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第46号 3才の妹、急成長中?! [A1 日々のふれあい]

2005.7.12(火)3才の妹、急成長中?! 第46号

 7月10日(日)。日曜日は、通常家族の日。家族とのふれあいを第一に考える日だ。
 しかし、この忙しい時期、昨日の段階で「明日はお父さん忙しいから。仕事しているよ。」と一言。予防線を張っていた。

 しかし、何とかふれあいの時間を少しは取りたい。週1回の家族の日は、我が家の伝統である。逆にふれあいの時間をもった方が癒されて(エネルギーが充電されて)かえって仕事にもプラスになると思い直した。

 そこで、朝5時頃から仕事に集中した。そして、朝食後も集中してお昼まで仕事をして、午後に3時間ほど子供たちとのふれあいの時間をもつことにした。

 そして、朝8時半頃、家族5人で朝食を取りながら、子供たちに聞いた。
「今日、3時間ぐらい一緒に遊べるけど、何したい。」

 「今日は、特別に忙しいから遊んでもらえない。」と思っていた子供たちは、大喜び。

アキコ「かくれんぼと、おにごっこと、野球と、サッカーと、体操と……」
堰を切ったように、次から次へと出てきた。

私「お家は狭くて危ないから、おにごっこよりだるまさんがころんだの方がいいんじゃない。」
アキコ(長女6才)・クニコ(次女3才)「うん、それでいい。」

ということで、話がまとまったので、チラシの裏にやる遊びをメモした。

 アキコは、メモを書いたチラシを受け取りながら、
「いつ?」
と聞いてきた。

私「午前中は仕事をしたいから、お昼を食べてからね。」
と答えた。

 昼食後の1時半。遊びの始まり。
 まずは、「だるまさんがころんだ」。
 じゃんけんで、アキコが負け、鬼。
「だるまさんがころんだ。」「だるまさんがころんだ。」
「クニコ動いた。」と、まずクニコが捕まった。

「だるまさんがころんだ。」「だるまさんがころんだ。」
わたしはすばやくタッチして逃げた。 

「すすめ、とまれイチニサン。」
さっと逃げる私。

「何歩?」「一歩。」「ダメ。何歩?」「じゃ、二歩。」「ダメ。」「じゃ、3歩。」「ダメ、10歩。」「しょうがない、いいよ。」

 いつもの問答があって、10歩目で捕まる。

 さて、今度はクニコの鬼だ。かえるのように、ぴょんぴょん跳んできて(このしぐさ本当にかわいい)、私を捕まえることはできた。(だって手を抜いているもん。)

 ところが、「お姉ちゃんは遠くへ行って難しい。」と思いきや、突然「やめる。」と宣言した。

私「だめだよ。まだ途中だよ。」
遠くにいたアキコは、駆け寄ってきて
「早くやってよ!」
買い物に出かけようとしていた妻が、急遽
「鬼になって途中で止めるのはダメなんだよ。」と諭し始めた。

 結局、私がはるか遠くに逃げていたアキコを、捕まえ易いように近くに連れてきた。そして、「あそこ、あそこ。捕まえられるよ。」と励まし、妻の説得も奏効して、クニコはようやくやる気を取り戻した。無事アキコを捕まえ、鬼の役割を果たすことができた。

 さて、お次はかくれんぼ。家中が隠れ家だ。これならクニコもお手の物。

 じゃんけんに負けた私が最初の鬼。
 「イチ、ニイ、サン……ジュウ。」
 「(捕まえに)行っていいかな?」と聞くと(これに「いいよ。」と答えると隠れたおよその場所がばれてしまう。)、誰も答えない。確か3カ月ぐらい前までは
「いいよ。」と、クニコは答えていたのだが……。

 しかたなく、というかクニコの成長を喜びながら探索を始めると、
まず、カーテンの裏に隠れているクニコに気付いた。

 わざと気付かないふりをして、「一体どこへ隠れたのかな?」と私。すぐに見つかるとつまらないので、何巡目かで見つけたことにした。
 「クニコ、見つけた。」
 「キャッ、ばれちゃった。」と、喜ぶクニコ。

 こんな調子で鬼を交代しながらかくれんぼを続けた。アキコも、クニコも私と一緒に隠れたがる。笑い声など出すから、すぐ見つかっていやなのだが、しょうがない。

 何度目だったか、クニコと風呂場に隠れたときのこと。

 アキコは近くに来るのだが、なかなか気付かない。
「シー。」としっかりクニコを口止め。ようやくクニコも要領がわかって静かにしていた。
とその時、
「ぷっ~。」とクニコがおならをした。さすがに、これは黙っているのは無理。クニコが笑って「クニコとお父さん見つけ。」となってしまった。

 さて、クニコの鬼。
 アキコと私は、2階の和室へ。しいてある布団の中にもぐりこんだ。2階へクニコが来るのだが気付かない。
「お父さん。 お姉ちゃん。」と言うが、もちろん黙っている。
「お父さん。 お姉ちゃん。」
「シーン……。」
 
 「わ~ん。お父さん、お姉ちゃんいない!」と泣き出すクニコ。

 私は、さっとふとんから飛び出し。
「大丈夫、お父さん、ここ。布団の中にかくれていたんだよ。」と言いながら、クニコを抱き上げた。

 こんな調子で、体操、積み木。輪投げ……夜は、(室内)野球、絵本と続いた。

 やっぱり姉妹がいるのはいい。親が仲立ちをして遊ぶ中で、姉も妹も成長できる。
 よく泣くクニコだが、そんな中で少しずつ確実に成長していることを感じた。(ちょっと前まで朝お母さんが隣にいないと大泣きしていた。)

 夜、アキコ・クニコと3人で近くを散歩した。歩いて2、3分のたった頃。
 「そろそろ蛍が出ているかもしれないね。」と私。
 「あっあそこ。蛍!」とアキコ。
 「ほんとだ~蛍だ。 クニコ、あの光ってるの、蛍だよ。」と私。
 というわけで、今年初めての蛍発見でした。

 歩いて2、3分のところに蛍がいるなんて、我が家は自然に恵まれているんだろうね、きっと。
家族専科
http://www016.upp.so-net.ne.jp/kazoku/


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