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第58号 出張中の、家族とのつながりーその3ー [J1 親子の会話・信頼関係]

2005.8.6(土)出張中の、家族とのつながりーその3ー 第58号

 前号・前々号でお伝えしたとおり、7月26日(火)深夜の寝台列車から8月4日(木)深夜までの約10日間、出張のため家を留守にした。

 その間、携帯電話でのコミュニケーションを通して、家族との間に安心と信頼を創り出したと書いた。

 出張中の家族とのつながりを築くために、実はあと二つ心がけていることがあった。
 

 一つ目は、出雲大社で家内安全を祈願していただくことだった。このことは、出発前に出雲大社で家内安全の祈願をしてもらうと、家族に告げてあった。

 費用は5千円である。ちなみに、3千円、5千円、1万円の3つのコースがあった。

 思い起こせば、独身時代、東の横綱『伊勢神宮』に参拝したときは、5千円で良縁を祈願し、約半年後には結婚式を挙げることができた。祈願の霊験は確かにあると信じている。
 
 出雲大社は、陰暦十月に八百万の神が集まるという西の横綱の神社である。出雲では、陰暦十月は神有月、他の地は神無月というほどのものである。神社全体が自然の山々に囲まれ、荘厳な雰囲気に満ちていた。

 祈願は必ず効果があると信じている。

 折しもその祈願の翌日、前号で書いたように実母が運転する車が交通事故に遭った。私は、一瞬祈願の効能がなかったかと頭をよぎった。

 幸い駐車場であったにもかかわらず、ドライバーであった実母も、助手席にいた義母もシートベルトをしていた。駐車場で運転開始直後に急に曲がってきたトラックにぶつけられたそうだが、シートベルトをしていなかったら、大変なことになっていたそうだ。

 わたしのいない家族の間では、家内安全の祈願が効いて駐車場でもすぐにシートベルトをし、事なきを得たという思いだったそうだ。よかった。

 さて、二つ目は二人の娘に約束したおみやげを買ってくることだった。二人は、けん玉が欲しいということだったので、プリンスホテルでたまたま見つけて買ってきた。

 帰って来るなり
娘「お父さん、けん玉は?」
と言われた。

私「約束通り買ってきたよ。はい。」

娘「ありがとう。」

 約束を守ったという自分がちょっぴり誇らしく、うれしくなった。

 これ以外にも、宮島の名物もみじまんじゅうを、妻の実家の分も含めて買った。妻の実家の分も買うというのは、いつも旅行に行くと心がけていることである。

 そして、自分が食べておいしかった「広島名物のお好み焼き」のセットも買ってきた。

 あとは、土産話である。ここは、割愛させていただく。

 おみやげというのは、やはり大切だ。それは、家を空けていても、留守を守っている人を気にかけているという証であり、ねぎらいと感謝の証である。そして、土産話はそこでの学びのシェア(分かち合い)である。いずれも大切な家族の絆づくりである。

 間違えても、「自分ばかり楽しんで……、自分ばかり学んで……。」などと、不満が生じるようであってはいけない。

家族専科http://www016.upp.so-net.ne.jp/kazoku/


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strawberryblvd

あったかいお話ですね~!
親子の絆ってすばらしい☆
クリックのアイデアありがとうございました!
by strawberryblvd (2005-08-07 21:56) 

akemaro

コメントありがとう。
何気なく読ませてもらいましたが、なんだかとても心が温まりました。
そして、ちょっと反省・・
by akemaro (2005-08-07 22:56) 

トウ様

トラックバックありがとうございました。
おみやげの意味を改めて考えさせられました。
うーん、彼女(妻)に買い忘れたことが悔やまれますね。
by トウ様 (2005-08-17 07:08) 

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