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2年ぶりに家族旅行に行けた! その5 第1048号ー両祖母を連れての家族旅行へ!ー [E3 四季の旅行]

平成28年4月9日(土)・10日(日)

◆リード:結婚して18年、1度も欠かしたことがなかった夏休みの泊を伴う家族旅行。それが去年は長女(当時高2)が10日間アメリカにホームスティしたためにできなかった。
 今年こそは絶対!と思って、1月の家族会議で早々に計画を立てたところ、夏休みは模試・模試・模試でとても家族旅行に行けないという(既に具体的な日程まで決まっていた)。今年4月の前半じゃないと無理ということになり、今年が4月前半に実施という予定であったが……。

 2年ぶりに家族旅行に行けた! その5 第1048号
 ー両祖母を連れての家族旅行へ!ー

 前記事の終わりにこう書いた。

 かくて、当初予想だにしなかった両祖母(妻と私の母)同伴の家族6人での家族旅行が決まった!

 そう、思いがけなく両祖母同伴の家族6人での家族旅行となったのである。

【1日目 高田公園の桜・ランチ・儀明の棚田・松之山温泉】
■高速道路を使って一路、高田公園へ
 朝8時半に妻の実家に行き、高速道路を走って一路高田公園に向かった。
 車は私が運転する1台と妻が運転する1台である。私の運転する車の方が普通乗用車で乗り心地がよいので、両父母はこちらに乗り、アキコとクニコは、私が運転する車と妻が運転する車に交互に乗った。

 上越高田に住む親友のアドバイスがあり、高田公園の近くに無料で駐車することができた。
 高田公園に着いたのは、ちょうど11時頃であった。
 
 さすがに日本三大夜桜と言われる高田公園、桜・桜・桜…で、本当に桜が たくさんあった。約4000本の桜というのだから、当然である。親友がわざわざ送ってくれた資料を参考にして歩き、お勧めの場所で写真を撮った。

高田の桜.jpg

 途中、アキコ・クニコはアイスクリームやクレープを半分ずつ食べた。しだれ桜のあるところで、敷物を敷いて、桜を見ながらしばしくつろいだ。

両祖母「さすがに、高田の桜だわ。地元の桜とは規模が違う!」

こう言って、両祖母が満足してくれたのが、うれしかった!

いろいろな桜をバックに、アキコとクニコが祖母といっしょの写真を、私はたくさん撮った。アキコとクニコは、心得たもので、父親と母親よりも、祖母を上手に誘って写真を撮られていた。

私は、自宅を出るときに、アキコとクニコに

「おばあちゃんたちと旅行に行くのは、これが最後かもしれないよ。おもてなしの気持ちでね。」

と言っておいたのだが、本当にその気持ちで動いていたのがよくわかった。

■公園近くのレストランでランチ
 1時間ほど、高田公園で桜を見た後、車で近くのレストラン「春日亭」へ向かった。
 少しリッチなランチを食べ、満足だった。

■松之山温泉へ
 ランチを食べた後、宿泊先である松之山温泉「凌雲閣」へ向かった。
 途中、儀明の棚田などを見た。これは写真家がわざわざ足を運んで撮りにくるほどだそうである。
 
 松之山温泉「凌雲閣」に到着。さすがにまだ雪が残っていた。
 あちこちにフキノトウが出ていた。

 泊まる宿は、「凌雲閣」それも本館「管領の間」である。「管領の間は高松宮殿下がお泊りになられた由緒のあるお部屋でございます」と旅館のHPにあったとおりの部屋であった。

http://www.ryounkaku.net/mr_room_inside_301.htm
 6名でしかないのに、この日一番人数の多い団体様ということで、この部屋が割り当てられたようであった。普通は1万五千円(税別)ではとても泊まれない部屋なのに幸運であった。

 少し休憩してから、温泉に入った。
 群馬県の草津温泉、兵庫県の有馬温泉とともに「日本三大薬湯」として有名な松之山温泉。温泉もそのまま飲めるという。早めに着いたので、ゆっくりとくつろぐことができた。
 
■山菜でいっぱいの夕食、そしてトランプ
 宿の夕食は、山菜料理が中心で、おばあちゃんたちにはぴったりだった。
 普通の子どもなら敬遠するようなメニューであったかもしれないが、わが家の子どもたちの場合、野菜嫌いには育っていないので、喜んで食べていた。

 さて、夕食後、管領の間に戻ると、クニコがテレビのスイッチを入れた。

私「そんなテレビなんていつでも見れるだろ。おばあちゃんたちとの方が大事だろ。」

 こう言ったところ、クニコはすぐにテレビを消した。つまり、この日のテレビの視聴時間は、家族6人とも1分であった。

 というわけで、夜は家族6人で久しぶりに、本当に久しぶりにトランプ「七並べ」をして遊んだ。七並べは、おばあちゃん二人も楽しめ、活躍できる楽しいゲームである。みんなで熱中して、本当に楽しいひとときを過ごすことができた。

IMG_1246.JPG

 由緒ある管領の間で、家族そろって寝た。


【2日目 美人林・カールベンクスの古民家・ランチ・清津峡…】
 翌朝、朝食を取り、管領の間と宿の前で記念写真を撮って、宿を後にした。

管領の間.jpg

■美人林&森の学校キョロロ
 まずは、松之山「美人林」を見に行った。その辺りは、いつもはまだ2メートルも雪があるそうだ。
 今回は雪もほとんどなく、芽吹きも始まっていて、きれいだった。
 
■カールベンクスの古民家再生カフェでコーヒー
 その後、カールベンクスの古民家再生カフェを回った。カールベンクスの事務所の1回は、レストランになっており、みんなでコーヒーを飲んでくつろいだ。
 ランチを食べ古民家を回り星峠の棚田を見た後、一路清津峡に向かった。

■清津峡
 清津峡は、まだ本格的なシーズンが始まっておらず、構内は本当に私たちの家族ぐらいで独占状態であった。両祖母は、歩くのが長くなるときついし、見たことがあると言って、構内には入らなかった。
 私は、20代の頃に言ったことがあり、本当に久しぶりであった。
 紅葉の時期ではないものの、景色はきれいだった。

■地元のレストランで夕食

 清津峡を最後に、高速道路経由で自宅へ向かった。
 最後は、地元のレストランで夕食となった。
 たった1泊2日の家族旅行であったが、思い出に残る最高の家族旅行となった。

 とりわけ、アキコ・クニコと両祖母にとって、一生の思い出に残る旅となったに違いない。両祖母は、二人のかわいい孫たちに囲まれて、始終笑顔であった。
 そんな両祖母(母)の姿を見て、私も妻も親孝行になったなと思えた。


【両父母同伴の家族旅行ができたのは、なぜか!?】
 当初は、クニコの新体操の練習が入った段階で、クニコも妻も「家族旅行はムリだ」とあきらめていた。夏休みは、アキコの受験勉強(模試などの日程がずらりであった)でムリだから、今年は4月に実施すると決めていたにもかかわらず、あとから入ってきた新体操の練習を優先しなくてはならないと思い込んでいたのである。なぜなら、新体操の練習は、集団演技であり、クニコが欠けると練習に支障が出るからであった。
 私も、一旦はムリかと思った。でも、夏休みがムリなのだから、2年連続で家族旅行がないのはどうしても避けたかったし、いつも部活動や受験ばかりが優先で、大事な家族を優先しないのは、おかしい!と気づいた。
 そこで、私は予定していた家族旅行を、予定通りやろう!つまり、新体操よりも、今回は家族を優先しよう!と呼びかけたわけである。
 
 ☆つまり、何と言っても、みんなが家族を最優先にしたから、可能になったと言える。
 
 受験勉強は大切、部活動は大切、仕事は大切、親戚や友達との約束は大切…このような感じで結果として家族をその犠牲にしてばかりいては、本当に家族を大事にしているとは言えないだろう。
 

 ☆次に、私がー別に私でなくても家族のだれか一人でよいのだがーあきらめないで、軌道修正を図るべく、ねばり強く働きかけたからである。

 わが家は「一人一人と心のつながりのあるあったかい家族」を目指している。それは、一人一人が家族を大切に思い、家族を優先し、家族イベントを行って感動を共有することなしには、実現しないビジョンである。そのビジョンの実現を図るべく、家族のだれかが気づいて軌道修正を図ること。今回の場合、私が軌道修正を図るべく、ねばり強く働きかけたことが大きい。

 ☆キレずにみんなの思いを受け入れて企画することが大事だ。

 宿のことでは、ようやく探し出した宿について妻がもっと安い宿を!と言い、苦労して宿を探した私は、いい加減キレそうになった。妻にしても、学費を貯めるために少しでも安い宿を!という思いからであり、結果としてよりやすい料金でよりよい宿に泊まることができた。
 祖母の「孫たちといっしょに旅行に行きたい!」という思いも受け入れた。おかげで、祖母は孫と一生の思い出を作れたし、それは孫であるアキコ・クニコも、妻も私もそうである。
 そもそも夏の旅行をこの時期にしたのも、アキコの「受験勉強(模試)で、夏の家族旅行はムリだけど、4月ならできる」の思いを受けてのことだった。
 ふり返れば、アキコは受験勉強の中でも家族(旅行)を大切に考えていたと言える(旅行中も朝4時起きをして受験勉強をしていたが)。

 このように、三つほど理由が考えられる。どれか一つ欠けても実現しなかっただろう。
 が、一番は、家族を優先するという決意だと思う。仕事や受験、部活…を優先していては、決して実現しなかっただろう。
 
◆キーワード:1 家族旅行  2 家族の伝統  3 親孝行

◆留意点・その他:


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