよりも割引セールで買う傾向にある。今度からは、「ボーナスが出たら○○を買ってあげるね。」とか「ボーナスで○○へ出かけようね。」など、もっと家族と喜びを分かち合うようにしよう。そうすれば、ボーナスや労働の意味がより分かり、家族みんなが労をねぎらったり、祝ったりしやすくなるだろう。今後、ひと工夫するつもりである。そして、妻の家事労働に対してのねぎらいも忘れないようにしよう。

【関連記事】あったかい家族日記 「出勤時と帰宅時の我が家の伝統

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eritaro

ご訪問ありがとうございました。
お給料日やボーナスを、夕食のごちそうで家族みんなで喜ぶのは楽しいでしょうね。
そのためには数日前から少しメニューを簡素にしてメリハリをつけて……なんて、そこまでの演出は必要ないかもしれませんが、確かに言葉だけで「お父さんがお仕事してくださるからご飯がたべられくのよ」と言うより、夕飯のメニューのほうが具体的で、子どもには分かりやすいですね。
その上お父さんの労働意欲がアップしてくれるなら一石二鳥というものですね。
ボーナスの日はごちそう。
思っていたより大事なことかも知れません。
by eritaro (2006-07-02 07:43) 

家族の伝統、いいですねえ。
我が家(育った我が家です)もありましたよ。
給料日に父親がよくケーキを買ってきてくれました。
あのころはケーキは高級品。本当にうれしい日でしたね。
父親ってすごいなあ、って思ったんでしょうね。

今の我が家には伝統はあるでしょうか。
うーん、まだ作り上げてる途中かも。
子どもの成長とともに一つずつ増えていくんだろうな。

ちなみに給料日、ボーナス日は特に何もないんです。
その日は一番厳しい日なので。(手渡しなので、帰ってくるまでないんです)
だから、後日週末によい食事(ちょっと高いといういみで)が出ますよ。
時には外食もあります。
by (2006-07-02 11:48) 

miyu

なるほど~。ボーナスの日に御馳走。思いつかなかった。自分が復活したとはいえ、まだ前のように食べられないので、普通のお食事。お恥ずかしい~。
言葉のほうは掛けましたが。みんながいるときに「こうやって暮らせるのも、好きなことができるのも、本当にパパのおかげよ。」って。
教訓にします。
by miyu (2006-07-04 04:58) 

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