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父の日のプレゼント 第898号ープレゼントに文句をつけた私ー [E2 誕生日・記念日を祝う]

◆リード:父に感謝を表す父の日であるが、私は楽しみにしてきた。プレゼント自体もそうであるが、それに込められた気持ちや、子どもたちの成長の度合いをみることができるからだ。さて、今年の父の日、アキコ(中2)、クニコ(小4)のプレゼントは何か。

2012.6.17 父の日のプレゼント 第898号

ープレゼントに文句をつけた私ー

近況:23日(土)は、起床後、仕事の週案を完成させ、2週間後に迫った研究授業の指導案を作成し(完成途中だが、大まかな構想は完成した)た。

 10時30分を過ぎたところで、カーブドッチへ向かった。(妻とクニコは、七田チャイルドアカデミー。アキコは野球部である。)カーブドッチで、昼食を食べ、入浴し、大いにリフレッシュしてきた。
 カーブドッチでは、ランチを取りつつ、出版の企画書を見ながら執筆の構想を練っていた。草花を見たり、鳥のさえずり聞いたり、爽やかな風の流れを肌に感じながら。
 3時を回ったところで、カードブッチを後にした。

 帰宅後、ブログ記事「パーキンソンの法則で仕事の効率アップ」を完成させた。

 5時半からは、クニコの誕生日会。近所に住む義母、義兄を招待して、夕食を共にしながら夜9時まで楽しんだ。

【恒例の父の日洗車】

  さて、父の日は、恒例の「父の日」洗車をした。
 ただし、アキコは試験直前で参加がむずかしく、クニコだけがいっしょに洗車をした。
 それでも、一人でやるよりは、ずいぶん楽で、私はうれしかった。

私「きれいになったな! 気分がいい。 クニコ、ありがとう!」

 クニコも役に立ててうれしそうだった。


【アキコの父の日のプレゼント】

 翌日から2日間、期末テストのあるアキコは、父の日当日の朝、次の手紙(メモ)を渡してくれた。

■アキコの手紙「お父さんへ」
 いつも家族のために働いてくれてありがとう!感謝してます。テスト前だから、今度父の日のプレゼントを渡します。本の出版、頑張ってね☆
 アキコより

アキコメッセージ.JPG

 今、あらためてこのブログでアキコの手紙を読むと、実にうれしい! ありがたい! 一番私がエネルギーをかけ、がんばっているところについて感謝しているからだ。

 考えてみれば、私が父を尊敬し感謝しているのも、父が40年近くも私(家族)のためにそれこそ雨の日も雪の日も働いてくれたからである。
 わが子の信頼を得るには、父親としての役割(責任)ー仕事で稼いで家族を養うことーを果たすことが、やっぱり一番大事だろうと、改めて思う。

 アキコからは、テスト終了後、手製のお菓子(?)を作ってプレゼントしてくれた。パンにココアパウダー、砂糖、卵を混ぜて、フライパンで焼いたものだ。
 さしておいしそうには見えなかったのだが、食べてみたらとてもおいしかった。愛情がこもっていたからだろうか。


【クニコからのプレゼント】

 クニコからのプレゼントは何かと思っていたら、「ごしんじょう 券」であった。ごしんじょうという金の棒で、頭をさすってくれる券(2分、2分、2分30秒の3回分)であった。

クニコ「はい、ごしんじょう券。」

私「1回2分で、たった3回! これじゃあ、足りない。」

クニコ「洗車もしたでしょ。」

私「でも足りない! ごしんじょうたった6分30秒じゃないか!」

クニコ「(せっかくのプレゼントなのに)文句言ってる。」

私「たった6分30秒。お父さんは、クニコの誕生日のプレゼント、あれもやろう、これもやろうっていろいろ考えたのに、クニコはたった6分30秒。文句言われるようなものをプレゼントしているから、文句を言われるんだよ。」

クニコ(……。)

私「1回3分を、10回分ね!」

クニコ「わかったよ。」

 プレゼントされたものよりも、そこに込められた思いが尊いという。
 私も確かにそう思っている。
 今回のクニコのプレゼントには、「回数を多くすると、めんどうくさい。」という思いを感じたので、文句を言ったのである。親でなければ、まずプレゼントに文句など言わないだろう。

 私としては、プレゼントは気持ちがこもっていればいいというものではなく、「相手が喜びそうなものをいろいろ考え・工夫したり、出し惜しみしたりせずにプレゼントするものだ」ということを教えたくて、あえて文句を言ったのである。それを精一杯やることが、本当に気持ちがこもっている ということだと考えるが、どうだろう。

クニコごしんじょう券 新旧.JPG

クニコのごしんじょう券 上が旧、下が新

 クニコからの、3分10回分のごしんじょう券。大事に全部使おうと思っている。
 
◆キーワード:1 心のこもったプレゼント  2 父の日  3 感謝の手紙

◆留意点・その他:

・世の中の少なくない父親が、わが子に感謝されていないのではないか。かくいう私も、感謝が足りなかった。そこに気づいたのは、内観をしてからである。
父に感謝する子

・家族のために同じように一生懸命働いているのに、父に感謝する子がいる一方で、働くのは当たり前と思い感謝しない子がいる。その違いは、母親の対応にあるのではないかと、私は考えている。→父親の立場を下げない 第701号ー子育てのツボー


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