クワガタを飼うーその1 クワガタ・カブトムシの捕獲ー [E3 四季の旅行]
◆リード:夏休み中、昨年に引き続いてバンガローでキャンプを、友人一家と楽しんだ。夕食後、ブナ林の中でクワガタを捕まえた。翌朝早く、アキコと私は、クワガタ・カブトムシ捕りに挑んだ。
2007.9.23 クワガタを飼うーその1 クワガタ・カブトムシの捕獲ー
この夏休み中、昨年に引き続いてバンガローでキャンプを、友人一家と楽しんだ。
8月18日・19日のことである。
今回のホスト役は、私だったので、夏休みに入る前に、雑誌やインターネットで調べまくり、県内のとあるキャンプ場を選んだ。
ブナ林の中にあるバンガローの借り代、一棟1泊3千5百円である。(これで、6人まで宿泊できる。)安い。二世帯なので、二棟予約した。
さて、お互い子供2人で、その年齢も似通っている。カブトムシ、クワガタムシなどに興味を持つ年齢だ。
今回ブナ林の中で宿泊ということで、うまくしたら、カブトムシ、クワガタムシをゲットできるかもしれないと、子供たちは楽しみにしていた。
私「カブトムシ、クワガタムシは夜行性だから、夜または早朝に土から出てきて樹液を吸うんだよ。」
夕方、子供たちは、ブナの木にブドウの汁を塗っていた。こうしておけば、臭いに惹かれてカブトムシやクワガタムシが寄ってくると考えたのである。
今年の夕食は、お互いの妻が相談のうえ、ポトフとなったのだが、その夕食後のことである。辺りは暗くなっていた。
友人長男(年長)くん「あっクワガタだ!」
私(さっと私が捕まえる)「誰が最初に見つけた?」
友人長男くん「ボク。」
私「じゃあ、君のだね。」
こう言って、ミヤマクワガタを渡した。
友人の長男君は、大喜びだった。
花火をしたり、天の川を見たりした後、それぞれの家族はそれぞれのバンガローに入った。
アキコ「ねえ、お父さん、明日朝早く起きてクワガタやカブトムシを捕まえたい。」
私「アキコ、本当に朝早くじゃないとダメなんだよ。朝の5時起きとかだよ。やめときな。」
アキコ「でも、アキコ取りに行きたい。」
クニコ「クニコも。」
私「じゃ、起きられたらね。」
内心無理だろうと思っていた私であった。少しして、みんな寝入った。
アキコ「ねえ、お父さん何時?」
私(枕元の時計を見る)「う~ん、3時だね。」
アキコ「カブトムシを取りに行こうよ。」
私「いくらなんでも、早過ぎ。もう少し寝てからね。」
しばらくして……。
アキコ「お父さん、今何時。」
私「3時半。まだ外は真っ暗だろ。まだ早いよ。」
アキコ「お父さん、今何時。」
私「もう少しで4時だね。 じゃあ、カブトムシ捕りに行くか。」
アキコ「行く!」
クニコはぐっすり眠っている。一応形だけ「クニコ。」と声をかけ、返事がないので、アキコと二人でカブトムシ捕りに出かけた。
朝4時のことである。
辺りはまだ暗い。懐中電灯を持って出かけたのであるが、すぐにミヤマクワガタを見つけた。昨夜とほとんど同じ場所である。
私「アキコ、ミヤマクワガタだよ。」
アキコ「やった! お父さん、捕って!」
私(捕まえる)「やったな。早起きしたかいがあった。」
その後、管理棟前の自動販売機の辺りに向かう。管理人さんの話では、その辺りにカブトムシやクワガタムシがたくさん集まるという。いずれも明かりに集まる性質があるからだ。なんとそれをカラスが食べにくるのだそうだ。
まだ暗いのに、自動販売機の周りは明るかった。しかし、残念なことに、自動販売機の周りも、その付近のブナの林も見たが、カブトムシもクワガタムシも見つけることはできなかった。
30分余りカブトムシやクワガタムシを探し回ったが、見つからなかったので、バンガローに戻って、また眠った。
それでも、ミヤマクワガタ一匹を得たことに満足した二人であった。
まさかアキコが本当に早起きするとは! 今更ながらアキコの好きなことに対する意欲の強さに驚いたファーザーであった。
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◆キーワード:1 昆虫採集 2 キャンプ 3 カブトムシ、クワガタムシの捕まえ方
◆留意点・その他
・友人は、同じく我が子のために起きて、カブトムシ・クワガタムシを捕まえるべく、ほぼ同じコースを回っていた。(入れ替わりだったらしい。)こちらは、ほしいと思っている子が年長だったこともあり、一人で回っていた。すごいことに、ミヤマクワガタに加えて、新たにカブトムシを二匹ゲットしていた。
・クワガタムシ、カブトムシは夜行性で、雑木林の中の(あるいは近くの)街灯や自動販売機などの明かりに集まる性質がある。だから、今回のように、夕方や明け方にその辺りを見回ると、見つけることができる。私も子供の頃、夜カブトムシを見つけによく街灯の辺りを見回ったものだ。
・ブドウの汁を木につけておく方法は、有効だったようだ。臭いに惹かれて、ミヤマクワガタゲットの成果をあげた。また、ストッキングなどに腐りかけたバナナを数本入れて木につるしておくというバナナトラップ採集法もあるそうである。クヌギやブナなどの木にバナナトラップを仕掛け、夕方と明け方に見て回るわけである。試してみる価値はありそうだ。
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