祝結婚記念日15周年 第934号ー手作りディナーでお祝いー [E2 誕生日・記念日を祝う]
◆リード:11/23の「勤労感謝の日」は、わが家にとって「結婚記念日」である。この日は、特別な日として、いつも私と妻、アキコ、クニコで祝ってきた。ちょっぴりリッチなレストランで外食するというのが、いつものパターンだ。でも、今年は大きく違って、アキコ、クニコの手作り料理ディナーとなった。
2012.11.21 祝結婚記念日15周年 第934号
ーアキコ、クニコの手作りディナーでお祝いー
近況:
11月13日のこと、D社編集者からメールがきた。「ゴーサインでました!」というタイトルで、「企画、通りました!」と書いてあった。じーんときた。この日を待ちわびてきた。明確に出版を志して4年超である。
私は、ようやく出版というスタートラインに立てた。気を引き締めて、読者や編集者の期待に答えるべく、誠実に誠実に書き進める決意である。
実のところ、わが家では、「今度こそ出版企画書、合格するぞ!」と意気込んでは不合格、意気込んでは不合格をくり返していた。それでも、「オレは決して決して決してあきらめないぞ。」とその都度宣言していた。その私の決意にもかかわらず、わが家の家族の中では、イソップ童話の「オオカミと羊飼い」のような受け止め状態となっていた(と思う)。(もしかしたら、昔からの本ブログ愛読者の方々もそうだったかもしれませんね。)
出版社からの合格を知らせるメールのことを話すと、アキコは、
アキコ「おめでとう!がんばってね。」(やっぱりお父さんはすごい。)
と言った。妻は、「おめでとう!」と言う替わりに、
妻「もと取らなきゃね。」
と言った(笑)。妻がそう言ったのは、「10年愛されるベストセラー作家養成コース」の受講をはじめ、ずいぶんお金をかけているからである。
私も、いろいろな意味で「もとをとろう」と思っている。
とりあえず、本ブログ愛読者のみなさんにご報告しておきます。
【結婚記念日をどういわうか?!】
定例家族会議の後半「11月の家族経営計画立案」で、一番の問題は「結婚記念日をどう祝うか」であった。
わが家にとって、結婚記念日は、大切に祝ってきた記念日である。この日は特別な日として、少し遠出をしてちょっぴりリッチなレストランで外食するというのが、いつものパターンだ。
ところが今回はアキコの野球部の練習試合が入っており、日中の遠出はむずかしい。去年は、この日だけ野球部の練習をお休みさせたのだが、今年アキコはレギュラーで、練習試合でもあり、それもむずかしい。さらに間の悪いことに、夕方6:30からクニコはヤマハの音楽発表会のリハーサルだ。もし練習試合が雨のためになかったら、ちょっぴりリッチなレストランで昼食をとるぐらいか……などと、どうしたものかと困っていた。
今週に入り、アキコが
アキコ「結婚記念日に、アキコが料理を作るよ!」
と言った。
私・妻「それはいい! それはとっても素敵だ!」
ということになり、今日はアキコ、クニコが午後から料理を作り始めた。
何を作るかはヒ・ミ・ツということで、私と妻は全くノータッチであった。
【アキコ、クニコが作ったもの】
昨夜は料理本を開きながら、アキコは作る料理のことで、あーちゃん(アキコ・クニコからは祖母)に相談していた。
野球部の練習試合は雨のため中止。部活は普通の練習だけとなり、予定よりも早め11時頃にアキコは帰ってきた。
午後アキコとクニコは、あーちゃんといっしょに材料の買い出しに出かけた。
4時過ぎに帰宅。アキコ、クニコは、4時30分頃から料理を作り始めた。(途中クニコは、ヤマハ音楽発表会のリハーサルのために妻と少し抜けた。)
※ アキコとクニコが撮った写真(私は入れなかったので)
待つこと3時間。7時30分頃になって、ようやく出来上がりの合図がきた。
クニコ「お父さん、できたよ。来て。」
階下に行くと、きれいに料理が並べられていた。
私「うわー、おいしそう!」
妻「すごいわね!」
夕食のメニューは、ポテトサラダ、トマトスパゲティ、クラムチャウダーであった。
■ポテトサラダ……アキコ、クニコが、あーちゃんのアドバイスを受けながら作った。塩加減が最高であったし、とにかくおいしかった。
■トマトスパゲティー……料理本を見ながらアキコが一人で作った。トマトの缶詰を使ったそうだ。あまり多くの調味料を使っていないらしく、さっぱりとしていた。でも、手作りは新鮮で、おいしかった。(いつも妻は市販のミートソースのレトルトを使う。)
■クラムチャウダー……料理本を見ながらアキコ、クニコが作った。あさり(貝)も入っていたし、本格的でとてもおいしかった。
あーちゃん「じゃあ、結婚15周年を祝って、いただきますをしよう。」
みんな「いただきます。」
私「このポテトサラダ、ちょうどいい味加減だな。おいしいよ。」
アキコ「この味つけは、あーちゃんに聞いたんだよ。」
かくて、一つ一つ料理についた会話しながら、おいしく味わった。
【圧巻のクレープケーキ】
テーブルの真ん中に、ピザらしきものを発見!
私「あれは何んだ!?」
アキコ「クレープの皮を焼いて、イチゴジャムとブルーベリージャムを塗ったんだよ。結婚15周年だから、イチゴ(15)ジャムだけにしようと思ったけど、単調であきると悪いから、ブルーベリージャムも塗ったんだよ。」
あーちゃん「結婚15周年だから、15枚焼いて重ねて作ったんだよ。」
妻「それって、すごいわ!」
私「うん、すごい!」
妻「上手に15枚も焼いたわね。」
クニコ「最初は、小さめになってうまく焼けなかったんだよ。(15枚も焼くから)だんだんうまくなってきたんだよ。」
アキコ「15枚ぴったりに材料を使う(足りなくなっても余ってもいけない)のが大変だったんだよ。」
私「結婚15周年を祝うのに、15枚重ねのクレープケーキ(?)とは、最高だ!」
アキコ「でも、この後、ショートケーキもあるんでしょ。」
私「こっちの手作りクレープケーキをまず食べよう。こっちは結婚記念日の今日、絶対に食べなきゃな。買ってきたケーキは明日でもいいから。」
こういうわけで、まずこっちのクレープケーキを切り分けて食べた。
私・妻「おいしい!」
アキコ「意外にうまいな、これ!よかった!」
クニコ「本当だ。おいしい!」
あーちゃん「おいしいの!」
食器の片づけと皿洗いをするアキコ、クニコ
この後、ショートケーキも食べた。みんなお腹いっぱいとなった。
「高級レストランなどに行かなくても、わが子の心づくしの手料理の方がずっといい。」私はそう思った。
部活と音楽発表会のリハーサルのために遠出こそなかったが、アキコ(中2)、クニコ(小4)の成長を感じる、最高の結婚記念日であった。
「家族憲法」をもって記念撮影
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◆留意点・その他:
・2階に戻って、妻にこう聞いた。
私「結婚してよかったな。」
妻「いいや。」
私「何で、おまえ(同意してくれないの。)……。」
妻「でもまあ、アキコ、クニコを産むためには、お父さんと結婚するしかなかったわねー。」
と、妻は言った。
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