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母の日のプレゼント 190号 [E2 誕生日・記念日を祝う]

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2006.5.14 母の日のプレゼント 190号

 明日は母の日。
 何か母(妻タカちゃん)に感謝の気持ちを伝え、喜ばせる企画を考えなくちゃ!

 「う~ん、前日の夜となっては、打つ手は限られてくるな~。」と私。
 「やっぱり手紙作戦しかないな。」と判断して、アキコにこう言った。

私「アキコ、明日は母の日だけど、お母さんを喜ばすことを何か考えているか?」
アキコ「折り紙で何か折ってあげようと思っているよ。」
私「折り紙だけじゃ~な。感謝の手紙なんかもあるといいな~。 明日朝、一緒に書こうね。」

 こう伝えた。

 そして、翌日。母の日だ。あーちゃん(実母)と寝ていたアキコが起きたようなので、あーちゃんの部屋(アキコのところ)へ行った。

私「おい、アキコ。母の日のプレゼントを作るぞ!」
アキコ「もうできてるよ!」
私「え~、どれどれ。」

 確かに既に出来ていたのであった。


 これ以外に、折り紙で作った花と蝶がある。

 ほどなくして、クニコも起きてきた。

私「クニコ、今日は母の日なんだ。お姉ちゃんはもうお母さんに手紙を書いたんだけど、クニコも書くかね?」
クニコ「クニコも書く。」
私「じゃあ、2階のお父さんの部屋へ来てごらん。」

私「お母さんのすきなところ、お母さんのよいところという題がいいな。」
クニコ「お母さんのすきなところがいい。」
私「じゃあ、そう書いてごらん。」
クニコ(「おかあさんのすきなところ」と書く。)

私「う~ん、よく書けたね。 おかあさんのどんなところが好きかな?」
クニコ「ほっぺがかわいいところ。」
私「そう~。じゃ、『ほっぺがかわいい』と書いてごらん。」
クニコ(「ほっぺがかわいい」と書く。)
 ※「わ」という字がうまく書けないので、別な紙にお手本を書いてあげる。以下同様。

私「よく書けたね。 他におかあさんのどんなところが好きかな?」
クニコ「本を読んでくれるところ。」
私「本を読んでくれるところね。じゃ、『ほんをよんでくれる』と書いてごらん。」
クニコ(「ほんをよんでくれる」と書く。)

私「よく書けたね。 他におかあさんのどんなところが好きかな?」
クニコ「おりょうりをつくってくれるところ。」
私「なるほどね。じゃ~『おりょうりをつくってくれる』と書いてごらん。」
クニコ(「おりょうりをつくってくれる」と書く。)

私「よく書けたね。 他におかあさんのどんなところが好きかな?」
クニコ「クニコのとなりでいつもねてくれるところ。」
私「となりでいつもねてくれるところね。じゃ、『となりでいつもねてくれる』と書いてごらん。」
クニコ(「となりでいつもねてくれる」と書く。)

私「よく書けたね。 他におかあさんのどんなところが好きかな?」
クニコ「おんぶとかだっことかしてくれるところ。」
私「おんぶとかだっことかしてくれるところね。じゃ、『おんぶとかだっことかしてくれる』と書いてごらん。」
クニコ(「おんぶとかだっことかしてくれる」と書く。)

私「よく書けたね。 他にもまだあるかな?(間)もういいかな? それじゃあ、『クニコからおかあさんへ』と書こう。」
クニコ(「クニコからおかあさんへ」と書く。)

私「最後に、今日の日付を書こうね。『2006.5.14』って。」
クニコ(「2006.5.14」と書く。)「よし、できた!」

私「できたね。これでいいかな。」
クニコ「あと、絵をかく。」
私「じゃ、クレヨンを持ってこようね。」
クニコ(お母さんの顔や花などを描く。)「できた!」
私「完成だね。いいのが出来たね!」

 この間、朝8時頃からおよそ20分余りである。
 完成した手紙は、次の通りである。

 

クニコ「お母さんに渡してくる。」

 下のキッチンへ移動するクニコ。

クニコ「お母さん、これ!」
妻「ありがとう!」と言って受け取る。内容を見て、思わずニコッとする。

 この笑顔には、少々オーバーに言えば「千金の価値」があった。


 思い起こせば、自分が小学校時代、母の日に近くなると、「お母さんありがとう」と書いてある札付きのカーネーションの注文が、学校であった。注文し、それを母に「おかあさんありがとう!」と言って、渡した記憶がある。

 考えてみれば、それは当時働いていた父や母のお金であったし、なぜもっとよい知恵は浮かばなかったのだろうかと、今にして思う。

 親になって思うには、「お母さん(お父さん)のすきなところ」あるいは「お母さん(お父さん)のよいところ」という題で、手紙をもらうことで十分嬉しい。

 実際、妻の笑顔は本物だったし、これを読めば、こらからも絵本を読んだり、遊んであげたり、おいしい料理をつくったり……しようという意欲がわこうというものだ。

 母の日は、お金をかけなくとも、日頃の母への感謝の気持ちを伝え、喜ばせるそんな機会として生かしたい。

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monami-k

 クニコちゃん、長いお手紙をがんばって良く書きましたね!
アキコちゃんのお手紙も、可愛くてとっても素敵です。
ファーザーさまが書いているとおり、
>>お金をかけなくとも、日頃の母への感謝の気持ちを伝え
てくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
それと、子供たちをそおーっと後押ししてくれる、お父様の心遣いも。

 私も、娘が今までくれた手紙は全部大切にとってあります。
娘がお嫁に行ったら、読み返して泣くつもり!(笑・涙)
by monami-k (2006-05-15 23:24) 

泉河潤一

>monamiさんへ
コメントありがとうございます。

やっぱり嬉しいですよね、日頃への感謝の気持ちを伝えられることは。

父親の心遣いですが、実は母の日をきちんと祝うことが、父の日を祝ってもらえる鍵だと思っている面もあるんです。

最後の一文、すごい親の愛情を感じました。
by 泉河潤一 (2006-05-20 11:16) 

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