草取り・除草剤よりも防草シート 第1022号 [B4 手伝い・作業・飼育・栽培]
◆リード:先週に引き続いて妻と一緒に防草シートを敷いた。防草シートを敷けば、草取りも除草剤も必要ないからである。現役世代は忙しい。仕事あり、子育てあり、家事あり……という具合に。こうした方法を知っているかどうかで、仕事量もずいぶん違ってくるのではないか。
平成26年9月6日(土)
草取り・除草剤よりも防草シート 第1022号
ー忙しさを軽減する知恵は問題意識から生まれるー
近況:
9月から新採用のあるクラスに給食時間に入っている。もちろん給食準備からである。給食準備がなかなか遅いので、サポートに入ってほしいとのことである。特に食べるのが遅い子が困っているそうだ。
1学期にサポートに入っていた4名の教師に一人ずつ課題を聞いて回った。準備が遅いというとらえは共通であったが、その原因についての分析が一人一人違っていっていた。
・給食準備をしないで遊んでいる子がいるから。
・給食の配膳台ふきが遅いから。
・給食着を持ち帰ることを忘れる子がいるから。また、持って帰っても学校へもってくることを忘れる子がいるから。(そうすると、給食着がないからできないとなる。)
・4時間目の授業が延びるから。
・今週から給食当番になってことを忘れていて、取りかかりが遅い子がいるから……。
給食準備が遅いから食べるのに時間がかかる子が特に困っているという問題点を担任と共有した上で、他の4名の教師から聞いた遅くなる原因を話し、いっしょに対策を立てた。(詳細は省く)その結果、時間内に準備が完了した。やっぱり一つ一つの原因に正対して対策を打つことで、状況は改善するのだ。
【実母には荷が重くなってきた草取り】
これまで自宅から車で5分の所有地の草取りは、実母にほぼまかせてきた。実母が除草したり、除草剤をまいたりしてきた。
ところが、もうじき79歳になる実母にとって、荷が重くなってきた。もう年でとてもできないという。(昨年ぐらいからずっと言われていた。)
さて困った。除草は何度かやったが大変。かといって除草剤は、私は使ったことがない。
そこで、今年はシルバー人材センターの人に頼んで除草してもらった。私や妻にしても、草取りは負担だからである。根から草を取ってほしいと頼んだのだが、2人で来て言われたとおり根から除草してくれた。代金は2人分で1万円であった。
【防草シートというアイデア】
毎年自分たちで除草ないし、シルバー人材センターの人に頼むでは大変。かといって、除草剤も使いたくない。一体どうしたらよいのか?!
そんな疑問を抱きながら、近所を散歩していたところ、空き地にシートが敷いてあるのに気がついた。空き地の隣の人に、このシートのことを聞いてみた。
なんでも「防草シート」と言って、これを敷いておくと草が生えないという。もう10年も草取りをしないでこのままで大丈夫だという。
この防草シートはコメリで売っているそうだ。
「これだ!」と思った私は、妻と実母をその場所に連れて行き、防草シートについて説明した。「これを敷けば10年以上、草取りをしなくても大丈夫なんだって。」と。
きれいに敷くことを条件に、実母も同意した。かくて防草シートを敷くことになった。
【防草シートを敷く】
防草シートを敷くには、土地の草取りをして平らにしておく必要がある。そこで、シルバー人材センターの人に根っこから草取りをしてもらっておいた。
その約1週間後、私と妻はコメリに行って防草シートを買い、2人で協力して敷き詰めた。シルバー人材センターの人が残していった草の処理もあったので、8月30日(土)は、朝の10時から午後3時までかかった。
そして、昨日9月6日(土)午後3時から5時30分までまた防草シートを敷いた。
これで梅の木や柿の木の下、花壇などをのぞいてかなりの部分を防草シートがカバーした。草取りの量はこれまでの5分の1以下に激減することになるだろう。
防草シートを敷いていると、近所の人が出てきて、こう言った。
「シートを敷いたら、きれいになったわね。こんなシート(アイデア)もあるんですね!」
草取り、除草剤、マルチシート(畝の草取りをしなくてもよくなる)は、よく知られているが、防草シートは意外に知られていないようだ。実際、私たち家族も最近まで知らなかった。
約2万5千円かかったが(敷いたのは50坪ほど)、これで草取り・除草剤をまくことから解放されるなら安いものだ。(住宅地にあるので、雑草が生い茂った状態にはしておけない。)
【忙しさを軽減する知恵は問題意識から生まれる】
現役世代は忙しい。仕事あり、子育てあり、家事あり……という具合に。
その中で忙しさを軽減する知恵をなんとかしぼり出す必要がある。今回の防草シートは、それこそ何十年も歩いてきた散歩コースにあったものだ。でも、ずっと気づかないできた。
今回、「草取りを何とかする知恵はないものか」と思案していたときに、目に飛び込んできた。やっぱり問題意識をもつと、その問題解決の知恵が引き寄せられてくるのだ。
草取りでお困りの家庭もあるだろうし、その解決の知恵を提供する意味でも、防草シートの記事をアップしてみた。
◆キーワード:1 防草シート 2 草取り 3 家事引き継ぎ
わが子と育てるイチゴー一緒に汗をかくことは、親子のよき思い出となるー
◆留意点・その他
・草取りは一例であって、こらから徐々に徐々に実母がやってきたことを引き継いでいくことになるだろう。その都度知恵をしぼっていきたいものだ。
・子どもが小さいときは、この土地はジャガイモやサツマイモづくりをしたり、イチゴ作りをしたりして有効に活用できていた。ジャガイモ掘りやサツマイモ掘り、そしてその後のカレー作りやスイートポテト作り(母と子の料理教室)は、楽しかった。今は梅酒や梅ジュース作りくらいである。
※ 写真は後ほどアップ。
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