お金では手に入れることのできない経験 第１３号

2005.6.5お金では手に入れることのできない経験　第１３号

・朝１０時過ぎから１２時過ぎまで、自宅より少し離れた所に土地を少しばかり所有しているのだが、畝をつくりサツマイモを植えた。前回は畝をつくり、ニンジンの種を蒔いたのだが、意外に簡単にできるのに感心した母の提案があって、サツマイモの苗を植えようということになった。

前回は２列だけだったのは、今回は３列追加したのだから、かなりの肉体労働だ。５人家族総出である。娘二人（小学校１年生の長女と２才の次女）は、幸い苗植え、その後の水やりと意欲的にやった。１４ひきのねずみの絵本シリーズ（童心社）に、かばちゃの種まき・収穫・調理までの絵本がある。それを絵本ではなく実地で体験するわけだ。

　収穫という実り（喜び）を手にするには、種を蒔くという因を創り、手をかけて育て（水やり、草取り）、そして収穫するという一連の労働が必要だという学習だ。これは、サツマイモをただ買って手に入れるという、お金では決して手に入れることができない経験だ。これも家族の伝統として取り組むつもりである。

　さて、作業後マクドナルドでハッピイセットやハンバーガーを買った。娘の希望である。娘も労働をがんばった。こんな時、娘の喜ぶこととリンクさせるのも、ちょっとした工夫である。

　午後は、さらにタネから発芽していた朝顔の苗をプランターに植えかえた。これは、私がほとんどしたが、娘たちはじっと見ていた。こちらも美しい花をやがて咲かすことになると思うと、今からわくわくする。朝のひとときをやがて毎日楽しませてくれることになるだろう。

　※　今日９月２４日も５０個ぐらい、アサガオの花が咲いている。最近、毎朝眺めている。今日、近所の人に「おはようございます。」とあいさつをしたら、そのおばあちゃんは「アサガオがきれいですね。」と言ってくれた。
　　同じくニンジン、先週二人の娘と収穫して（娘二人は喜んでニンジンを抜いていた）、カレーライスの材料になりました。
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