6.25姉妹の仲をよくするための家族会議開催 第３３号

2005.6.25（土）

姉妹の仲をよくするための家族会議開催　第３３号

・現在夜１０時２０分。たった今、妻と父である私と実母の家族会議が終わったところだ。会議の時間は、ちょうど３０分だった。

　３人とも最近の長女アキコの様子が少しおかしいと感じていた。今朝は、私が出勤する前、次女クニコが一番にハグしようとしていたところを押しのけて、先に私とハグしてクニコを泣かした。夕方仏壇に新しく炊いたごはんをあげてチーンと鐘をならすのも、クニコがしようとしていたのを押しのけて、先にした泣かした。絵本を読んでやる場合も、クニコが「これ読んで。」というので、読もうとするとアキコが飛んできて先に読んでとくる。仕事の箸置きもあまりやろうとしない。おまけに「クニコ、○を泥棒したな。」と表現したので、思わず「泥棒なんていう言葉を使うんじゃない！」と叱った。アキコが小さい時（今も）、おとうさんの物を、いつの間にかアキコが持っていたことがあったが、そういうことである。

・アキコは、長女として妹に優しくしたいという思いがある一方で、妹にライバル意識を持っており（クニコが産まれる前は、両親の愛を一身に受けていた）、その間で揺れているという分析となった。まず長女であるアキコをかわいがり、声を掛けてあげることで、アキコは満たされ、妹にも優しくなれるということになった。いろいろな活動の順番も長女が先で次女であるクニコが後ということに決めた。長女であるアキコ自身が満たされないうちは、妹に譲るというのは難しいと判断した。また、クニコも対等の気になって我を通しているが、それでは将来職場で先輩を差し置いて生意気な子というように思われかねない。ここで、しっかり序列というか長子優先という原則を決めることにした。（これまでは、お姉ちゃんだから、譲りなさいと言ってみたり、お姉ちゃんが先と言ってみたり、一貫していなかった。）これ以外にも、「アキコ、早く片付けて。早くエレクトーンの練習して。何で○しないの。」などと、叱る場合が多くなり、そうするとクニコに当たるということも、母親である妻は、反省していた。「早く」は付けないで、一緒に片付けるなど、一緒に○をした方がよいと、私は話した。また、「クニコは賢い。」と父である私がよくいうが、まずアキコをほめてからクニコをほめた方がよいし、アキコのおかげでクニコは賢いというようにした方がよいと、実母は言った。その通りと言うことで、まずアキコをほめ、かわいがるということで対応の方針が一致した。

　考えてみれば、クニコの誕生日にはクニコはたくさんのプレゼントをもらい、アキコはもらえなかった。８月８日の自分の誕生日には同じようにしてもらえることは、頭では分かってはいても、不満が募っていたのだろう。家族三人とも、まずアキコの思いを十分満たすことにしたので、今後アキコは以前に増して優しくなり、クニコにもお姉さんとして優しく接してくれることを信じ、期待している。

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