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高1のわが子に贈る誕生日メッセージ 第1023号 [D1 父と子塾]

◆リード:8月上旬、高1のアキコは16歳の誕生日を迎えた。この日は、1日教員免許更新のための講習会であったので、出勤前の早朝のうちにアキコあてにメッセージを書き、プレゼントと本を贈った。誕生日に本を贈る伝統は、アキコが2歳頃からずっと続いている伝統である。

平成26年8月8日(金)

   高1のわが子に贈る誕生日メッセージ 第1023号

  ー親子ツーウエイを何とかうまく定着させたい その1ー

近況:
 「父と子塾」から「親子ツーウエイ」へ 第1015号に書いたように、アキコ(・クニコ)には、4月からこれまでの父と子塾をやめ、形式を変えて行っている。具体的に言えば、渡辺美樹氏もそうだったように、アキコとマンツーマンで食事をとりながら、父親として生き方やその都度その都度必要と思われることを話したり、学校での様子などを聞いたりする形式である。(形を変えた第三期の父と子塾とも言える。)
 昨日9月6日(土)は、近くのレストランで食事を取りながら、みっちり1時間アキコと会話を楽しんだ。

・妻との出会いや結納、結婚のことを話した。合わせて、女性にとって結婚する男性が幸せを大きく左右すること。だから、理想の男性(内面的なこと)の条件を考えておくとよいこと。
・アキコの就きたい職業(銀行員・公務員・教師)を聞いて、それに対する私の意見&アドバイス。
・塾や学校の様子などなど。
 
 詳細は、別の機会にできたら書こうと思うが、実に充実していた。

【なかなかアイウエオーディオ倶楽部のCDを聞こうとしないアキコ】

 職業を決める時期である高校時代にあってその参考になるように、私はアキコに4月からアイウエオーディオ倶楽部のCDを購入してあげ、かつ聴くように勧めてきた。
 「父と子塾」から「親子ツーウエイ」へ 第1015号の記事に書いたように、これを聴くことはお小遣いの前提にしてもいた。それでもなかなか聴こうとしない。

 なぜ父親のいうことが聞けないか!? である。

 一つには聴く時間がないというが、実は違う。勉強以外にも、友達とのカラオケや映画に行っていることを考えれば、要するに聴く価値(魅力)をあまり感じないということだろう。そこで、誕生日に合わせて、もう一度アイウエオーディオ倶楽部のCDを聴く意味や価値をメッセージとして伝えることにした。
 
 もう一つは、通学の時間帯ならなんとか聴けそうだということである。そこで、WALKMANを合わせてプレゼントすることにした。そうすれば、文字通りの「聴く時間がない」という原因に対応できそうだ。
 
 かくて誕生日プレゼントにWALKMAN(アイウエオーディオ倶楽部CDをHDに入れておいた)と誕生日メッセージを渡した。


【誕生日メッセージ】

平成26年8月8日(金)

 アキコへ
 誕生日おめでとう! 16歳だね。
 それから当初の約束通り、ケータイ電話を決められた場所に置いてくれてありがとう!
 このルール自体は、アキコをケータイ電話の有害な面から守るためのルールで、アキコはもうそこに置かなくても守れているかもしれないけれど、約束を守っていることがうれしい。
 さて、お父さんからの誕生日プレゼントは二つある。
 一つはSONY製の最新WALKMANだ。これを使って通学時などに、毎月送られてくる「アイウエオーディオ倶楽部のCD」を聴いてほしい。これならやる気さえあれば、聴けるはずだ。CDの内容をそのまま起こした冊子もついてくるので、こちらもぜひ目を通すとよいと思う。もう一度落ち着いて内容を読めるし、先に読めばこれから聴くCDの内容が頭に入る。また、ミニタイトルがトラックごとについているのだが、「ミニタイトル」を読むと国語の要点をまとめる勉強にもなる。お父さんはミニタイトルを読みながら、うまいミニタイトルの付け方に感心していたよ。
 お父さんは、学校の勉強も大事だと思うが、将来の職業を決める大事な時期だから、いろいろな人の生き方・一生について学ぶことは、きわめて有益なことだと考えている。CDに登場する人たちは、現代の日本において活躍している、いわば成功している人たちだ。その人達から、家にいながら本人の音声で生き方や成功の秘訣、挫折やスランプの乗り切り方などを学べるのだから、こんな価値あることはないと思う。アキコはあわせて国語の要約の勉強だと思って聴けばいい。
 このWALKMANは、ケーブルでラジカセやCDプレーヤーとつないで、その音声をダイレクトに録音することもできる。NHKラジオの英会話教室なども録音してくり返し聴けるわけだ。しかも、九段階で「再生スピードコントロール」がついていたり、指定した区間をくり返し聴ける「A-Bリピート再生」機能、ボタン一押しで約3秒戻して再生できる「クイックリプレイ」機能などもついているので、英語の学習などにも重宝しそうだ。
 
 2つ目は本だ。今回は、高橋佳子『1億総自己ベストの時代ー人生の仕事の見つけ方ー』を贈る。お父さんは、高1時代にいろいろ悩んだ結果、教師になる道を選んだ。そのことは、高1時代に出会った担任教師の影響で、教師の仕事のすばらしさを知ったからだ。お父さんは、苦労もたくさんあったが、教師になって本当によかったと思っている。大変だけどやりがいがある。人に教えるという仕事は、お父さんのミッションだと思っているよ。
 この本には、人生をかけるに値する仕事やはたらきを得て輝く5人の人生が載っている。人生が輝くには何が大切かを学ぶよい本だと思う。

 アキコの新しい1年が充実し光り輝くものになるように!

                   8月8日早朝
                   アキコのお父さんより


【その後】

 幸いなことに、その後、アキコはアイウエオーディオ倶楽部のCDを聴いている。
 お小遣いも聴かないともらえないし、WALKMANも買ってもらったし、聴く意味・価値は少しはあるし……といったところだろうか。
 ただ、WALKMANにはお気に入りの音楽もたくさん入ってしまったが……。
 
 アキコには、学校の勉強ばかりでなく、是非とも先人の生き方(伝記・自伝)にも学んでほしいと強く願っている。そして、夢(志)をもてれば、何よりも強い学習の動機づけになるのだ。「夢を実現するために学ぶ」これは、理想だろう。


◆キーワード:1 誕生日メッセージ  2 父と子の勉強会  3 スマホのルール

「父と子塾」から「親子ツーウエイ」へ 第1015号

◆留意点・その他

・なかなか書いている余裕がなかったが、アキコには3月1日iphoneを買い与えた。アキコにとっては初めての携帯電話である。
 買い与えるに当たってルールをいくつか決めた。一番大切なルールは、「9時から朝6時15分までは使用禁止で、リビングにある<お休みBOXに置く>というルールである。時折、自分の部屋に置き忘れてあることもあるが、ほぼ守られている。
 友達には、「アキコの家は父親が厳しくて夜9時以降のメールの返事などできない」ことになっている。つまり、私にかづけてLineやメールのマイナス面(夜中にもLineやメールが来てその対応に落ち着かないなど)をできるだけ被らないようにしている。アキコの中学時代の友達の中には、Lineに熱中すること深夜午前1時に及ぶ子もいるそうだ。いくらLine自体が無料だといっても、時間はお金よりもずっと貴重なものだ。10時には就寝するアキコ(起床は午前4時)に、9時以降のLineなどはっきり言って有害である。いわゆるスマホは与えたが、ルールを作ってしっかりとコントロール下に置いている。危険性についてのレクチャーも済んでいる。心配な有害電磁波も、テクノAOという機器をスマホに取り付けることで防止している。また、できるだけイヤホンを着けて話すように買い与えた当初から言っている。今のところ、有害な影響は見られない。

1億総自己ベストの時代

1億総自己ベストの時代

  • 作者: 高橋 佳子
  • 出版社/メーカー: 三宝出版
  • 発売日: 2013/12/16
  • メディア: 単行本



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