妻の交通事故 そのⅡ 第1025号 [K1 夫婦関係]
◆リード:夕方5時頃、妻が交通事故を起こした。妻から連絡をもらった私は、交通事故現場に直行した。その日および翌日、交通事故の事後処理のために、私がとった行動は?
平成26年9月30日(火)
妻の交通事故 そのⅡ 第1025号
ーずっとそばにいた私 そのⅡー
近況:
10月11日(土)および12日(日)は、恒例のT家とのキャンプを行った。
今年で5年目である。ちなみに、昨年は長野県の野尻湖畔で行った。
今回は、わが家がホスト役だったのだが、クニコの新体操の練習がこの日あったため、市内にあるキャンプ場にした。
親同士子ども同士ともに十年を超える交流があり、気心が知れているので、本当にリラックスできた。
【ずっと妻のそばにいた私ーそのⅡ-1】
前号で書いたように、妻の交通事故報告を受けた私は、現場に直行した。
そして、妻が警察の事情聴取を受けている間、ずっとそばにいた。
7時半過ぎ帰宅すると、心配して待っていた実母は、こう言った。
実母「すぐに専門の医者に診てもらった方がいい!」
確かにそうだと判断して、専門のT医院に電話連絡した。通常の受付時間は過ぎているが、事情を話して特別に診てほしいとお願いしてみた。
いろいろけがの程度を聞かれて、結局緊急でないと判断したようで、当番医が輪番で変わるX医師会応急診療所を紹介された。
車で約30分。X医師会応急診療所に着いた。担当医は、耳鼻科が専門ではあったが、レントゲンを撮り、湿布をしてくれた。ただ、整形が専門ではないため、医師の診断書は専門医に診てもらって書いてほしいということだった。
帰宅は10時となった。
交通事故によるけがは、翌朝が恐い。一晩眠ると、急に体が痛くなることがしばしばあるからだ。では、どうするか!?
迷ったが結局、実母で検証済みの台湾製の塗り薬をぬってあげることにした。
妻が「痛い!」と言っている腰のところをみると、青くなっていた。そこの部分や肩、首の部分に、私は妻に言われるままにその薬を塗っていった。
翌朝が心配だ。あまり痛みが強くならなければいいのだけれど……。
そう祈りながら就寝した。
【ずっと妻のそばにいた私ーそのⅡー3】
さて、交通事故の翌朝である。
今日は、妻を医者に連れて行ったり、加害者である妻(赤信号では妻の方が悪い)の夫として妻と一緒に被害者に正式に謝罪したり、保険屋さんに連絡をとったり…といろいろとやることがある。
妻は交通事故で加害者、しかも自分の車は大破し(後日保険屋の査定で全損扱いとなった)、医者通いという危機的状況である。車がないのであるから誰かが送らなければならないし、たとえあったとしても自分で運転できる体調ではない。
私は、迷わず年休を1日取った。実母に医者に連れて行ってもらうこともできないことはないが、夫である私が妻を医者に連れて行き、妻を一人で謝罪には行かせず共に謝罪する道を迷うことなく選んだのである。
朝に体調を聞いたところ、痛むが基本的に昨日と同じ程度で、「寝て起きたらあちこちが痛くなっていた」ということはなかった。きっと寝る前に塗った台湾製の塗り薬が効いたのであろう。
■妻を専門医に連れて行く
8時30分から受付というので、少し早めに着くように家を出発した。
そして、専門医に診てもらった。
その間中、妻のそばにいた。
全治10日間の診断書が出た。
■菓子箱をもって被害者の勤務先に謝罪に行く
11時過ぎにようやく病院を出て、そのまま被害者の勤務先に向かった。
そして、まず被害者の上司に謝罪した。(衝突した相手の車は、会社の車でもある。)
本人は、医者に行って午後に出勤してくるという。
■再度、勤務先を訪問し被害者本人に謝罪する
結局、夕方5時頃になってようやく本人に会うことができた。
私は、妻といっしょに謝罪した。
相手は、全治2週間の診断が出ていた。
夜寝る前には、また妻に薬を塗ってあげた。
こうしてみると、この危機的な状況において、私はずっと妻のそばにいたことになる。
昨日から言えば、警察から調書をとられている間も、医者に診てもらっている間も、被害者に謝罪する間も、薬を塗ってあげている間もずっとである。
こういう危機的な状況のときは、そばにいてあげることがとても大事だと思う。そうすれば、妻の信頼を得られる。逆に、こういうときに、ほったらかしておいたらどうなるか。いざというときに、頼りにならない(=信頼できない)相手ということになるのである。
今回、ずっとそばにいてあげたおかげで、妻からの信頼をまちがいなく強めることができた。これは、その後の妻の私への態度物腰で十分に感じることができた。
◆キーワード:1 交通事故 2 危機的状況 3 夫婦関係
◆留意点・その他
・本当に久しぶりの記事アップです。
「あったかい家族日記」愛読者のみなさま、お待たせしました。
今後も記事はアップし続けますので、ご安心を!
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