6/4親が子に生き方や価値観を伝える機会をもつ 第12号 [J1 親子の会話・信頼関係]
2005.6.4(土)親が子に生き方や価値観を伝える機会をもつ 第12号
・小学校1年生の長女アキコには、お互い好き合っている?男の子がいる。その子は、家でもいつもアキコのことを話しているそうだ。アキコは大好きなのだが、、「クラスの子の中には嫌っている子がいる」そうだ。クラスメイトの筆箱をわざと落としたり、つっついたり、大変ないたずら者らしい。この間の運動会で少し実際の様子を見たが、競技前の整列中、前の子を足でつついたりして、前の子はいやがっていた。
しかし、アキコには優しいらしい。この間、登校の途中で花を見つけたといって、教室でアキコに花(野の花)をプレゼントしたそうだ。娘が喜んで家まで持ってきた。
私は運動会の様子を見て、かなりいたずらな子だと思ったのだが、喜んでいる娘の姿や、遠い昔その男の子と同じような行動(好きな子に採ってきた野の花をあげる)をした自分を思い出し、率直になかなかいい子に思えた。そして、「xくんも、なかなか優しくていい子じゃないか。」と言った。娘はそれを聞いて喜び、「でも、○くんをたたいたり、○さんの筆入れを落としたりして嫌がられてるよ。」と言った。「それはそうでしょう。そんなことやられて、嬉しい子はいないよ。お父さんだって嫌だよ。」「でも、アキコにはそんなことしないし、逆に花をくれたり守ってくれたりして嬉しいでしょう。」「何をしたかで好かれたり、嫌われたりするんだよね。」と話した。
よいタネを蒔けばよい実がなり、悪いタネを蒔けば悪い実がなるということを伝えたかったのだが、伝わっただろうか。
親が子に生き方や価値観を伝える機会をもつことは、すばらしいことだと思う。そんな場が自然と持てるような、関係を普段から作っていきたいと思う。
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