「父と子塾」を続けてきてよかった!
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6月10日(土)の昨日は、第36回「父と子塾」をした。
いつもは、土曜日の10時頃から12時頃までなのだが、アキコが午前中友達と遊ぶ約束をしていたので、やむなく午後に変則的な実施となった。
①昼食後にいつもの絵本を読んであげる代わりに家族で録画しておいたNHKスペシャル「好きなものだけ食べたい」(50分)を見た。
②その後、家族4人で図書館へ行き、新しく20冊本を借りた。
③そして、3時から4時まで学習を中心とした父と子塾をした。
【NHKスペシャル「好きなものだけ食べたい」の鑑賞】
6月4日(日)9時から9時50分に放映されたものだが、DVDのハードデスクに録画しておいた。それを、家族4人で見た。
これは現代の食卓の問題点を鋭く突いており、4人とも興味深く見た。
食育という大変重要なテーマを扱っているので、いずれ記事を改めて書くことにする。
見ていない方は、再放送される際、見ておくことをすすめる。
【学習を中心として父と子塾】
いつものように、1.あいさつ 2.塾訓唱和 3.1週間のgood&new と進んだ後、学習に入った。
クニコと一緒に「雨ニモマケズ」を何回か読んだ。すると、
クニコ「お父さん、カタカナでよく読めないから、ふりがなをふって。」
私「よし、わかった。」(カナカナにふりがなをふった。)
私「『西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ』とあるけれど、稲というのは田んぼにはえているお米ができる草なんだよ。お米を作っているあるお母さんが疲れているなら、その代わりにお米ができたその稲を背負って運んであげる」という意味なんだよ。」
よく間違えるところは、このように少し意味を話して、一緒に音読したり、クニコ一人で音読させたりした。
そして、前半のみをテスト、クニコは合格した。
アキコは、「枕草子」を何回か読んで、前半のみをテストし、アキコも合格した。
その後、クニコは、ひらがなの練習「こ」を始めた。1年生が使っているドリル帳を使って。
私「『こ』は、イーチで少しはね、……のところを空中で進みながら、ニでとめるんだよ。」
このように、教えながら一緒にひらがなの「こ」の練習をした。
アキコは、右脳プリントをした。(算数と国語のプリントは、友達が遊びに来る前に終わらせていた。)私が○付けをすると、一カ所間違えていたので、「ここは、こうなるから、違っているよ。」と教えた。
アキコ「あっ、そうか。」
この後、英語パルキッズのDVDを見て、あいさつをして終わった。
父と子塾が終わって、みんなでいただいたケーキを食べ、妻とアキコ・クニコは、すぐに妻の実家にお泊まりに行った。
さて、第1回「父と子塾(父と子の勉強会)を開いたのが、昨年9月10日(土)である。
今回が36回目である。1週間に1回であるから、36×7=252で、それを一月30日で割ると、252÷30=8カ月…12日となる。ほとんど休んでいないことがわかる。
スキーへ行ったときや、家族ぐるみのつきあいをしている友人宅へお泊まりに行ったときぐらいしか休んでいない。
よく続けたと思う。自分で自分を、そして子供達をほめたあげたい気持ちだ。
ずっと前に書いた、ブログ記事「親と子の勉強会の構想ーねらい・プログラム編ー 」 「親と子の勉強会の実際編」を読み返してみた。
【父と子の勉強会】
「子供に幸せになって欲しい」という願いから、この勉強会を始める。この勉強会を続けることで、親と子の深い信頼関係、絆が創られていくことを確信する。
◆ねらい……我が子(心と体そして知など)と我が子を取り巻く状況をよく知り、必要・適切なサポートをすることで、成長を促す。
(「親と子の勉強会の構想ーねらい・プログラム編ー 」より)
このような意図、ねらいのもとで始めた父と子塾。それの意図やねらいは、達成されたであろうか。
確信をもって、「親と子の深い信頼関係、絆が創られる」「成長を促すことができる」と言える。
毎週毎週、お父さんと一緒に学習したこと。
一生使う「ひらがな」「漢字」、「たし算・引き算」……、一生忘れない暗唱した名文・名詩「論語」「矛盾」「漢詩」の数々……。これらを、親であるお父さんから教えてもらったということ。たとえ私が今日死んだとて、子供たちに残るに違いない。
今の世の中、アウトソーイング(外注)がいっぱいである。人任せ、プロ任せである。
昨年、読売新聞で家族の特集をしたことがあったが、食事の世話などの育児でさえも外人任せという実態すらあった。(それぞれの家庭には事情があるのだから、それが一概に悪いとか言えるものではない。)
育児のブログをいくつか訪問してみると、都会では幼稚園の受験があり、それに向けた取組も大変なようである。
確かに幼稚園選び、小学校選びは大切だ。私も慎重に選びたい。(当市では、小学校の選択は原則としてできないが)
しかし、「いい幼稚園、いい小学校へ入れれば(アウトソーイングすれば)、それでこと足れり。ひらがなも、計算も、躾も全部しっかりとした幼稚園、小学校なりがしてくれる。親は安心。任せてしまえば後は何もしなくてもよい。」というのは、違うと思う。育児の責任は、あくまで親である。
それに任せて何もしないでは、楽かもしれないが、つまらない。親子間に深い愛情もわかないだろう。
私は、父と子塾を続けてきて、我が子の成長に直接かかわることができて、とても楽しかった。
手をかけ愛情をかけた分だけ、子供との絆、信頼関係が深まった。
これからも、我が子の成長に直接かかわる喜びを、父と子塾で味わっていきたいと思う。
【関連記事】あったかい家族日記「親と子の勉強会の構想ーねらい・プログラム編ー 」 「親と子の勉強会の実際編」
よかったらnice! ブログを書く意欲はあなたのnice!に支えられています。ーonly nice! commentは、気のすすむままにー
ほとんど休みなしで迎えた36回の「父と子塾」、お子様の頑張りもあるでしょうけれど、前記事のように「親の決意」も不可欠ですよね。父と子で作り、続けてきた36回に nice! です。
周りの父親に比べれば私も子育てに関わっている方だと思いますが、ファーザーさんのご尽力には頭が下がる思いです。ブログを拝見しながら、自分でできる範囲のことを参考にしてています (今週のgood&newsなどはわが家でも定番です)。
わが家では小学校受験を検討中ですが、「育児の責任は、あくまで親である」との言葉はその通りだと思いますし、忘れてはならないと思いました。
by Shun (2006-06-11 20:51)
>Shunさんへ
コメント&nice!ありがとうございます。
子供が進級・進学していく度に、教師は変わっていきます。しかし、親は死ぬまで一緒です。この事実をもってしても、育児の最終的な責任は親だと思うのです。
ユダヤ人のラビであるトケイヤー氏は、「家庭こそ、子供にとって最良の学校である。それも子供に対してもっとも大きな力をもっっている学校なのだ。子供にとっては、朝起きてから寝るまでの生活の全時間が学習である。子供は家庭でもっとも長い時間を過ごすのだから、子供の人づくりは、ひとえに家庭にかかっている。教育は家庭と学校の共同作業であるといわれるが、家庭こそ本校であって、学校は家庭の分校でしかない」と言い切っています。
また、「子供の教育に当たって、何といっても父親が中心となれなければならない」とも言っています。
学校任せ、妻任せではいけない!と、私は考えています。
by 泉河潤一 (2006-06-18 18:40)