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志望大学のオープンキャンパス同伴  第1032号  [J1 親子の会話・信頼関係]


◆リード:高2のアキコ、父親の私と妻の親子3人で、東京の大学オープンキャンパスに参加してきた。地方から東京まで実際に足を運ぶことはお金もかかるし、時間もかかる。しかも、2日間とも35度を上回る炎天下で、汗だくであったが、現地に行ってみることはやっぱり価値がある。

2015年8月2日(日)

  志望大学のオープンキャンパス同伴  第1032号 

  ー学習院大→慶応大→横浜国立大→千葉大→津田塾→明治大ー

近況:
 7月半ばのこと、気がつくと玄関でクニコ(中1)が私(父親)の靴を磨いている。「こりゃ、うれしいな。」と思っていたところ、その夜、「お父さん、今月のお小遣いちょうだい。」ときた。「そうだった。靴磨きをした後に、おこずかいというルールになっていたな。」。私「いくらだったかな?」とクニコに聞いたところ、「1300円だけど、3ヶ月もらっていないから、1300円×3で3900円。」。私「あのな、まとめて請求しないで、毎月ごとに請求してくれ。そして、靴磨きも毎月やってくれ。」と言いつつ、3900円を渡した。クニコ「ありがとう。」と、にこにこして書斎から出て行った。中1で月1300円のこずかいで、そのうち300円分は、天引き貯金と言って、貯めることになっている。
 一方、アキコ(高2)は、月4800円である(高1の時は3600円)。うち800円は天引き貯金となっている(自分で貯金箱に入れる)。
 子どものお小遣いは、小学生の頃から父親の私が渡すことになっている。私のお小遣いから渡しているので、年々私のお小遣いはその分減っていく勘定になるのだが……。

【父母同伴でオープンキャンパス参加へ】
 7月に入って夏休みの計画を立て始めた頃、アキコ(高2)は、この夏休みの8月1日(土)・2日(日)に、志望大学のオープンスクールに行きたいと言い出した。
 「それでは…」と親が同伴で行くことになった。
 妻は、(父親の私は行かないだろうと思い込み、)自分一人が同伴する前提で話をアキコと2人で進めていた(ようだ。)。
 私が、「オープンスクールの件どうなった。」と聞くと、驚いたように「お父さんも行くの?」と言う妻。私「ああ、行くつもりだよ。大事なことだから。」と答えた。
 かくて、父母同伴で、オープンスクールに参加となった。
 ただし、今回の大学視察は、私は当日に参加するのみで、切符の手配やら大学への行き方など、一切ノータッチだった。(ただ、「切符は前日の金曜日までに週末パスを買うと安いからいいよ」とは言っておいた。)


【1日目】
■学習院大学…以下、写真は後でアップ
 上野駅から山手線で目白駅を降りてすぐが、学習院大学だ。
 綠が多くて、全体的な雰囲気もよい。
 正式なオープンキャンパスなので、受付で資料をもらえ、学長の話も聞けた。
 講義の7割以上は、40人までの少人数での講義だそうだ。
 話の後、キャンパスツアーにも参加でき、構内をめぐり、いろいろな施設を参観することができた。
 アキコの印象はとてもよかった。

■慶応大学
 言わずと知れた福沢諭吉創立の名門私立大学である。
 駅からずいぶんと歩いた。
 ここも、正式なオープンキャンパス参加であった。学部長の話を聞いたのだが、おそらくは500名以上もの参加者で、学習院とは違ってマス講義だなと感じた。
 その後、キャンパスツアーに参加し、重要文化財になっている演説館など構内を巡った。
 「スピーチを演説と訳したのは福沢諭吉」という話、ステンドガラスや「ペンは剣よりも強し」という話など、さすが歴史と伝統のある大学だと感じさせる話も多かった。
 が、アキコの印象はあまりよくなかったようである。もっと少人数でじっくり学びたいようであった。

■横浜国立大学
 横浜市から地下鉄で移動、ゴルフ場だったところに建てただけあって、山手の高いところにあり、綠も豊かであった。
 正式なオープンキャンパスでなかったので、教室内には入れず、キャンパスを一周しただけであった。
 雰囲気はよかった。

妻「広くて綠も多くて雰囲気はいいけど、ディズニーランドから遠いから、近い方がいいかもね。」(アキコのディズニーランドでバイトしたいという希望を叶えてあげたいという思いからの発言)

私「大学で学ぶことを第一に考えるのが当たり前だ。バイトのことを考えて、大学のことを考えるなんて本末転倒だ!」

こんな一幕もあった。

 この時点で、午後6時頃であった。
 
 気温35度を上回る中、親子3人でよく歩き回ったものだ。
 汗びっしょり。さすがにへとへとだ。
 横浜国立大学から駅まではタクシーを使い、千葉県の親類宅に泊めてもらうべく、地下鉄に乗り込んだ。


【2日目】
■千葉大学
 ここも、綠が多い。正式なオープンキャンパスなのだが、申し込みが遅れてしまい、教室内には入れなかった。
 私としては、「この時点で縁のない大学ではないか。」と思っている。
 それでも、暑い中構内を回ってみた。私自身は地元の国立大学(教育学部)出身なのだが、なんだかそこに雰囲気が似ていた。

■津田塾大学
 創立者の津田梅子は、その伝記を読んだアキコが尊敬している人の一人でもある。
 オープンキャンパスではないので、これも教室内には入れなかったが、構内は回れた。歴史を感じさせる大樹が多く、洋風の校舎と調和してとてもよい雰囲気であった。アキコは雰囲気的には一番よいと言っていた。
 近くに一橋大学があり、その大学と交流していることもわかった。
 それではということで、急遽一橋大学を参観することにした。
 これも、歴史を感じさせる校舎と大樹があった。アキコは「アキコの成績じゃ、(一橋大学への入学は)逆立ちしても無理。」と言っていた。

■明治大学
 ここも正式なオープンキャンパスではないので、教室内には入れなかったが、図書館には入れた。感じはよかった。

 その後、東京駅に向かい、私と妻は、そのまま午後6時頃東京発の新幹線で帰郷した。
 アキコは、もう一日、千葉の親類の家でお世話になった。

【オープンキャンパスに参加して】
 アキコは、「学習院大学が総合的にみて一番いい」と言った。理由を聞いたら、「雰囲気もいいし、少人数での講義が中心で、しかも就職の面倒をよくみてくれる(そうだ)から」だと言う。「雰囲気だけなら、津田塾が一番よかった」とも言った。

 これらは現時点での話で、志望校は今後どうなるかはわからない。
 ただ、オープンキャンパスに親子で参加することで、現時点での志望校(一部)の雰囲気や校風などが少しはわかり、大学受験と大学生活がより身近に感じたことは確かである。

◆キーワード:1 将来の進路  2 オープンキャンパス  3 親子の会話

◆留意点・その他


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