SSブログ

子供たちにユーモアを! 148号 [C1 読書]

◆最新記事もいい! カテゴリーで関心のあるテーマから記事を選んで読んでもいい!

←サイドバーミニブログ『今月子供に受けた本』をスタートしました。

【オススメ記事】あったかい家族日記「なぜ勉強するのか」

2006.1.22子供たちにユーモアを! 148号

       ー今月子供に受けた本『落語絵本シリーズ』改訂版ー

『落語絵本シリーズ』川端誠作・クレヨンハウス発行(各刊1200円+税)

 1年ほど前、このシリーズの『じゅげむ』を買い、読んであげました。じゅげむ……で始まるやたら長い名前のあの落語です。これは、子供にはまずまずの受けでした。

 昨年11月長女がこの落語絵本シリーズの『ばけものつかい』を学校の図書室から借りてきました。これが私を含め妻にも大受けしました。

 そこで、昨年末市立図書館で、この落語絵本シリーズをすべて借りてきました。大受けです。

 どれも面白いのですが、ファミリーの一押しをそれぞれ紹介します。

妻曰く:『ばけものつかい』これが一番楽しかったわ。

長女アキコ7歳曰く:『はつてんじん』が一番面白かったよ。

次女クニコ3歳曰く:『まんじゅうこわい』に決まってるじゃん。

私ファーザー曰く:他のもいいが、なんと言っても『いちがんこく』

実母曰く:他のは忘れたけど『おにのおめん』よかったれ。

 これ以外にも、『たのきゅう』、『めぐろのさんま』があります。

 笑わせるための知恵といいますか、センスといいますか、文章構成といいますか、勉強になります。

 それに、なんと言っても楽しめます。今月の一押しとしてオススメします。
(以上、サイドバーミニブログ「今月子供に受けた本」1月号より)

【改訂版】
 さて、このシリーズ、12月31日年越しの夜に、子供たちに『いちがんこく』を読んであげました。子供たちそして親たちも、大笑いし、笑顔で寝入ることになりました。

 年始めの1月1日の夜、子供たちに『はつてんじん』を読んであげました。子供たちそして親たちも、大笑いし、笑顔で寝入ることになりました。

 おかげで、一年のしめくくりと始まりを笑顔で心地よく終えることができました。

 笑いには癒す力があります
 数年前、ある病院の院長さんが「患者さんのために落語をやったところ、患者さんの免疫力が上がった」と報告していたテープを聴いたことがあります。実際に病気を好転させるパワーがあるようなのですね。

 このストレス社会ですから、病人でなくとも普段の生活の中で、落ち込んだり、カリカリしていたりすることがあります。
 そんな時も、笑い(ユーモア)は大きな力を発揮するようです。

 ずっと前に読んだ本の中に、こんなことが紹介されていました。

●ある大学で教職員たちが、一人3分程度で自己紹介をしていた時のこと。ある外人講師が英語で10分ほどもまくしたてるように自己紹介をした。誰も意味が分からず、困った。そこで、司会の教授が「だれか訳せる方はいませんか。」と聞いた。そしたら、ある年配の教授がすっと立ち上がり、「『よろしく』と言っています。」と言ってすわった。その場は一気になごみ、その後30分も自己紹介をする人が出たが、みんな耐えることができた。

●「借金が返せない!」と夜も眠れず悩んでいる夫に対して妻が言った一言。
妻「あなた馬鹿ね。借金が返せなくて、眠れないのは貸した相手の方でしょう。(貸して金が返ってこないわけだから)」
と言った。それを聞いた夫は、「それもそうだな。」と思って、すーと眠った。

●火事で店を焼かれてしまった店主が改装後、「大変な目にあいました。どうぞ助けてください、ここで買い物をして。」と看板を出した。


 笑い(ユーモア)は、癒す力ばかりでなく困難を乗り越える元気をも与えてくれるようです。

 確か『失敗を成功に変える』という本だったと思いますが、夫が沈んでいる妻のために新聞に載っていたユーモア溢れる小話を切り抜いておき、それを見せたという実話が載っていたことを思い出します。妻はその小話を読んで、元気づけられたのでした。

 その小話の内容は忘れてしまったのですが、自分自身がユーモア溢れる小話を作り出せなくても、思いやり(サービス精神)さえあれば、相手を元気づけることはできるんだ!と思ったことを思い出します。

 「笑う門には福来たる」とも、昔から言います。

 知的でユーモア溢れる小話がたくさん載っている本をたくさん子供たちに読んであげたいと思います。きっと生きる力になると思います。

【関連記事】あったかい家族日記 「ちょっとおもしろかった話」

よかったらnice! ブログを書く意欲はあなたのnice!に支えられています。only nice!  commentは、気のすすむままに 

2006.1.24-312n.-153-205/40066   2006.1.28.316n.-153-138/40698


nice!(7)  コメント(16)  トラックバック(1) 
共通テーマ:育児

nice! 7

コメント 16

武田のおじさん

落語絵本ってあるのですね~。おもしろそう。
ところで、うちの娘、5才の時に、「じゅげむ・・・」の名前、覚えちゃいました。
若いっていいね~。頭が柔らかくって。
それから、発想の転換っていうやつですか。なんでもユーモラスに変えて、ストレス溜めないのがいいですね。
by 武田のおじさん (2006-01-23 09:27) 

cocoacafe

コメントありがとうございます。
落語で免疫上がるならば・・・今回健康についてかなり考えました。
なんとか免疫力上げたいもんだわ><;
by cocoacafe (2006-01-23 15:24) 

ともれいっち

確かに!!
旦那さんのくだらないだじゃれでも笑うと家庭が
すごい和みます。
そっか~、落語絵本図書館でさがしにいってきますね!!
by ともれいっち (2006-01-23 17:45) 

まむまむ

コメントありがとうございました。
ファーザーさんのように楽しく育児してきたいなぁ~って思いました。
この時期免疫力上げたいので家族みんなでいっぱい笑お~っと^^。
by まむまむ (2006-01-24 22:05) 

Pooh-mama

「じゅげむ」懐かしい・・・。私も小さい時に覚えました。
未だに名前言えますよ。子供の時に覚えたものって忘れないものですよね。
それだけ頭の中に刻み込まれてるんですかねぇ。
笑いが免疫力を上げるなんて、良い事聞きました。
家もいっぱい笑うことしようと思います。
by Pooh-mama (2006-01-24 22:49) 

泉河潤一

>武田のおじさんへ
そんなんですよ。落語絵本は、とっても笑えます。
繰り返し「読んで! 読んで!」とせがまれているので、繰り返し繰り返し読んであげました。そしたら、言い回しなどをまねて、姉妹で言い合ったりしているのですね。さらには、部分的(といってもかなり長く)にそらんじてしまって、本を見ないで内容を話したりもしてくれます。「覚えなさい。」と言われなくとも、覚えてしまうとは、良い本である証拠ですね。

 発想の転換について言えば、第一のポジション(私)、第二のポジション(あなた)、第三のポジション(ニュートラルに第一、第二のポジションを見れる)とあります。このポジションチェンジが柔軟にできると、人間関係を築く力がアップするようですね。(NLPによれば)
by 泉河潤一 (2006-01-25 18:18) 

泉河潤一

>cocoacafeさんへ
免疫力アップするそうですよ。それに何より笑うこと自体がハッピイじゃないですか。
by 泉河潤一 (2006-01-25 18:21) 

泉河潤一

>ともれいっちさんへ
きっと旦那さんのあたたかい意図といいますか、サービス精神といいますか、そこに触れるからなんだと思います。きっと優しい方なのですよ。

 あと、イモずる式読書といいまして、これはという作者あるいはシリーズは、全部読むようにしています。同じつる(作者)なので、一つのイモ(本)がおいしければ、まずどれもおいしいイモ(本)というのが予想されますから。
by 泉河潤一 (2006-01-25 18:28) 

泉河潤一

>まむまむさんへ
家族みんなで笑う。いいですよ。育児楽しみましょう。我が子とかかわるのは、本当に楽しいし、やりがいのある、価値のあることをしているのですから。親であることは、すばらしいことだと思っています。
by 泉河潤一 (2006-01-25 21:34) 

泉河潤一

> Pooh-mamaさんへ
私は中学校時代文化祭で「じゅげむ」の落語をやった先輩を思い出します。おもしろかったし、うまいな~と思いました。この落語、練習次第でおそらくだれでも、できるのですよね。ブログ記事にも書きましたが、自分がユーモア溢れる小話を作り出せなくても、いいんですよね。自分がおもしろいと思った本やネタを紹介することで、自然に子供のユーモアのセンスは磨かれると思うのです。
 ユーモア溢れるとまでいかなくても、ユーモアのセンスを解する、家族の楽しい雰囲気は大切にしたいですね。
by 泉河潤一 (2006-01-25 21:42) 

miyu

ユーモアって大事ですよね。
でも、イマイチセンスがなくて。くーッとひねり出してるつもりなんだけど、
子どもの顔は曇りっぱなし・・・。かなし~。
落語は一度実際に聞いて見たいです。
by miyu (2006-01-27 05:31) 

かとえつ

こんにちは。
nice!とコメントをありがとうございました。
笑いって、本当に大切ですね。
「笑顔」をモットーに就活をしていたのを思い出しました(かなり昔ですが。)
最近は、育児に必死で、何かと旦那に怖い顔で、きつい言葉をかけていたりしましたが、やっぱり笑顔でやさしくしようと反省しました。
笑顔、がんばります!
by かとえつ (2006-01-27 14:14) 

泉河潤一

> かとえつさんへ
笑いは、確かにゆとりの現れでもありますね。笑えるうちは、めげない・負けない強さが残っていると思います。
少々のことは、笑いではじきとばすくらいのユーモアがほしいと、私も思っています。
by 泉河潤一 (2006-01-28 09:34) 

泉河潤一

>miyuさんへ
miyuさんとは、いつものmiyuさんでしょうか?(Guestとして入っているので)
自分で作り出せなくとも、ネタを仕入れて紹介することが早道かもしれません。
ロスチャイルドは、ロンドンにいたとき、ヨーロッパから早馬と快速の帆船を使って使者に最も新しいジョークを運ばせては、社交界で披露して人気者になっていたそうです。そして、一流の商人としての地位を築いていったようですよ。
 合衆国大統領にしても、50人くらいもコミュニケーションについての専門家が付いていて、今日のメッセージをどうするか考えてもらっているそうです。
 私の友人など、情報教育をテーマにした市長の演説を書かされたといっていました。(それ以来、偉い人の演説などすばらしくても、本人をあまり尊敬しないようになりました。)
 つまり、「これは笑える」というネタさえあれば、そのネタを見いだせるユーモアを愛好する精神・感性さえあれば、いいのではないかと思います。自分が面白いと思ったネタを紹介しているうちに、自然と自分で作る力も身に付いてくるとも思います。
 落語のビデオ、図書館にもあると思いますよ。CDでもでているようですね。
by 泉河潤一 (2006-01-28 13:10) 

miyu

いつものmiyuです。先日なぜか、ゲスト扱いでした。
すごいなあ。お金払ってでも価値のあることなのねと関心しきり。
50人?!びっくり。演説は、用心します。^^;
じゃ、リンカーンの有名なやつも怪しい・・・?
彼は、例えが上手かったという話ですがどうなんでしょう。
また遊びにきますね。
by miyu (2006-01-29 09:32) 

泉河潤一

>miyuさんへ
いつものmiyuさんでしたか。
50人という数字は、現代アメリカ合衆国大統領であるブッシュ氏の場合で、コミュニケーションデザイン代表の玉木剛さんがあるセミナーで紹介されたことなんです。昔のリンカーンの時代は、違うと思います。
落語の絵本ですが、昨日図書館へ行った後、本屋で「5分で落語のよみきかせ」(小佐田定雄、PHP研究所1,200円)を見つけ、買ってきました。昨日さっそく一話よんであげましたが、この本もいいですね。
by 泉河潤一 (2006-01-29 14:13) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 1