20年ぶりに母とお祭りへ 第1080号 ー母の生活を豊かにする「金魚」を飼い始めるー [K2 親孝行]
◆リード:6月の自損事故以来、車の運転をやめ、もの忘れがひどくなった母(81歳、同居)が、笑顔で安心して豊かな生活ができるようにサポートしている。今回、祭りで「金魚」を買ってきて、その世話をしてもらうことにした。
2017年8月31日
20年ぶりに母とお祭りへ 第1080号
ー母の生活を豊かにする「金魚」を飼い始めるー
ー母の生活を豊かにする「金魚」を飼い始めるー
【近況】ー親ではなく友達とお祭りに行く次女クニコー
8月31日は夜宮で花火も上がる。昔は、長女アキコ(現在大学1年)、次女クニコ(現在中3)と妻と私の4人で、いつも出かけていた。次女が幼い時は、肩車もしてあげていた。迷子にならないように、手もつないでいた。
がしかし、ずいぶん前に長女が友達と行くからと言って抜け、昨年はとうとうクニコとも一緒に行けなかった。今年も、次女はクラスの仲間と行くという。クニコを入れて5人のグループだという。メンバーを聞いたら、そのうち3名は保育園からのお友達で、みんな母の習字教室に通っていた子どもたちだった。
8月31日は夜宮で花火も上がる。昔は、長女アキコ(現在大学1年)、次女クニコ(現在中3)と妻と私の4人で、いつも出かけていた。次女が幼い時は、肩車もしてあげていた。迷子にならないように、手もつないでいた。
がしかし、ずいぶん前に長女が友達と行くからと言って抜け、昨年はとうとうクニコとも一緒に行けなかった。今年も、次女はクラスの仲間と行くという。クニコを入れて5人のグループだという。メンバーを聞いたら、そのうち3名は保育園からのお友達で、みんな母の習字教室に通っていた子どもたちだった。
【金魚(琉金)を買いたい】
先週から、「お祭りで金魚を買いたい」と言っていた私。なぜかと言えば、母が近所の世話をすることで、1日のうちほんの3分間でも生きがいをもって生きる時間を創造したいからである。
【いっしょに母と夜宮へ】
妻をさそってみたものの、体調がすぐれないこともあり(何よりも子どもがいっしょじゃないし)、「行かない。」との返事。一人で行こうとすると、母が「いっしょに行きたい」と言う。
私は「いいよ。」と言って、母と2人で行くことになった。
【夜店・お参り・花火を楽しむ】
8時少し前、母といっしょに夜宮に行った。
たこ焼き・クレープ・ぽっぽ焼きなどの食べ物のお店や、昔からある射的や輪投げなどのお店、そして金魚屋さんなどたくさんのお店があった。
【金魚を買う】
さて、帰りにはまた金魚屋さんに寄って、金魚を買った。
母は、なぜか「やっぱり要らない。飼わない。」と言う。それにはかまわず「ボクがほしいんだ!」と言って、少し強引に買った。
【金魚を水槽に入れる】
朝のうちに私は、水槽に水を入れておいた。
今後、1日1回ぐらい母がえさをやることになる。その都度、あれこれ考えながら、金魚をみて楽しむことになるだろう。
先週から、「お祭りで金魚を買いたい」と言っていた私。なぜかと言えば、母が近所の世話をすることで、1日のうちほんの3分間でも生きがいをもって生きる時間を創造したいからである。
なぜ金魚かと言えば、私が小学生の頃、つまり母が若かりし頃、少なくとも5年以上は、金魚を飼っていたからである。また、10年程前も、一時期飼っていたからである。つまり、昔やっていたことで、飼い方を知っており、無理なく飼えるからである。昔の記憶ともアクセスしやすい(回想)しやすく、なじみがあり、思い出話もできるからである。ということは、認知力の低下を防ぐことができるからである。
そんなわけで、1週間程前から、「夜宮で金魚を買う」と言っていた私であった。
はじめこそ、「買わなくていいて。」と言っていた母も、前日には賛成していた。
はじめこそ、「買わなくていいて。」と言っていた母も、前日には賛成していた。
【いっしょに母と夜宮へ】
妻をさそってみたものの、体調がすぐれないこともあり(何よりも子どもがいっしょじゃないし)、「行かない。」との返事。一人で行こうとすると、母が「いっしょに行きたい」と言う。
私は「いいよ。」と言って、母と2人で行くことになった。
結婚してからは、ずっと妻や子供たちと行っていたので、少なくとも20年以上は、母といっしょにお祭りに行ったことはない。本当に久しぶりの母と2人の夜宮となった。
【夜店・お参り・花火を楽しむ】
8時少し前、母といっしょに夜宮に行った。
たこ焼き・クレープ・ぽっぽ焼きなどの食べ物のお店や、昔からある射的や輪投げなどのお店、そして金魚屋さんなどたくさんのお店があった。
母「輪投げ屋さんもあるの。」
私「昔、(父と)やったね。」
私「昔、(父と)やったね。」
私「まだ、射的屋さんもある。」
母「そうだの。」
母「そうだの。」
こんなふうに会話しながら、神社の境内に入った。長い階段の上にある本殿へ行くのは大変なので、その下にあったお賽銭箱にお金を入れてお参りした。
私「このお金で神社の人たちが生活しているんだからね。」
母「そうだの。」
母「そうだの。」
母は100円で十分と言うが、「クニコの分も。」と言って200円渡した。私は300円入れて、ちょうど家族5人で500円である。
こうしてお参りしたあと、しばし花火を楽しんだ。とても間近でよく見えたから。
【金魚を買う】
さて、帰りにはまた金魚屋さんに寄って、金魚を買った。
母は、なぜか「やっぱり要らない。飼わない。」と言う。それにはかまわず「ボクがほしいんだ!」と言って、少し強引に買った。
どの金魚(琉金)がいいか、母と相談しながら、合計6匹2000円分買った。
あと、えさと水草を買って合計2650円かかった。
あと、えさと水草を買って合計2650円かかった。
買った後は、重いのにずっと母がもって家まで運んだ。
【金魚を水槽に入れる】
朝のうちに私は、水槽に水を入れておいた。
家に着いた後、母が中心になって、金魚を入れたり、エアーポンプを入れたりした。
あらかじめ私が用意していた、水を入れた状態の水槽に、母は金魚を入れた。
あらかじめ私が用意していた、水を入れた状態の水槽に、母は金魚を入れた。
結局、いい感じでセットが終わり、無事に飼うことになった。
母「6匹も多すぎないかの。」
私「大丈夫。お店の人がそう言っていたから。」
私「大丈夫。お店の人がそう言っていたから。」
今後、1日1回ぐらい母がえさをやることになる。その都度、あれこれ考えながら、金魚をみて楽しむことになるだろう。
最近思うのだが、年をとり認知力が低下してくると、意欲が低下するのは本当だ。花の世話がそうだし、友達と会うのもそうだ。「いいて(ノーサンキュー)。」と言ったり、一旦はオーケーしたことでも、「やっぱりやめる。」とか言うことがとても多い。「整骨院には行かなくても言い。」、「料理は、今度からタカちゃんが全部作って。」とか……。
でも、そこで母の言うことを聞いてしまうと、生活のレベルが低下してしまう。ここは、少し強くお勧めした方がよいようだ。実際にやってみると、「よかった」「楽しかった」ということが多いから。
「いいて。」というのは、聞き流して、生活のレベルをできるだけ維持したり上げたりしていこうと思う。
◆キーワード:1 母と祭りへ 2 親孝行 3 金魚を飼う
◆留意点・その他:
・私がしたサポートは、水槽・エアーポンプを用意したこと。水を入れておいたこと。金魚を買ったことである。
2017-09-01 06:51
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0