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6.24妻の料理の出来映えに敏感でありたい 第32号 [K1 夫婦関係]

2005.6.24(金)妻の料理の出来映えに敏感でありたい 第32号

・我が家の伝統の一つに、夕食時はテレビを消して、グッド&ニュー(今日1日のよかったことや変わったこと・新しいこと)を話すというのがある。話す順番も司会もその日によりけりで、長女が司会をすることも多い。大体2巡はしている。つまり、2回は1日のよいことなどが発表されるわけだ。

 さて、父である私の今日のグッドは、なかなか思いつかず、「夕食がおいしくてよかったです。」とさりげなくというか思わず言った。実は、今日の夕食でこれまで食べたことのないメニューが出たのである。それは、肉と青じそをいっしょに巻いて天ぷらにして揚げた物だった。正直うまかった。食べながらも、「あっ、これうまい。うまい。」と言っていた。その時、妻がとても嬉しそうにしていたことを思い出した。

 さらに、これを書いていて思い出したことだが、昨日も新作メニューが食卓に登場し、実母といっしょにさかんに「こんな料理は初めてだ。おいしい。」と言っていたのを思い出した。その時、妻は照れながらも、嬉しそうに、「ずっと前に一度つくったことがあるよ。」と言っていた。それで、今日の新作メニューである。妻としては、「おいしい。」と言われたことが余程嬉しかったようだ。そんなに喜んでもらえるなら、もう一度新作メニューに挑戦ということだったのだろう。

 正直、実母の方が料理がうまいと思っていたし、もっと料理を研究して欲しいと思っていた。それは結婚したてばかりでなく、結婚して数年間そうだった。この4月から5年ぶりに母と同居しているが、その前○市にいた(現在は△市にいる)3年間はヨシケイの食材セットを使っていた。ヨシケイの食材セットは、料理法のマニュアル付きで毎日家庭に食材を届けてくれるというものだった。それで、マニュアルを参照して料理をする習慣が身に付いたこともあるようだ。

 やはり、やる気を引き出すのは、ほめることだ。実母もよく口にしていた。「一人で自分の分だけをつくるのは張り合いがない。」とか、私が独身時代さっと夕食を食べて2回へあがろうとすると、「せっかくつくったのだから、もっとゆっくり味わって食べて。」と。
 妻にとって作品である料理。その出来映えに敏感でありたい。そして、「うまい。」「おいしい。」「(子供に向かって)これうまいぞ。」など肯定的なフィードバックを忘れずにいたい。

家族専科http://www016.upp.so-net.ne.jp/kazoku/


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