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祖母から孫へのお小遣い 第1076号ー祖母と孫の関係づくりに役立ってきたお小遣いー [K7 実父母]

◆リード:祖母は孫のアキコにお小遣いをあげた。これはとっても、よい祖母にとっても、孫にとっても、とってもうれしいことである。お祭りとか、通知表をもらってきたときとか、いろいろな大会で頑張ってきたときなど、ほめ言葉とともに、副賞として祖母があげるお小遣いは、祖母と孫との関係づくりに大いに役立ってきた。


2017年8月19日

祖母から孫へのお小遣い 第1076号
ー祖母と孫の関係づくりに役立ってきたお小遣いー


【近況】
 長女アキコが帰省した。8月19日夕方のことである。マザー・テレサのかかわっていた施設での1週間のボランティアプログラムを終え、17日にインドから帰国。その後、ゼミ合宿の予定だったのだが、体調を崩して参加を見合わせ、予定よりも1日早く帰省した。
 そして、22日のお昼頃、妹のクニコ(中3、東京見物が目的)とともに東京に戻っていった。

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【おそらくは足りないだろうお小遣い】
 東京の大学1年生のアキコは、20万余りかけてインドに研修に出かけた。マザー・テレサのかかわっていた施設での1週間のボランティアプログラムに参加するためである。
 
祖母「いくらぐらいかかったんだろうの?」
私「だいたい25万ぐらいみたいだよ。」
祖母「お金がかかるんだの。」
 祖母の表情は言葉から、「アキコにお小遣いをあげたい」という思いを感じた。でも、その後、認知力の低下している母は忘れてしまっているようだった。

【お小遣いの分を銀行から下ろす】
 数日後、明日アキコが東京へ帰るという前日、母に(私から見て)に
私「お母さん、アキコ明日帰るからお小遣いをあげたら。」
母「そうだの。」
と一言。しばらしくて
母「でも、盆小遣いをあげたでしょう。」(記憶力が低下して忘れている)
私「アキコは、19日のお盆過ぎに帰ってきたんだから、あげてないよ。」
母「そうだったの。」
 かくて、母は2万円をあげることにした。
 ところが、私が書斎で仕事をしていると、あげるお金がないから下ろしに行くので銀行まで車で乗せていってほしいという。母(81歳)は、6月に自損事故を起こし、それ以来車の運転を止めることにしたのだ。
 
 私は、母を銀行まで車に乗せ、帰ってきた。

【孫のアキコにお小遣いをあげる祖母】
 夕方、アキコを呼んだ母は、こう言ってお小遣い2万円を渡した。
祖母「アキコちゃん、がんばってるね。インドへ行ってお金を使って、余裕がないよね。あーちゃもの東京で勉強(編み物学校へ通っていた)しているとき、ファッションショーを見たり勉強するのにもお金がかかって大変だったからわかるの。勉強したり、あるいは好きなものを食べたりするのに使いなさい。」
アキコ「(うれしそうに)あーちゃん、ありがとう!」
祖母「このお金は、お母さんにもらったって言わなくてもいいからね。」(その分、仕送りを減らされることを危ぐ。減らされてはゆとりにならない。)
アキコ「うん。」

 わが家では、毎月の小遣いは私が渡してきたが、それは必要最小限であって、余裕はあまりない。祖母がその代わり、お祭りとか、通知表をもらってきたときとか、いろいろな大会で頑張ってきたときなど、欠かさずお金をあげていた。
 アキコ(大学1年)、クニコ(中3)は、不足がちなお小遣いを補ってくれるあーちゃんに本当に感謝していた。
 祖母のあげるお小遣いは、祖母と孫の関係づくりに大いに役立っていたのである。足りなくて困っているところに祖母から援助が来るのだから。頑張ったときに、ほめ言葉とともに副賞としてお金がくるのだから。
 私たち夫婦にとっても、正直ありがたかった。
 
 祖母のこのようなお金の使い方も、有意義なお金の使い方だと思うがどうだろう。
 
◆キーワード:1 お小遣い  2 祖母と孫  3 サポート
◆留意点・その他:
・わが家では、最低限のお小遣いは、親が毎月やってきたが、ご褒美的なお小遣いは大概祖母からであった。

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