９月の定例家族会議 第1190号 ―８月の振り返りと９月の計画立案―

第1190号 2018年9月9日（日）

９月の定例家族会議

―８月の振り返りと９月の計画立案―

 

【なかなか開催できなかった定例家族会議】

　８月末に予定していた月１回の定例家族会議であるが、これがなかなか開催できなかった。８月３１日から９月２日まで、妻が東京開催の同級会に参加し、そのままアキコのアパートに泊まり、帰宅が９月２日の夜になったからである。

　おまけに、９月４日（火）から9月７日（金）まで私の体調がよくなく疲れ気味で開催できなかった。

　ようやく開催したのは、ついさっき９月９日（日）夜９：４５〜１０：０５の２０分間だった。

　それでも開催したのは、やっぱりそれだけのメリットがあるからである。

 

【９月の定例家族会議の内容】

　さて、この２０分間の家族会議の中身であるが、大まかにいえば、８月の家族経営の振り返りと９月の家族経営の計画立案である。

 

■８月の家族経営について振り返り

私「８月はどんなことがあったかな。印象に残ったことはどんなことかな？」

クニコ（高１）「長野の家族旅行。それからお泊まり会。」

私「お泊まり会って？」

クニコ「ダンス部の友達（高校時代）のと、ちえちゃんち（中学時代の）。後、おばあちゃん家（妻の実家）へ行ったことかな。」

妻「長野の家族旅行と、おばあちゃん家へ行ったこと。そうだそうだ、（東京の）アキコのところに泊まったこと。」

私「あー、大学時代のサークル仲間との同級会だね。」

私「お父さんは、長野の家族旅行、サークルACEの仲間との合宿（1年に１回我が家で行う）、アキコが帰省してきて一緒に過ごせたことかな。」

 

　これ以外にも、おばあちゃんの誕生日会をレストランで行った。

■９月の家族経営計画立案

　私は黒、妻は赤、クニコはグリーンで予定をすでに書き入れている。家族の誕生日など、家族のイベントも赤で書くことにしている。

私「９月１５日（土）は、高校の「九月祭」だから、クニコのダンス部の発表会があるんだよね。何時からあるの？」

クニコ「１１時から。」（続けて、照明のこととか、会場のこととか色々と説明してくれる。）

私「ダンス部の発表、あーちゃんもおばあちゃんも誘ってみんなで見よう。きっとその後、みんなでランチだな。」

クニコ「クニコはダメ。そのまま学校だし、後打ち上げだから。」

私「そうか。じゃあ、招待したおばあちゃんたちとだけだな。」

妻「おばあちゃんは、一応誘っておいたけど、まだ来るかどうかわからないわよ。来客など用事があるかもしれない。」

私「アキコの時も来たんだし、きっと来るだろ。」

　この後、私が22日（土）に本田健さんの「次元上昇セミナー２.０」に参加することや、その後の懇親会も参加するので、この日は宿泊する予定であることなど話した。

　クニコは、２７日、２８日および１０月１日、２日がテストであることもわかった。

 

【家族の日「くつろぎの温泉」を提案】

私「昔は、週１回の家族の日（家族を優先する日）をいつも持てたけど、中学・高校になったらなかなか持てないな。今月は、１５日の「九月祭」が「家族の日」になりそうだけど、それ以外に１日カーブドッチの温泉に行くとか、家族でくつろぐ日が１日ほしいな。」

妻「家族で行くと、それだけで１万円かかるのよ。」

私「クニコが家にいる今しかできないんだから。」

妻「そう言ってやっていると、いざという時にお金がないのよね。」

（間）

　お金の問題以外にも、クニコのテストがあり、なかなかむずかしかったが、24日（月）振替休日のこの日に持てることに決まった！

私「よかった！この日を楽しみに（9月を）がんばろう！」

 

【テスト期間中に次女クニコとランチデートの日が持てるか！？】

　さて、月１回の妻とデートの日であるが、こちらは原則として給料日のある週の金曜日の夜と決めている。だから、２１日（金）の夜とすぐに決まった。

　ところが、次女とのランチデートの日が決まらない。

私「クニコも、お父さんとランチデートの日を決めてくれないかな。」

　なかなか決めてくれないで、黙っているクニコ。

クニコ「テストもあるし、家族で温泉に行くなら、ランチデートはなしにして！」

　もっともな希望である。ここで「そうか、しょうがないな。」と折れれば、そこでおしまい。私は、わが子との一対一のデートをとても貴重な時間と考えているので、粘った。

私「どうせランチは食べるんだろ。（普通のランチタイムより）３０分だけ長くなるぐらいだよ。ちょっとリッチなランチを食べられると思えばいいじゃないか。」

クニコ（まだ黙っている。）

私「確かにテスト期間で大変だと思うけど、お父さんはクニコとのランチデートをとても楽しみにしているんだよ。」

（間）

クニコ「また、お金がかかる。」

私「お父さんの場合、あんまり夜飲むことをしないから、いいんだよ。」

クニコ「２９日（土）にする！」

　かくて、クニコとのランチデートが決まった。

クニコ「テストもあるし、家族で温泉に行くなら、ランチデートはなしにして。」

この言葉に折れていれば、ランチデートはなかった。なぜ折れなかったかと言えば、それだけ大切なものとして私の中に位置付けられていたからである。

　もちろん、クニコがお父さんとランチをしてよかったと言えるような内容にするのは、私の責任である。いつもの店のランチは美味しいし、それで半分は成功。あとは、食事中の会話である。それぐらいは上手く成立させられる自信はある。会話のネタなど、それなりに準備をすればいいのである。

 

　今回の定例家族会議は、計画立案以外のテーマがなかった。場合によると、子どもの短期留学などがテーマになったりして時間が大幅にかかることもある。

　いずれにしても、定例家族会議は、完全に習慣化した、その月の家族イベントを実り豊かに実現するためのわが家の貴重なシステムである。

　今回もこの家族会議がなかったら、温泉でくつろぐ家族の日も、クニコとのランチデートの実現もむずかしかっただろう。

　「９月祭」「温泉でくつろぐ家族の日」の詳しい中身は、今後詰めていけばよい。