家族の絆を深めた家族旅行その3ー羽黒山頂まで羽黒山杉並木を歩くー [E3 四季の旅行]
◆リード:以前の記事の通り、夏休みの宿泊を伴う旅行の計画を立てた。楽しかったこと、心に残ったこと、そしてハプニング……。いずれにしても家族一人一人の思い出に残った、素晴らしい旅であった。3日目は、月山八合目弥陀ヶ原散策、羽黒山頂まで杉並木を歩くことが主な活動である。特に羽黒山頂(標高419m)めざして、二千段余りの石段(全長1.7km、2446段)を親子4人で登り切ったことは、一生の思い出となることだろう。
2007.8.11 家族の絆を深めた家族旅行その3
ー羽黒山頂まで羽黒山杉並木を歩くー
結婚して以来ずっと、我が家の伝統にしてきたことが、夏休み中の宿泊を伴う家族旅行である。我が家は「四季の旅行」の伝統ー春は桜や新緑、秋は紅葉、冬は雪ーがあるのだが、夏については必ず宿泊を伴う旅行で、年間と通してのビッグイベントなのである。
3日目の8月9日(木)は、宿の人から資料やアドバイスをいただき、まず月山八合目弥陀ヶ原散策をし、それから羽黒山頂(標高419m)まで羽黒山杉並木を歩くことにした。
山形県鶴岡市発行の「観光ガイドマップ羽黒」より一部抜粋
昔、将棋の元名人米長邦雄氏が本の中で、「羽黒山頂まで車で行く人が多いが、是非杉並木を歩いて行くといい。とてもすがすがしい気分になれる。」と書いていた。それを読んだとき、いつか羽黒山杉並木を歩いて山頂まで行こうと思っていた。
私「なあ、歩いて羽黒山頂まで行こうよ。」
妻「子供たちは大丈夫かしら。」
私「大丈夫だよ。アキコは、マラソン強いから。」
妻「クニコはまだ年中だし……。」
女将「小さい子の方が先に登って、『お母さん早く!』なんて言うケースが多いですよ。」
妻「う~ん。」
私「アキコ、歩いて行くと、認定証がもらえるぞ!」(二の坂茶屋でもらえる)
アキコ「行く、行く!認定証が欲しい!」
クニコ「クニコも行く!」
妻「じゃあ、様子を見ながらね。」
というわけで、羽黒山頂まで羽黒山杉並木を歩くことにした。帰りはさすがにバスかタクシーである。(いでは文化記念館脇の無料駐車場までタクシーで2千円である。)
【月山八合目弥陀ヶ原散策】
山の天気は崩れやすいというわけで、まず月山八合目弥陀ヶ原散策(車で八合目まで行ける)をし、それからとって返して羽黒山へ向かうことにした。
月山八合目弥陀ヶ原散策を1時間余りかけてしたが、鶯が鳴き、お花もたくさんあって、すばらしい景色だった。
【羽黒山頂まで羽黒山杉並木を歩く】
天然記念物の爺杉(樹齢千年)を見、国宝の五重塔を見た。
それから一の坂、二の坂をやっとの思いで踏破した。アキコがトップ、クニコも自力で歩き通した。そして、二の坂茶屋に倒れるようにして入った。(大げさか?)
この二の坂茶屋(ここがほぼ中間点である)で食べたかき氷のおいしかったこと!
ここで鶴岡市長名の認定証をもらった。
しばし休んだ後、三の坂を歩いた。鳥居がゴールである。
鳥居まであと100メートルほどになったとき、クニコが突然こう言った。
クニコ「お父さん、一緒に手をつないでゴールしよう!」
私「そうするか。」
ゴールまでクニコと手をつないで歩いた。
やった! ゴールだ!
アキコ、私とクニコ、妻の順にゴールした。みんな汗いっぱいだった。
家族みんなで汗を流す体験を共有するということ。このことは、間違いなく家族の絆を強める。そして、一生の思い出となると思う。
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◆キーワード:1 家族の絆 2 夏の家族旅行 3 羽黒山杉並木を歩く
◆留意点・その他:
・旅行直後に、家族みんなに感想を聞いた。四人とも、「この旅行で心に残ったことは?」という問いに対して、この羽黒山杉並木を歩ききったことをあげた。
アキコ「はぐろ山のかいだんを上って、つめたいかき氷を食べたことです。」
クニコ「はぐろさんのかいだんで、あせをかいてがんばってあるいたことです。」
私「クニコと手をつないで、羽黒山の階段の最後の鳥居をゴールしたことです。」
妻「アキコ、クニコが一生懸命最後まで登ったことです。」
車で羽黒山の山頂に行くのではなくて、特別天然記念物である羽黒山杉並木(樹齢300~500年の杉 約600本)の石段を歩いていって本当によかった。家族みんなの心に残ったのだから。
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