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家族の幸せを株式投資に邪魔させない!その2ー信用取引再開への誘惑を断つ!ー [M 家計・投資・買い物 他]

◆リード:バーゲンセールの株価を見ると、信用取引再開の誘惑にかられた。たとえ絶対の自信があるにしても、妻との約束を守ることが大事だ。それに株式投資に限らず「絶対」はないし、妻との信頼関係の方がずっと大切だ。こうして信用取引の誘惑を断った。

2007.8.25 家族の幸せを株式投資に邪魔させない!その2ー信用取引再開への誘惑を断つ!ー

 8月14日の終値から17日の終値、この4日間で1570円(約9%)も暴落した。特に、8月17日は1日で874円安の大暴落であった。

 ほんの少し前まで高かった株の多くが、バーゲンセールである。

 いろいろ考えてしまう。

【信用取引再開への誘惑】
 おそらく一時的な円安戻しだ。いずれ円高になるとすると、原材料を輸入に頼っている会社の株が高くなる。(輸入材料のコストが安くなるから。)

 たとえば、王子製紙をチェックする。あの急激な円高、大暴落の中でも下げるどころか、株価を少し上げていた。しかもこのところの円安への戻りで、またほとんど底値に戻っている。

 円高になると、輸出に頼っている電機・自動車関連の株は下がる。自動車関連の株も少し持っているから、円高に振れてもいいようにリスクヘッジ上も、円高で上がる株ーたとえば王子製紙ーもポートフォリオに入れるといいのだが……。564円ぐらいで買えそうだ。
 (同じ自動車関連株の銘柄のいくつかを持っていても、リスクヘッジのための分散投資にならない。)

 一時的な円安戻しであろう今がチャンスだ! 買いたい!

 ほんの少し前まで高かった株の多くが、バーゲンセールだ! 買いたい!

 こう思ったが、いかんせん余裕資金がない。

「信用取引を使えばいい!」

 自分の中に誘惑する自分がいる。

 これが強い! 振り切っても振り切っても、そんな思いが出てくる。

 

【自分の中の良心の声】

良心の声「バーゲンセールだもの。買いたいよね。」

良心の声「でも、どうせ○万、△万の利益の話でしょう。それに絶対はないよ。」

良心の声「妻との約束を守ること、妻との信頼関係が一番大事でしょう。これはお金に換えられないよ。信用取引は止めると約束したのだから。」

良心の声「それに信用取引だと、チェックを頻繁にしなくてはならなくなって、家族とのふれあいに支障をきたすよ。」

良心の声「約束したんでしょう。信用取引を再開すると、またずるずると際限がなくなるよ。」


 妻との信頼関係が何よりも大切……。家族とのふれあいに支障をきたす……。ずるずると際限がなくなる……。


 かくてこの信用取引再開への強い誘惑に負けず、思いとどまった。


 自分の欲望、感情をセーブすること。

 そして、自分が一番価値あると思うことー仕事による世の中への貢献や家族とのふれあいーに一番時間とエネルギーを投資すること。

 これこそが心に本当にやすらぎをうみ、幸せを創り出すコツだ。

 これには相当強い意志が必要だ。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

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◆キーワード:1 信用取引  2 投資  3 家族の幸せ

◆留意点・その他

・前記事で紹介した榊原節子『カモにならない投資術』の第5章の「この章のはじめに」には次の文章が載っていた。

 残念ながら私たちは日々の生活や仕事に追われ、そもそも道具であるはずの「お金」の獲得に汲々としてしまっている。そして、お金の向こうにある本来追求したかったことに十分な時間を割いていないのではないだろうか。とりあえず「お金を稼いで貯める」で終始してしまってはいないだろうか。(同書198ページより引用)

 → そうならないように、私自身気をつけている。
 あるお金のセミナーに出たことがある。ある受講生は、「自分には(既に)お金がたくさんあったことに気付いた。」と言っていた。貯めることばかりで、そもそも何のために貯めるのか、貯めたお金をうまく使うことが抜けている場合がある。


 親が子供にのこせる最大の資産は何にもまして親の子供に対する想いであり、知恵など目に見えない人的資産の方がはるかに大きいと思う。これらをことあるごとに子供に伝えよう。(同書202ページ)

 子供の幼児期、成長期の出来事を育児方針など交えながら書き記し、それを子供に伝えていくのは立派な家族文化の伝承であるし、子供が将来困難に遭遇したときの心の支えともなろう。(同書204ページ) 

  
 → 同感である。この『あったかい家族日記』は、将来の我が娘への手紙でもある。今回の記事は、我が子がもし将来株式投資で迷ったときに、見て欲しい記事でもある。父である私も迷ったこと、そしてお金よりも信頼の方を大事に思って決断したこと。きっと良き判断材料、サポートになるだろう。


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