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第48号 最も効率の良い投資は何か?! [M 家計・投資・買い物 他]

2005.7.15(金)最も効率の良い投資は何か?! 第48号

家計を考える場合にも真剣に勉強しなくてはいけない時代
ー最も効率の良い投資は何か?!ー

 前号「株主優待を家計に生かす」で次のように書いた。

 株主優待がなくても、配当だけで1%台はごろごろしている。しかも、日経平均株価から考えると、まだまだ安い水準だ。
 本音を言えば、私は雀の涙にもならない超低金利の状態で、どうして預金だけでいられるのかわからない。

 結局、国のこの面の教育不足が大きいのだろう。小泉首相からして「株価に一喜一憂しない」などとメイ言を発していた位なので。

 優待はたくさんの企業が実施するようになってきている。詳しくは、ヤフーファイナンスの株主優待情報http://biz.yahoo.co.jp/stockholder/にアクセスするとよい。
 いくらか家計のプラスになると思う。(56号へ続く)

 株式投資を勧めるようなことを書いておきながら、矛盾するようだが、次のことだけは書いておかなくてはならない。

 私の苦い経験から得た教訓から一言。株にのめり込むようなら避けること。あくまで本業に徹することだ。これは、先の長谷川慶太郎氏が本で書いていたことでもある。
 
 「ユダヤ人大富豪の教え」を書いた本田健氏は、月刊フナイ・メディア2005年2月号で連載している「幸せな経済自由人への道」の第六話「幸せな経済自由人への投資法」の中で次のように書いている。

 「幸せな経済自由人が行う5つの投資」と題して、1番目に自己投資、2番目に人脈投資、3番目に寄付投資、4番目にビジネス投資、そして5番目に初めて「経済投資」(株や不動産などの売買)をあげている。

 つまり、5番目の位置づけなのだ。
 
 しかも、「私は普通の人には、経済投資はあまりお勧めしませんが、それは経済投資に使える余裕資金が不足している場合が多いからです。例えば、リスクをとって100万円を投資して、30%のリターンを得たとしても、利益は30万円です。それでも利益が出ればましですが、損をする場合も多いことを考えると、とても割に合いません。経済投資で成功するためには、最低限、ある程度まとまった余裕資金を手にしてからと考えたほうがよいでしょう。」と書いている。

 そして、「投資の中で最も確実に高いリターンが得られるものは、自己投資です。」として、最もお勧めしている。

 私自身、自己投資に一番投資してきたし、現在もそうである。

 プロとしてその道で生きていく人以外は、余裕資金で優待なども楽しみながら、適度にバランスを取りながら株式投資をしていくのが良いと思う。
 そうでなければ、信頼できる投資信託を見つけて、餅は餅屋に任せてしまうことだ。

 私自身ようやくそうしたレベルで安定することができた。

 だだ、これだけ低金利なのだから、株式への目配りもこれからの家計を考える場合、欠かせないとも思う。
 
 要するに、「真面目に働いてできるだけ無駄遣いせずに貯金する」というスタイルだけでは乗り切っていけないこと。そして、家計を考える場合にも真剣に勉強しなくてはいけない時代にとうに突入していることだけは確かである。

家族専科http://www016.upp.so-net.ne.jp/kazoku/

 ※ おかげさまで、総アクセスが8千を超えた。ありがとうございます。(8/25)
 実は、夏休みのめあての一つが(~8/31)
「記事100! 総アクセス1万! NICE100!」
である。
 「記事100! 総アクセス1万!」は、射程に入った。しかし、「NICE100!」には黄色(赤?)信号がともっている。

 私は、どの記事も心を込めて、本当のことを書いている。そして、読んだ人が温かい気持ちになったり、ちょっぴりでも「参考になったな」と思ってもらえたりすることを願って書いている。

 幸いコメントには、「参考になりました。」とか「何かあったかい気持ちになりました。」とか書いてあったりして、うれしい。

 そんな時、NICEを押してくれたらありがたい。コメントなしでNICEだけというのも、今まで3名あったけど、それでもありがたい。



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初めまして、素晴らしい記事をありがとうございます。
僕も本田健氏の「ユダヤ人大富豪の教え」に感銘を受け、このままではいけないと感じ、株式投資を始めました。
彼の本は「スイス人銀行家の教え」も読みましたが、なにか暖かい気分にさせてくれるので不思議ですね。文章は巧くないと思うのですが、感情に訴えかける何かがあるのでしょうか。

株にのめり込まないほうがいいならばバリュー投資はそういう意味でも良いのかも知れませんね。なんせ、一旦株を買ったら後は値上がりを待つだけなので。株価の値動きに一喜一憂しなくても良いので良いと思います。
by (2005-07-16 01:02) 

sunny-place

全く仰るとおり。
ギャンブルは誰が教えるでもなく、勝手に覚えてきますし、正直”半か丁か”の世界ですから、出たとこ勝負のまさに”命と引き換え”みたいなところもあります。
一方の株式に関しては、正しい知識を身につければ、利益が出るようになっている。ただ、株もギャンブル!と思っている人は、100万投資して、1週間後に200万にならんのか?というでしょう。そうではない。銀行の金利が、”0”金利のご時世に、年間で1%も元本に対して利息がつけばそれそれで万々歳ではないか?それが、値上がり次第では10%や20%も夢ではない。私の愛読書(?)である、株式投資必勝ゼミという本には、20年後になんと!1億以上の資産を作る段取りが書いてある。その本には年間30%の利益を上げればよいと書いてある。30%の利益・・・実はそう難しいことではないのですね。実際の話ですが、ライブドアの株をもし300円の時に買っていれば、現在の終値が438円だから、138円値上がりしている。もし100万持っていればこのとき3333株買えた(額面99万9900円)。138円×3333株=45万9954円で、手数料や税金を差し引いた純利益は約40万円。100万の元本に対して、ライブドア株を5月の下旬に購入しただけで、2ヶ月で既に40%の利益を達成!これだけでもすごいじゃないですか!(実際には私はかなり高値買いして433円で購入。444円で売りを出さなければ利益が確定しません)。でもこの記事を読まれる方の中には”結果論”と仰る方もいらっしゃるかもしれませんが、ライブドア株は330円をつけていた頃には十分買えた。その根拠は、やはり株式に対する正しい知識を身につけておれば買うことが出来た、と言う話です。私にはそのとき半信半疑の知識しかなかったため、大儲けを逃してしまった。現在433円で買ったこの株が、500円まで上り詰めることを祈っています。仮に500円で売ったとしても1万1010円の純利益が確定する。8万6600円投資で1万1010円の利益だから、率にすると12.7%(本当にその値段で売れればの話だが・・・)。金額だけ見ると小額投資はあんまりメリットがないように見えるが、”株を勉強するために”と思って投資すれば小遣い稼ぎにはいいのでは?
by sunny-place (2005-07-16 10:51) 

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