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6/6ゲームに勝って娘に尊敬されたい私 第14号 [I-3 親の構え・役割]

2005.6.6(月)ゲームに勝って娘に尊敬されたい私 第14号

・帰宅後、二女にせがまれてすぐに絵本を読んでやり(いつもは夕食後以降)、長女にせがまれてビーチボールバレーと野球をした。

 夕食後、長女にせがまれて立体四目並べをした。これは、平面縦・横・斜め四目に加えて、立体縦四段・階段状に横・斜め四目のOKという四目並べである。はじめの頃は、自分のことしか見ていない長女は、すぐに負けていた。(今でも3,4回に1回はそう)いまは、相手の動きを読みながら止めたりすぐことが多いので、すぐには負けなくなった。しかし、15分ほどで私相手に約10連敗。「あーちゃん(私の母のこと)とかお母さんとやって、修行してからお父さんとしたら。」と、私に言われ、お母さんと立体四目並べを始めた。私の言葉がかちんときたのか、長女が弱すぎるのか、我妻も長女相手にあっという間に5連勝ほどした。私が「勝つばかりが教育じゃないぞ。負けてやるのも教育だぞ。」と先ほど自分が10連勝しながら一面で思っていたことを言ってみた。(半分は本心である。)妻は「じゃお父さん負けてやったら。」と妻は言い、また妻が勝ったところで(結構接戦だったが)、長女は「今度は、あーちゃんとやる。」といって向こうの部屋にいるあーちゃんを呼びに行っていた。あーちゃんには、「そんな細かいもの、あーちゃんよく見えない。」と言われ、断られていた。

 以上が顛末なのだが、ふり返ってみると、これで果たしてよかったのか?と思う。娘とゲームしているのは、コミュニケーション(ふれあい)のためであり、楽しむためである。
自分の勝ちたいという心理を分析してみると、「娘に『お父さんはすごい。強い。』と尊敬されたい。」という思いがあったことに気付く。ゲームを通して「相手の動きをよく見ていないと勝てないという学びを促したい」という思いや「娘の知的な能力を高めたい」という思いがあることにも気付く。ただ娘とふれあいたいという思いばかりではないのだ。

 ここまで、書いてきて気付いた。それは、四目並べのゲームで言えば、相手の手を読まずに自分の思いだけで打っているのと同じだと。それでは娘との信頼関係(絆)を深めるというゲームには勝てない。

 娘も、強くなって勝ちたいはずだ。今後は、教えながら差して、強くなるように鍛えていく。ハンデ戦をやって(先に3目ほど置かせる)、お互い精一杯やりながら勝たせる。そうすれば、徐々に強くなっていき(先に書いた学びや知的な能力も高まり)、お父さんへの尊敬も損なわれず、しかも教えるという行為を通して絆も深まる。

 相手の立場になって読むということ。これは、ゲームばかりでなく、お互いの関係を深めるということでも基本だった。今度娘と勝負することを思うとわくわくする。

家族専科http://www016.upp.so-net.ne.jp/kazoku/


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