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高1の長女と進路をめぐっての会話 その2  第1031号 [D5 親の語り]

◆リード:もうじき高2になるアキコだが、大学進学そして就職へとまっしぐらである。親子で進路をめぐって会話している。
 地元の大学から地元に就職(親としてはありがたい)か、東京の大学から東京に就職(アキコはこちらに飛びたいという)かは、わが家の将来にとって決定的に重大な影響を及ぼすのだが……。

平成27年4月4日(土)

  高1の長女と進路をめぐっての会話 その2  第1031号 

  ーディズニーランドに就職したいアキコ(高2)ー

近況:
 平成27年度がスタートした!今年度、私は初任者研修担当指導教員(新しく教員になった人を、教師として教え育てる仕事をする教員)となった。初めての経験である。次世代の教師を育てるという非常に価値ある仕事ととらえ、力を尽くして真摯に取り組もうと思っている。
 アキコは高2に進級。毎日朝4時起き勉強を欠かさないアキコは、じりじりと成績を伸ばし、学年末の成績について進学校においても上位10%以内に入った。書道部に所属し部活動も励んでいる。(実母からも小1からずっと書道を習っている。)保育園時代から続けているエレクトーンを今も継続(嵐の曲を弾けるまでになった)。去年から生け花も習っている。
 クニコは、私もアキコも通った地元の中学に進学。6日(月)午後は、中学校の入学式。クニコは、新入生を代表して挨拶をすることになっている。午後から年休をとってかけつける予定である。クニコは、中学でも新体操を続ける予定である。保育園時代から続けているエレクトーン、書道(実母から習っている)も続ける。ただし、ソロバンは珠算で3段、暗算3段をとり、この1月ですでにやめている。

【ディズニーランドに感謝の手紙を書いたアキコ】
 去年の12月にアキコと妻は、二人でディズニーランドに行った。
 そのあとに、ディズニーランド宛てに(正確には オリエンタルランド代表代表取締役社長 上西京一郎様宛)感謝の手紙を書いた。それは、私が次のようにアドバイスしたからである。

私「将来ディズニーランドで働きたいなら(オリエンタルランドに勤めたいなら)、ディズニーランドに行くたびにお客として受けたサービスについてのレポートを送っていた方がいいよ。ディズニーランドが好きで50回行った。100回以上~行ったと言っても、そんな人は珍しくないし、そんな人はよいお客ではあっても、よい働き手とは限らない。
 でも、それが行くたびに毎回役に立つレポートを送ってくれるとなれば、会社は関心をもつ。それに、手紙(レポート)を書く人はあまりいないはずだ。しかも、その手紙が10本、20本~となれば、きっと注目されるようになるよ。うんぬん~」

 アキコは、素直にしたがい(よっぽど将来そこで働きたいらしい)、手紙を書いた。
 今回は、小学校からの親友とディズニーランドに行った。今度は、私から言われなくてもいつの間にか手紙を書いていた。私が全く批正することなく、全部上手に書き上げていた。
 1回目の手紙は「ここはこうした方がよい、もっと~なエピソード入れた方がよい、いいことばかりでなく改善点も書いた方がよい。」~とやっていたのだが、今回はその必要がなかった。それも全く。賢い子に育ったものだ。

■オリエンタルランド代表取締役社長 上西京一郎 様 宛て
※ アキコの私信のためアップできないかもしれません。
 
【思い切り飛んで! でも戻ってこい!】
 さて、手紙を出す前に、スキャナーで読む込み保存しておいた。

私「出す前にデータとしてもコピーとしても残しておかないとね。そして、採用試験の時に(履歴書といっしょに)まとめて出せばいい。」

アキコ「あれ、お父さんのプリンター、コピーもできたんだ。自分で(白黒)コピーしてきちゃった。」

私「カラーコピーじゃなきゃダメじゃないか。こういうときにけちったらだめなんだ。」

 スキャナーで読み込んだりカラーで印刷したりしながら、傍らで待っているアキコに次のように話した。

私「アキコ、飛びたい(自分の夢に向かってまっしぐらに進む=ディズニーランドに勤める=地元ではなく東京に就職する)なら飛んでもいいが…いや、思い切り飛んで! でも、いずれは地元に戻ってこい!」

アキコ(飛んでもいいと言われてにこっとして)「友達も最後は地元よねって言ってる。」

私「最後じゃ遅い! 親が生きているうちの戻ってこい!」

アキコ(黙って聞いている)


 自分の夢に向かって思い切り飛んでほしい=これも本音なら、
 地元に就職して、結婚し、少なくとも県内に世帯をもってほしい=これも本音である。

 となれば、「思い切り飛んで、それから戻ってきてほしい」となるのである。
 「いやいやいったん放したらダメだ。かごの鳥が放たれたように戻ってこない。」という声も聞こえてくる。確かにその可能性は大である。
 
 がしかし、たとえその可能性が大でも、まず思い切り飛ばせてあげたい!
 (でも、これは理想論だろうか?!)


◆キーワード:1 将来の進路  2 父と子のツーウエイ  3 27年度スタート

◆留意点・その他


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