運動会バッティング、徒競走最下位、親の対応

◆リード：徒競走での練習の様子を聞いた。５人中５位だったという。当日は、私は勤務校の運動会と重なり、応援に行けない。どうしたものか。

2007.5.26　運動会バッティング、徒競走最下位、親の対応

　５月２２日（火）の午前７時、朝食を取りながら、アキコに聞いた。

私「運動会の徒競走は、今年はどんな感じだい？」（１年、２年と１位だったけど。）
アキコ「昨日の練習では、５人で走って５位だった。」

私「えっ、５位！」（最下位かじゃないか。とうとう運動会で負ける人の気持ちを学ぶ時が来たか。）
私「一番足の速いグループに入ったかな！？」
　※　私が小学生の時は機械的に身長順だったけど、今は事前に走るタイムを取り、ほぼ同じ走力の者同士で走るようになっている。

妻「リレーのアンカーが集まるグループの次に速いグループみたいね。」

私「う～ん、アキコ、ゴールしたときは、どんな感じだったの？　すごい差だったの？」
アキコ「そんなに差はないよ。」

私「そうか！　よ～し。アキコ、速くゴールするには、足の一歩の歩幅「ストライド」を広くするか、足の回転「ピッチ」をあげるかしかないんだよ。足の回転は練習しても余り変わらないんだよ。だから、ストライドを広くするように、柔軟体操「ストレッチ作戦」をしよう。」
「１年生と２年生の時は、前の日と運動会当日の朝のストレッチ作戦で乗り切ったけど、今度は今日から毎朝と毎日お風呂上がりにしよう！　今日の夜は、お父さんは仕事で１０時過ぎ帰宅だから、一人でやっていてね。」

アキコ「どうするの？」

私「まずは、足を左右に開いて柔軟体操をして、次に足を閉じて柔軟体操。そして、足を前後に開いて柔軟体操だね。……」（やって見せながら言う。）

アキコ「わかった。」

　この火曜日の夜以来、欠かさず夜と朝の２回ストレッチをしてきた。私が一緒にできる時は必ず一緒に。

私「はい、息を吐きながら伸ばせるところまで伸ばして……。そのまま止めて。２０数えるよ。」（ストレッチは、反動をつけない。その方が深く筋肉が伸びるのだ。）

　実は、今年の運動会は勤務校の運動会と重なり、アキコの運動会には残念ながら参加できない。当日は応援できないのだから、せめて一緒にストレッチすることで、何とか５人中５位という徒競走順位からランクアップさせたいと考えている。

　もちろん、ストレッチをしても、５位かもしれない。あるいはストレッチをした結果、３位ぐらいに順位は上がるかもしれない。どちらにしても、アキコをほめるつもりだ。
　一生懸命頑張ったというプロセスをほめるのだ。
　そして、最下位だったとしても、「がんばっても結果が出ないこともある。」ということで、これもまた、学びとしていけばよい。

　当日は応援に行けないが、後でじっくりビデオで運動会の様子を鑑賞するつもりであるし、その時アキコを大いにほめるつもりである。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

「2006.5.28長女アキコの運動会ー結果を感謝して受け取ろう！ー」

「5/29娘の信頼を得るには……。」（←一昨年の運動会の様子はこれ）

「クニコの保育園の運動会」（次女の昨年の運動会の様子）

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コメント 2

そうですか、運動会、重なっているんですね。学校関係の方は本当にこの点、ご苦労されていますよね。どうしても同時期に行われることが多く｢親｣としては子どもの運動会を見たいけれど、仕事としては自分の学校も、と本当につらいことと思います。
今回のアキコさんとのやりとりはお父さんならではだなあとおもいました。
ストレッチをおしえるお父さんに真剣にきくアキコさんが目に浮かびましたよ。当日努力が実っても残念な結果に終わっても二人でよい話が出来るんでしょうね。
アキコさん、がんばってくださいね。
by (2007-05-27 15:29) 

＞ちばおハムさんへ
コメントありがとうございます。

ここ２年間は運動会がバッティングせず、幸運だったのですけれどね。

この場合、仕事を優先するしかありません。

ところで、運動会の結果、やっぱりアキコは最下位でした。それはそれでよい経験をしたと思っています。
by 泉河潤一 (2007-05-29 16:15)