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実母、交通自損事故で入院生活・退院へ 第1087号 その4  ー退院後の生活(自動車の代わりにタクシー使用他)について話し合うー [K7 実父母]

◆リード:昨年6月7日にあーちゃん(実母)が自損事故を起こした。エアバッグも作動し、救急車で運ばれて、10日間の入院となった。結果、あーちゃんにとって、車は手足のようなものだったが、運転をやめた。その顛末記その4.。日記編。


2017年6月18日

実母、交通自損事故で入院生活・退院へ 第1087号 その4 6/14~6/18
ー退院後の生活(自動車の代わりにタクシー使用他)について話し合うー

 昨年6月7日にあーちゃん(実母)が自損事故を起こした。エアバッグも作動し、救急車で運ばれて、10日間の入院となった。
 前号では、入院後、6月11日(日)から6月13日(火)までの日記を公開した。
 
 今号は、6月14日(水)から6月17日(土)退院までの記録を紹介する。

 以下は、日記からの抜粋である。(私は、ipadで音声入力日記をほぼ毎日書いている。)

■6月14日(水)夕方7時頃病院へ「退院後の生活について話し合う」
 6時半に学校出て、7時ごろ病院に着いた。
1.早速母に1日の様子を聞いた。
 「リハビリで歩く練習や体操をしていた。結構忙しい。」と言っていた。MRIの撮影は昨日のことなのに、今日のことと勘違いしていた。
 僕が病室にいる間にも、友人の森山さんや、2番目の姉や、一番上の姉から電話があった。電話はマナーモードに設定した。
2.保険の手続きを進めるために、住所や名前を書いたり、事故当時の様子をききながら書いたりした。
3.「あははあ」を話し合った。
・あ=歩く、は=話す、は=働く、あ=遊ぶの、認知症(の悪化)を予防する4つの事だ。
・働くでは味噌汁を作ること、
自分で洗濯をしたり掃除をしたりブランチを作ったりすること
花に水やりをすること、
習字を磯貝さん、クニコに教えること。そして私に教えること。
・遊ぶでは花を生けること
ピアノをすること、クニコに15分教えてもらうこと
生花を習うこと
テレビを見ること
4.1番の問題はタクシーを使うこと使うことを勉強することだ
 多田さん、渡辺さん、森山さん、五十嵐さん、川口さんなど、友達のところに行き来するのにタクシーを使うこと。新車購入代(自損事故で車は修理不能で廃車)と思えば、バンバン使っていいこと。
 母はうなずいていたが、いざ実際使うとなると、かえって気を使わせてお返しをしなくてはならなくなるから使えないと言うようなことを言った。ここが発想の転換で、学習のしどころだと思った。違う勉強しなくちゃいけないと母に言った。
 話を詰めていたら、渡辺さんとはP喫茶店によく行くので、いつも私が迎えに行ってからP喫茶店に行ったけど、お互いにP喫茶店まで歩いていけばいいと言った。そしてその時、行く時だけタクシーを使えば良いと言った。
 あと、よく来るのが森山さんだけど、お母さん以上に物忘れがひどいので、森山さんも車を控えた方が良いと言ったら、「森山さんにとって車がないのは考えられない。生活に不可欠」と言っていた母も、納得していた。母だってそうだったもの。
 そこで、お母さんがバンバンタクシーを使っていくようにすれば、森山さんも車をやめるのではないかと話した。
・後話すのは夕食時の会話、週一回は、たかちゃんと買い物に行くと良いと言った。買い物は「自分が買うとついつい買い過ぎるから。」とも言っていた。
 以上、なんだかんだでちょうど8時ごろになった。ハイタッチをして帰宅した。
 家には8時半ごろに着いた。

■6月17日(木)私は行けず妻がお見舞いに行く
私は行けず妻がお見舞いに行く。
本人は落ち着いていたとのことである。
携帯電話を持たせたのが良いようだ。
退院しても、車を乗らないという点は、本人は納得している。
医者の話で土曜日の退院で、本人は納得している。
友人の本田さんがお見舞いに来たそうだ。
■6月17日(金)
 6時55分に病室に着いた。
1.どうしていたか聞いた
・リハビリがあった。
・お見舞いに友人の森山さんと小柳さんが来た。お見舞い金ももって来ていた。
午前中たっぷりいたそうだ。
・途中、「アキコはどうしてるだろうね。」という話もあった。
2.聞きにくかったが、あーちゃんが亡くなった時に(葬式に)呼びたい人を聞いた。
・本家に任せれば良いと言った。
・大迷惑だから、友達に知らせないでいいと言った。高橋さんの時もそうだが仁義だから仕方なく行った。お通夜なら1万円、葬式だと3万円かかるから迷惑。だから知らせない。お父さんの親戚と私の親戚だけ呼ぶ、家族葬でいいと言った。
3.退院後の夢について聞いた
◉「迷惑をかけなければそれでいい。それだけ」と言った。
それではあまりにもなので、「もっと前向きに生きがいとか何かない?」と聞いた。
・母は「生きがいなんて言っても体力も能力もない。眼も手も言うことを聞かない。お前もこの年になるとわかる」と言われた。
◉それでも食い下がると、「友達がいて楽しんで生活できれば良い。」と言った。
「これまで働き詰めで、しなければいけないことがたくさんあって、やっと解放されて自由になった。とっても幸せだ。」といった。
4.生活づくり
・週一回、嫁のタカちゃんと買い物に行く。
・あーちゃんによれば、「今までは時間が1番大事だったけど、今度はお金だ。自分が買い物に行くと、(買いすぎて)買って捨て買っては捨てになるから、タカちゃんに買ってもらう。1階の冷蔵庫使って欲しい。」
・ 「三食とも家族4人一緒が良い。」
・「風呂敷を持ってきて欲しい。」何度か「明日退院だよね。」と言っていた。
5.今後の通院について。
・今後は硬膜下水腫が硬膜下血腫にならないとも限らないので通院が必要。
・物忘れが強くなっているので、S医院に行くことに話がついている。
・「同じ写真を撮るのは嫌だ。放射線を浴びる。 MRIをするかどうか確認してほしい。」と言っていた。
・「車もなくなったしタクシーをバンバン使って。」と言ったら、「バンバンなど使えない。」とあーちゃんは言う。
・「話し合って助け合っていく」ということで終わった。7時55分に病室を出た。8時20分頃自宅に着いた。
◉翌朝、「あーちゃんはいるだけでいいし、またあーちゃんには人に役立つ何かをもっていると、あーちゃん自身がそう実感できるような生活にする!」と思った。

■6月17日(土)退院の日
・ 9時10分に家を出て9時40分には病院に着いた。
1.リハビリ士からの話
・外傷性くも膜下出血が原因で入院していたのだが、日常生活に支障なく、介護も要らないとの事だった。ただ精神機能低下すなわち注意力や記憶力が低下しているので、車の運転はできたいとの事だった。あと家事を減らすとか。調理時に火や刃物を使用するときは1人で行わないようにするなどの工夫が必要だとのことだった。
・道に迷いやすいので、外に出る際、家族と一緒に出かけたほうが良いとの事だった。
 私は慣れるまで調理を一緒にしたりとか買い物一緒にしたりとかするけれども、慣れたら1人でも歩いて2分のところなので、買い物に行っても良いのではないかと聞いてみた。家族の判断に任せるとのこと。自分は良い悪いとは判断しかねるとの事だった。
2.介護士の話
・硬膜下水腫が、慢性硬膜下血腫になる可能性がある。そうなるとある特徴が現れる。認知力の低下、歩行困難、失禁などである。硬膜下血腫は治療することが可能で、フォローアップや発見のためにS医院を紹介する。今までの画像データや紹介状をもらった。
3.薬剤師の話
・今までの3つの薬は、14日分用意した。寝る前に今まで通り飲んで欲しい。
4.会計
・支払いは6万2千円余りだった。
 なんだかんだで30分ほど病院にいて、妻の知り合いのお見舞いもし、病院を後にしたのは10時半近くだった。
 その後、そのままムサシへ行き、そこで木材を買った。その後オートバックスに行き、SDカード見てもらった。結局、レストラン三宝で昼食を食べた。12時ごろレストランを出た。
・その際、病院からまた電話が来て、大切な書類を忘れていったとの事だった。そこで病院へ戻り、帰りにまたコメリによってノートや紙類を買って帰ってきた。ちょうど1時ごろだった。
◉5万円を出すことにしたあーちゃん
・あーちゃんは、帰宅してとってもうれしそうだった。玄関の花を見たり、自分の部屋の様子を見たり、普段いるキッチンを見たりしていた。
・少し落ち着いてから、一緒にお茶を飲まないかと言われた。あーちゃんはコーヒーを飲み、僕は水を飲み、たかちゃんはコーヒーを飲んだ。
 あーちゃんは、もう自分が買い物すると、つい余計なものまで買ってしまい、結局捨てることになる。とても不経済だと言った。若い時、編み物教室を開いた時から、お手伝いさんにやってもらっていたからつい買いすぎると言っていた。そして今度は買い物は、タカちゃんに任せるから、5万円あげると言った。私は、4万円にして、1万円は自分で自由に買い物したらと言った。
・その後、少し落ち着いてから、あーちゃんと妻のタカちゃんは、あーちゃんが銀行に行きたいと言うので一緒に行った。お金をおろしてすぐに、入院費の6万2千円を払った。さらに、5万円渡した。

・私は、「土曜日とか日曜日に一緒に買い物に行ったら。」と言った。タカちゃんのお母さんとも行けばいいじゃんと言ったら、あーちゃんは「3人で行ってもいいんだよ。」と言った。「3年ほど一緒にプール通ったんだし。」とも言った。お金がなくてピーピーしていた妻は、上機嫌だった。
・その後、「1階に炊飯器を運んでくれ。」とか言われても、気持ちよく動いていた。
○花の水やり、部屋の整理
・私は花の水やりをした。あーちゃんはそれを見ていて、もっと十分に水やらなくっちゃと言った。私はもう一回やった。
・あーちゃんは、部屋の整理をしていた。
○夕食時の団らん
・ 7時過ぎに、夕食を食べ始めた。藤井4段が27連勝と言うニュース、コール元首相がなくなったというニュースだった。僕は消して話したかったが、妻はニュースを見たいと言うので、ニュース後、おしゃべりとなった。
・明日の予定だが、当初は、カーブドッチへ行くと言う予定(家族イベント)だったが、退院したばかりのあーちゃんには、1時間もの車に乗る事は無理なので中止になった。あーちゃんは、「おまえたちだけで行けばいい。」と言ったが…。
・逆にあーちゃんは、お姉さんたち2人が退院のお祝いに来る予定だったが、そちらを断った。
・結局、あーちゃんのメガネを作りに行くこと。一緒に買い物に行くこと。父の日なので、夕食を作ること。その後、退院と父の日とクニコの誕生日祝いを兼ねてショートケーキでお祝いすることになった。
・クニコの次に、あーちゃんは元気にお風呂に入った。
◉どうやら、交通事故はマイナスと思えたが、実際はプラスの次元上昇だったようだ。
◆キーワード:1実父母   2 実母の入院生活  3 親孝行
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