高１のクニコとディナーデート 第1195号3.0期 ―夕食を取りながら１時間の会話―

第1196号　2018年10月14日

高１のクニコとディナーデート

―夕食を取りながら１時間の会話―

【家族会議で予定されていたディナーデート】

　10月3日の家族会議で計画した次女クニコとのディナーデートを、予定通り14日（日）6時30分から7時30分まで行った。今回からはランチデートからディナーデートへの変更になった。というは、クニコが「ランチデートだと1日つぶれるから嫌だ」というから。週末は友達との遊びで忙しいらしい。

　土曜日の夜は、クニコは友達の家にお泊まりだったので、「だいじょぶかなあ」と内心思ったのだが、予定通り実施できた。

　おじちゃんに誕生日プレゼントを渡して帰宅したのが、午後3時。その後、一生懸命机に向かっていた。

私「6時30分にPレストランでいいかな。」

クニコ「いいよ。」

　かくて、6時20分を過ぎたところで、車で3分の市内のPレストランに向かった。

 

【レストランPでの会話】

　二人ともおなかがすいていたので、すぐに夕食を注文。二人とも「とろとろオムライス」（950円）をスープ（50円増し）とサラダ（100円）付きで頼んだ。

　注文したものが来るまでと、そして食べながら、そして食べた後も、おしゃべりしながら楽しく過ごせた。

 

■会話1「イスラエルの旅行9日間」中、あーちゃんをよろしく頼むこと

私「11月6日から14日までイスラエルへ旅行するけど、あーちゃんをよろしく頼むよ。」

クニコ「うん。」

私「お父さんは、毎朝あーちゃんのためにキウイフルーツを切っているけど、こういうふうに実がなっているとすると、どっちの方が甘いか知ってるか。」

クニコ「先の方？」

私「違うな。木に付いている方が甘いんだよ。あーちゃんは甘くなくてすっぱいと食べないから、木に付いている甘い方をあーちゃんにやって、酸っぱい方をお父さんが食べているんだ。　あと、バナナは1本だと多いから、両端をお父さんが食べてるんだよ。あーちゃんの分は、7つぐらいの輪切りにしている。　それから、食パンに蜂蜜だな。」

クニコ「ふーん。」

私「あと、タカちゃん（妻）はあまりしゃべらないから、（夕食は一緒でも）お父さんがいないとしーんとなるんじゃないかと心配なんだ。その分、クニコが毎日肩もみをしながら話しかけてくれよな。」

クニコ「うん。」

 

＊運動靴で出勤するようになってから、革靴を磨くというお手伝いがなくなり、その代わりあーちゃんの肩を1回5分で月6回揉むことが毎月のお小遣い4000円プラス800円（800円分は貯金することになっている）をあげる条件になっている。

 

　この後、パンフレットを見せながら、なぜイスラエル旅行か、いくらかかるかなどの話をした。クニコは費用が約50万円と聞いて、心配そうにしていた。

 

■高校時代の英語のテキストを見せながら会話

私「今、イスラエルへ旅行に行くために、英語の勉強をしているんだよ。たまたま高校時代の英語のテキスト（リーダー、リスニング、英作文）が見つかったんだけど、みてみな。」（実物を見せる）

クニコ（実物を見ながら）「CROWNか。クニコが使っている教科書と同じだ。」

私「そうなんだ。当時、英語の先生は一番難しい教科書だと言ってたんだけど、今も同じなんだ。　どうだ？読めるか？」

クニコ「部分的に意味がわからない単語があるけど、大体読める。」

私「なるほど。たぶん高校時代の英語がわかれば、英語新聞もわかるよ。（お父さんが今使っている）英会話のテキストなんか、中学レベルだよ。高校時代の英語がわかれば、十分話したり読んだりできる。」

＊その後、私が高校時代に使っていた英単語のテキストを見せながら、どれくらいわかるか言い合った。

 

　そうこうしている間に、注文したサラダが来た。

私「これで100円とは割安だね。セブンイレブンよりも安い。きっと、メインディッシュでもうけてるんだよ。マクドナルドが飲み物で儲けてると同じだ。」

そして、ほどなくワカメスープが来て、とろとろオムライスが来た。お互いお腹をすかせていたので、「これうまいね。」と言い合いながら、おいしく食べた。

食べながら、この間終わった試験の結果を聞いた。ついでに難しい教科を聞いたら、「化学」とクニコは言った。「お父さんと同じだね」と言って、化学だけ習った話をした。

 

■新しい制度での大学入試の話

＊10日夜6時から8時まで夫婦で大学進学に向けた話を、高校で聞いた。とりわけ後半の「新しい制度での受験の備え」についての話は有意義だった。その話を受けて、

私「英語の入試がずいぶんかわるんだけど、大学によってその位置づけもかなりちがうから、受験する大学のこともよく調べないといけないね。クニコは、やっぱり北海道大学それとも東京の大学？」

クニコ「うーん、まだわかんない。」

私「そうか。国立大の方が学費はやっぱりかからなくていいんだけどな。」

 

■クニコが楽しみにしていることは

私「クニコは、何を楽しみにしてるの？」

クニコ「うーん、放課後と週末。」

私「放課後って、ダンス部の活動か？」

クニコ「うん、それと終わった後のおしゃべり。」

私「電車で○駅までいっしょの人もいるの？」

クニコ「うん、○中出身のAさん。」

私「よかったね。で、週末は友達のとお遊びかな。昨日、N市のお友達のところに泊まってたけど。」

クニコ「うん、そうじゃないと（勉強ばかりでは）やっていけない。」

私「何時まで起きてたの？」

クニコ「結構早くて（午前）1時。」

私「クニコ的には遅いだろ。」

 

■読んだ本を聞く・言う

私「最近読んだ（読んでる）本は何？」

クニコ「GReeeNの伝記。」

私「グリーンて何？」

　この後、歯科医で歌手。兄が歌手を目指して…長―い説明があった。「キセキ」という歌についても。よく聞くと、GReeeNの伝記の映画も見たのだという。

　伝記の本自体はまだ2章ぐらいまでしか読んでいないそうだ。

 

私「お父さんは、『ブレイン・プログラミング』という本を読んだよ。とてもいい本だよ。願望達成ならこの本1冊読めば、他の本を読まなくてもだいたいカバーできそうなくらいだ。クニコは「引き寄せの法則」なんていう言葉知ってるの？」

クニコ「知らない。」

私「そうか。いい本だから、おねえちゃんにプレゼントしたんだけど、クニコにもしようかな。」

クニコ（あわてて）「買わなくてもいい。お父さんが読んだ後、読むから。」（節約が大事）

私「お父さんはもう2回読んだよ。本当にいい本は一人ずつ持たないとだめなんだよ。」

 

■この間、行った「講演会」の話など

私「去年7月に子育て講演会を自分で企画してやったんだけど、人集めからとっても大変だったんだよ。だから、今度やるときは、依頼されて子育て講演会をやろうと決めてたんだ。それもこの9月か10月までに。そしたら、講演をしてくれという話が教育委員会から来たんだよ。今、共働き世帯の方が多いだろ、そうした子どもたちが放課後集まる児童館の職員に話をしてほしいって。」

クニコ「ふーん。」

私「4日間かけて準備して、この間50分間話したけど、好評だったよ。隣に教育長がいて、あとでほめられてうれしかった。（資料をコピーして他の児童館の職員に見せてもよいかと言われた。）」

 

■もろもろの話

　いつもは、この後、デザートとなるのだが、家にハーゲンダッツがあるからそれを分け合って食べることで節約することにした。（実際は、梨をあーちゃん、タカちゃん、私、クニコの四人で食べるデザートタイムとなった。）

　そして、この金・土・日とクニコが東京にいる姉アキコのところへ行く話、読んだばかりの本『スタンフォード式疲れない体』に書いてあった内容の一部（甘い炭酸水は極力飲まない方がよいこと、決まった時間に寝て・決まった時間に起きるのがよいことなど）を話した。あと、育毛剤のリアップ開発秘話とザガーロの話をした。リアップ開発秘話は受けた。

 

　以上、楽しく会話しながらちょうど60分のディナーデートだった。

　毎月1回、娘との会食デート。お互いの様子をわかり合うためにも、必要なサポートをするためにも、何よりもふれあうためにも、必須なとっても楽しい時間である。