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花火を母と二人で見る 第1050号 [K7 実父母]

◆リード:実母と二人で花火を見た。見ながら昔のことなどいろいろと話した。こうした温かな交流を大切にしたい。

2016年9月15日
                                花火を母と二人で見る
                                         
近況:
新しく教員になった人を指導する担当について2年目である。大変にやりがいがあり、私に最もふさわしい仕事だと感じている。4人の新採用教員を指導しているのだが、その背後には現在担任している子どもたちがあり、親がいる。しかも、あと40年近くも教員をするということになれば、その間、受け持つ子どもたちの数は膨大であり、影響力も大変大きなものがある。それを深く認識し、私自身の責任の大きさを自覚して、私は指導を行っている。

今夜は、N神社の祭り。
毎年、花火が上がる。

夜7時半過ぎ、実母と妻とアキコと4人で(クニコは新体操が9時まである)、夕食を食べながらお話ししていた。

実母「今日は、夜花火が上がるね。」

私「そうだね。」

妻「確か8時からだったと思うわ。」

 夕食後少しして、夜8時ごろ一発目の花火がなった。

 母一人にしたくなかったので、母と一緒に玄関の外へ出た。
 玄関からすぐ見上げても、山の陰になって半分花見が欠けてしまう。

私「お母さん、寒いから少しあったかくして来たほうがいいかもよ。」

母「大丈夫だて。」

母と私は、近くの小川まで行き、そこから花火を見た。いつものように。
少し肌寒い中、2人で隣り合って花火を見た。

花火「ドーン、パチパチ」

私「きれいだね。」

母「そうだの。」

花火「ドーン、パチパチ」

私「今の きれいだったね。」

母「そうだの。」

花火「ヒュー、ドドーン、バチバチバチ」

私「今の大物だったね。」

母「うーん、大きかった。きれいだの。」

1分に一発上がる位のゆっくりペース。これでも昔よりは早いペースで花火あがっている。
10分ないし15分に1回、スターマインという連続花火が上がる。

私「そろそろスターマインが上がる頃だよね。もう少し見やすいところに移動しよう。」

スターマイン「ヒュー、ヒュー、バン、バン、バン、ヒュー~」(20~30連発ぐらいの花火が上がる)

母「きれいな赤い花火だったね。今までなかった赤だね。」

私「そうだね今までにない赤色だね。きれいだね。」

 ※ 妻は片づけをしたあとで、8時15分頃、クニコの新体操のお迎えに向かった。

母「タカちゃんはどうしてる?」
私「新体操のお迎えだよ。たぶん、向こうでクニコが来るのを待ちながら花火を見てるよ。」

花火「ドーン、バチバチバチ」

そうやって2人で花火を見ているうちに、昔は川の中洲で花火が上がっていたことや、昔大おばあちゃんを花火に呼んだこと、その時の家の造りなどが懐かしく思い出される。
「昔は、こうだった。」「ああだった。」と言いながら、花火と花火が上がる間に話していた。

3回スターマインを見たところで、冷えてきたので家の中に入ろうと言うことになった。

何と言う事はないが、心地よいひとときだった。時計を見たら8時半を少し過ぎでした。ほんの30分余りの時間だったのだ。
それでも同じ花火を見て、同じようにきれいに感じ、昔話に花を咲かせ、寒いから気をつけようとお互いを気遣う。なんとなく温かな気分になれたひとときだった。その後の母の声の調子から考えて、母も同じだったようだ。

限られた人生、こうした家族との温かなひとときを大事にしていきたい。

そうすれば母の認知症の予防・軽減には大いに役立つに違いない。

◆キーワード:1 花火を見る  2 実母との交流  3 親孝行

◆留意点・その他:
・JustCD BigTalk2016年9月号は、株式会社アクションパワー代表取締役の大津たまみさん「生きているうちに物・心・情報を整理しよう!」だった。シングルマザーで子育てをしながら、お片付けのプロとして25年以上のキャリアをもつ方である。シングルマザーとその子どものためのシェアハウス、シングルマザーチャイルド基金の設立という生き方に感動した。そして、私自身実母の生前整理をすることを決心した。そのために、まず私自身の生前整理をしようとも決めた。大津さんの本、「親の家の片づけ方」「生前整理で幸せな老いじたく」「生前整理ワークブック」の3冊を購入し、既に1冊読んだ。2冊目の執筆を決めて、書き進めているが、この生前整理も必ずやる予定である。


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