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兄弟姉妹がいるメリットー七田小学生新聞の問題を次女に出す長女ー第462号 [K3 兄弟姉妹]

◆リード:アキコ(小3)は、お風呂の中でクニコ(年中)に学んだばかりの算数の問題を出していた。兄弟姉妹がいることのメリットは、きわめて大きい。そのメリットをまとめてみた。

2008.3.3 兄弟姉妹がいるメリットー七田小学生新聞の問題を次女に出す長女ー第462号

アキコ「お母さん、もう三人目産まないの?」

 妻「もう無理ね。」 私「もうクニコがいるじゃないか。」

アキコ「4歳も違うのに、対等だと思っている。もうちょっと小さくてかわいい子がいい。」

私「クニコは、こんなにかわいいじゃないか。あんまりいないぞ、こんなにかわいい子は。」

 それを聞いて喜ぶクニコ。

私「アキコだって、こんなに立派でいい子だし、こんなにいい姉さんはいないよ。」

 アキコ「うん。」

私「よし、お風呂に入るぞ!」

クニコ「お父さん、おんぶして!」

 「よし!」と言って、クニコをおんぶする私。階段を下りながら、 私「あー、クニコは世界で一番かわいい!」 こう言っていた。

  二人で風呂に入ったら、まもなくアキコが入ってきた。

 アキコ「お父さん、『クニコが世界で一番かわいい』って。ということは、アキコは~(2番目ってこと!)。」

 白雪姫の継母のごとく、そう聞くアキコ。

私「あー、お父さんには、世界一かわいい子が二人いるんだよ。アキコとクニコだよ。」

 私は当然のごとくそう答えた。

クニコ「お母さんも世界一かわいいんじゃないの。」

 私「お母さんは、子どもじゃないから。もちろん、愛しているよ。」

 お風呂の中で楽しいお話をちょっぴりして、体を洗い、めずらしく私がトップに風呂から上がった。

隣の脱衣場で着替えていると、アキコとクニコが話しているのが聞こえた。

アキコ「クニコ、6+1+4=いくつだ?」

 クニコ「11。」

アキコ「どうやって計算した?」

クニコ「6+1で7でしょ。7+4で11。」

アキコ「6+4で10でしょ。10に1足した方がやりやすいよ。」

クニコ「う~ん。」

アキコ「じゃ、8+1+2=いくつだ?」

クニコ「11。」

アキコ「どうやって計算した?」

クニコ「8+1で9、9に2足して11。」

アキコ「だから、8+2で10にして、10に1足した方がやりやすいよ。」  

こんな会話が聞こえてきた。

 「アキコは、さっそく<七田小学生新聞>創刊準備号に載っていた算数の問題を使っているな。」と思った。あと、「アキコには、教師の才能があるかも?!」とも。

 そして、「やっぱり兄弟姉妹がいるっていいな。」と思った。

【兄弟姉妹がいるメリット】

 第一に、今回の場合のように、<教え合う>ことができる。今回、妹であるクニコは、姉であるアキコから、「10になる組み合わせを作って、楽に計算する方法」を教わったと言える。

 アキコはといえば、クニコに教えることで、復習することになり、理解が深まるわけである。教えることは学ぶことでもあるのだ。

 今回の場合のように直接教えなくとも、妹が姉の行動をモデリングすることで学ぶ。(<学ぶ>はもともと<まねぶ>からきた。)姉にしても、妹の行動をモデリングすることはある。

 第二に、<助け合う>ことができる。例えば、前回の皿洗いと布団敷きのように、一緒に家事をしたり、畑仕事をするなど、助け合うことができる。(是非将来にわたって助け合って欲しい。)  第三に、<一緒に遊ぶ>ことができる。これが実のところ一番大きいかもしれない。昨日も、シャボン玉を一緒にしていたし、トランプやウノ、人生ゲームもしていた。

 それ以外に、お店屋さんごっこ、かくれんぼなどなど、多くのゲームは、一人ではできない。同じような発達段階の子供同士であれば、遊ぶ内容も似通っている。兄弟姉妹は、大事な遊び仲間である。

 第四に、兄弟姉妹の年齢差にもよるが、<対等な人間関係を学ぶ>場である。親子とは違う、ある意味対等な立場で、遊んだりお手伝いをしたり学習をしたりする。親のように大人でない分、ケンカもよくするし、仲直りもする。まさに人間関係を実地で学ぶことができるのである。  親としては、親が死んだ後も(必ずしも親の方が先に死ぬわけではないが)、兄弟姉妹仲よく助け合っていって欲しい。  そのためにが、一つ一つていねいに子育てしていくほかあるまい。

【関連記事】 「家族の広場」

◆キーワード:1 兄弟姉妹がいるメリット  2 兄弟姉妹  3 子供同士の教え合い

◆留意点・その他

・「七田小学生新聞」が平成20年度から毎月発刊されるらしい。我が家に創刊準備号が届いた。案内には次のように書いていた。

 「七田小学生新聞」は、子どもたちが、大きな夢と志を持ち、リーダーシップを身につけて、世界に羽ばたける人に育つ資質を磨いてほしいという七田眞の願いから、創刊の運びとなりました。 誌面は、楽しく読んで、問題に取組、小学生の皆様に読んでいただきたいトピックスがたくさん盛り込まれています。国語、算数、英語などの楽しい問題や右脳クイズも入って、中学入試にもお役立ていただける内容になっています。(引用)

 私は、この七田眞氏の願いとそれに基づく紙面作りのコンセプトに賛成である。準備号を見る限り、それは実際の紙面に反映されていると思う。

 何より、アキコと読んでいたら、「面白い。」と言うので、さっそく購読することにした。

 購読料は、1年間12回で、3360円(税込み/送料込み)である。申込は、0120-199-415である。


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コメント 4

Delica☆

わが家の娘(3歳)と6月に生まれる第2子は4学年差に
なりますが、ちょうどアキコちゃんとクニコちゃんの姉妹の
年齢差と一緒なので、これからもお二人の成長ぶりを
楽しみに読ませていただきますね☆
by Delica☆ (2008-03-04 14:47) 

miyu

兄弟がいると、刺激を受けますよね。
息子が本好きなのは、親が読んであげるだけでなく
お姉ちゃんの姿の影響もあると思うし。
反対に、弟のおかげで娘も
勉強を張り合ったり、やる気が出たり。
見ててすごく面白いです。

ここで書くのはどうかなと思ったんですけど、
小学校にあがるに当たり、
「揃えてよかったもの」
「吟味して揃えたもの」
について、お時間があれば
少し教えていただきたいです。
いろいろ浮かびつつ、決めれなくて。
本当にお忙しいと思いますので、
「ごめんなさい。」でも
大丈夫です!

by miyu (2008-03-05 02:01) 

ファーザー

>Delica☆さんへ
コメントありがとうございます。

同じ学年差なんですね。4歳差までは、同じ感覚で遊べるようですよ。アキコとクニコを見ていても、そう思います。

ブログを楽しみにされているそうで、ありがとうございます。
by ファーザー (2008-03-08 09:49) 

ファーザー

>miyuさんへ
兄弟姉妹は、刺激し合い、助け合いがあって、いいですね。もっとも身近な遊び相手でもありますね。

miyuさんのところは、長女がこの4月に小学校入学ですね。
ご質問の件は、少しお待ちくださいませ。
by ファーザー (2008-03-08 09:59) 

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