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夕食の団らんシステム「グッド&ニュー」 第566号 [A1 日々のふれあい]

◆リード:夕食を囲んでの「グッド&ニュー」(その日1日でよかったこと・心に残ったこと及び何かニュースとなるようなことを発表し合うこと)で、1日をふり返って、体験を共有している。これは、現在小4のアキコが幼稚園に通っている時から既に始めていたわが家の伝統(システム)である。

2009.3.8 夕食の団らんシステム「グッド&ニュー」 第566号

 3月8日(日)の夕食時のこと。

私「それじゃ、今日の『グッド&ニュー』は何かな?」

【クニコのグッド&ニュー】

クニコ「クニコはね、一番目が<ひな祭り会>。」
私「ひな祭り会か。で、ひな祭り会の何が楽しかったの? 心に残ったの?」

クニコ「ケーキを食べたこと。 二番目は<自転車に乗れるようになったこと>。」
妻「そうよね。ずいぶん長く乗れるようになったわよね。」
クニコ「お父さんが家に戻ってから、また長く乗れるようになったんだよ。」
私「じゃあ、10メートルぐらいも乗れるようになったかな。」
アキコ「それぐらい。」…(略:去年から練習していたことなど、これまでの自転車の練習のことをふり返っていた。)

クニコ「三番目はね、<お父さんと遊んだこと>。」
私「野球。キックベース…といろいろやったけど、何が一番楽しかった。」
クニコ「アキコは、(最初にやった)けり中当て。」
私「あっ、あれか。クニコはあれが一番楽しかったのか、ふーん。」(中当てドッジボールは普通ボールを手で投げるが、その代わりに蹴るという、その場で思いついた遊び。)


【アキコのグッド&ニュー】

アキコ「アキコはね、一番目が<ひな祭り会>で、ケーキとお寿司を食べたこと。」
私「やっぱり。久しぶりのお寿司でおいしかったよね。 それで。」

アキコ「それから、お父さんと遊んだこと。」
私「何が一番楽しかった? 心に残った?」
アキコ「キックベース!」
私「やっぱり! お父さんと同じだ。 アウトかセーフかで、必死で追いかけたり、追いかけられたりがおもしろかったよね。」(アキコ、うなずく。)

アキコ「それから、<クニコが自転車に乗れるようになったこと>。」
私「ふーん、どっちが二番目?」
アキコ「自転車とお父さんとの遊びの両方。」


【妻と私のグッド&ニュー】

私「タカちゃんのグッド&ニューは何だった?」
妻「うーん、一番は<ひな祭り会>ね。」
私「やっぱり、二番目は?」
妻「<クニコが自転車に乗れるようになったこと>ね、やっぱり。あとは無し。」

私「ふーん。お父さんは、一番が<ひな祭り会>で、二番目が<アキコ、クニコと外で思い切り遊んだこと>、三番目が<父と子塾>と<クニコが自転車に乗れるようになったこと>かな。 久しぶりに外で思い切り遊んで、とっても楽しかったし、すっきりした。」


【「家族の日」の1日の動き】

 8日(日)の「家族の日」の1日(1週間のうちで、家族のことを優先する日。原則として日曜日)は、義母・義兄を招待してのひな祭り会をはじめ、いろいろな出来事があった。

■朝食、私は仕事(子供は学習とテレビ「バトルスピリッツとプリキュア」)、父と子塾1時間、図書館で本の返却と借り一人5冊、ケーキを買う

■昼食会を兼ねた<ひな祭り会>、ふれあい遊び「けり中当て・野球・キックベース」をグランドで1時間余り、クニコの自転車練習とアキコ・妻の一輪車遊び

■夕食、絵本の読み聞かせ&読書、イチゴをみんなで食べる、入浴・就寝。


【夕食時のグッド&ニューという伝統<システム>】

 これらの中で、子供たちの心に残ったこと、楽しかったこと、ニュースとなるようなこと等が、先に紹介した「グッド&ニュー」の中で発表されるわけである。

 今日は「家族の日」だったので、私も妻も子供たちの動きは基本的に知っている。それでも、何が一番楽しかったかということや、そのどこがどのように楽しかったのか(キックベースか、野球か、それともけり中当てか…)、まではわからない。
 こうして、お互いの話を聴き合う中で、初めてわかるのである。

 聞かれる本人も、どこがどう楽しかったのか、明確ではなかったに違いない。この「グッド&ニュー」という形で、その日1日の出来事をふり返る中で、初めて気づいたり、明確になったりしていく。つまり、感動を、「グッド&ニュー」という形のふり返りのシステムで、もう一度再現・深化しているとも言えると思う。

 さらに、その再現の過程で「楽しかったね。」「おいしかったね。」「おもしろかったね。」…等々、お互いの体験を言い合い、共有・共感すること。このことが、お互いのまさに家族のあたたかさに触れるということであり、癒やされるひとときでもある。

 こうして、「グッド&ニュー」という形のふり返りのシステム(を継続していくこと)で、家族の絆も深まっていく。

 僅か10分ほどのことであるが、原則として毎日ずっと続けている。

 この夕食時の団らんにおけるふり返りは、アキコが3歳で入園する前からあった。
 この「グッド&ニュー」という形でのふり返りになったのは、小4のアキコが幼稚園のころからである。正確には2004年からであるから、かれこれもう5年続いている。

 わが家の「あったかい家族」の実現には、欠かせない伝統であり、システムである。

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◆キーワード:1 夕食時の団らん  2 グッド&ニュー  3 家族の日

・わが家は、このブログ名「あったかい家族日記」にあるように、あったかい家族の実現をめざしている。※ 続きはあとで、加筆予定。


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qooo

いいですね〜!!!家族の日。改めてそんな風に決めておくのって、
なんだか、心が温かくなる気がします〜。
食事時に<グッド&ニュー>を尋ねるのも楽しそう。
私たちも(食べるのに夢中になりがちですが)、そういうひとときを
過ごしてみたいなって、改めて思いましたよ。
早速今晩の食事から。始めて見たいと思います〜。
意外と、家族で話す時間ってなかったりするんですよね。
やはり、会話って大切だなって思います。
by qooo (2009-03-14 08:02) 

ファーザー

>qoooさんへ
コメントありがとうございます。

家族の日、原則として日曜日に決めています。

グッド&ニューもそうですが、システムとして習慣化するといいですよ。

本当に、意外と家族と話す時間は少ないんです。意識して作るようにしないと、難しいですね。食事の時間のグッド&ニューですが、その間は原則としてテレビを消すことにしています。
by ファーザー (2009-03-15 12:56) 

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