夕食後のデザートタイムは団らんの最高の機会! 第996号 [A1 日々のふれあい]
◆リード:夕食後のデザートタイムは、アキコが2歳の頃から(もっと前から)ずっとあたたかい家族の団らんの場であった。それは、高校受験真っ最中のアキコであったも全く同じである。部屋にデザートを運ぶなど、もってのほかである。
平成26年1月19日(日)
夕食後のデザートタイムは団らんの最高の機会! 第996号
ーロールケーキで家族の団らんー
近況:
日曜日の今日も、自主的に勤務校に出勤。途中、おにぎり購入とコピーのためにセブンイレブンによったところ、私の前にコピー機を使った人の運転免許証がそのままコピー機のガラス面に残っていた。
私「大変です。前に使った人の免許証がそのままコピー機に残ってました!(こう言ってお店の人に免許証を渡す)きっと10分もすると、あせって戻ってくると思います。」
免許証を渡しながら、「日本でよかったですよね。」
お店の人「海外だと悪用する人がいますからね。」
オレオレ詐欺の類いが横行しているように、近年は日本でもそうはいかない場合も多くなってきているのだろうが、それでも日本はまだまだ健全である。最近読んだ池間哲郎氏『日本はなぜアジアの国々から愛されるのか』を読むとそう思う。
・「…日本の治安の良さは世界でもピカイチ。暗い夜道を女の子が一人で歩くなど、世界から見ると奇跡である。」(同書30ページ)
・「…日本は人通りの少ない道路沿いにも自動販売機が置かれているが、盗難に遭うことはほとんどない。そんな国は世界中で日本だけである。外国人が日本にやってきて驚くのが、この自動販売機なのだ。「道に金庫が落ちている」「誰も盗もうとしない。信じられない」「日本はすごい」と感動する。(同書31ページ)
・「…日本人の並ぶ力はスゴイと、いつも感心させられる。当然のごとく順番を守り、列をなす。海外ではそうはいかない。バスや電車に乗る、商品を購入する、催事会場に入場する時など、混雑すると「われ先に」とひしめき、押しのけ、奪い合うのが当たり前のこと。」(同書135ページ)
一般社団法人アジア支援機構代表理事、NPO法人アジアチャイルドサポート代表理事、カメラマン、沖縄大学非常勤講師…として、世界中を巡ってきた池間氏の話だけに説得力がある。
ところで、アキコ(中3)は、受験勉強の真っ最中で、この火曜日は滑り止めの私立M高校(公立S高校よりも難しいと言われている私立M高校なので、滑り止めは不適切な表現かもしれないが)、水曜日は私立T高校を受験する。昨日も、朝4時から勉強していたうえに、9時過ぎには市立図書館に弁当持ちで出かけて6時まで受験勉強。今日は、1日模擬試験を受けていた。
合格が決まったら、池間哲郎氏『日本はなぜアジアの国々から愛されるのか』を読むように勧めるつもりである。日本人である私たちは、日本人としての誇りをもつべきだと思う。この本を読むと、日本人であることにきっと誇りが持てると思う。
【ロールケーキ購入】
12時過ぎから、5時過ぎまで約5時間、日曜日の今日も、勤務校で仕事をしていた。
帰宅途中に、あるケーキ屋さんに寄って、ロールケーキを買った。
夕食後に、家族みんなで食べ(ながら団らんす)るためである。
夕食も団らんするが、7時からのニュースを見ながらの場合も多々あり、団らんしているようでいてしていない(テレビ画面と一人とのかかわりであって、家族同士のかかわりが少ない)場合も少なくないからだ。
【みんなで食べることの本当のねらい】
夕食を食べ終わって約30分後の8時15分頃、
私「ほら、みんなでロールケーキを食べるよう。」
花に集まるミツバチのように、ロールケーキめあてに集まってくるアキコ・クニコ。
花がミツバチを招き入れる本当の目的が受粉にあるように、
ロールケーキを食べようと招く本当の目的は、コミュニケーションであり、家族のふれあいである。
今日の模擬試験の様子を聞かれたり、今週の受験のことを聞かれたりしたアキコ。あわせて、十分睡眠をとって無理をしないようにアドバイスされたアキコ。「人混みに入るときは、マスクを着用して」とも。「クニコもお姉ちゃんにうつすことにならないように、風邪には十分気をつけるように」とも。
アキコ「このロールケーキのクリーム、ミルクの味がしておいしい。」
私「これミルクロールケーキなんだ。あまり甘くなくてかえっておいしいな。」
アキコ「おいしい!」
私「よかった!じゃあ、また買ってこようかな。受験が終わったら、同じ店で別のケーキを買ってこようか。」
こんな会話も途中で入る。
クニコは、新体操の練習が午前中、ずっとあった。その様子なども聞かれる。
NA高校を受験する、幼なじみのN君のことも話題になった。
私は、3年ほどお酒を断っていたが、昨年末から自家製の梅酒だけは解禁し、お湯で割って飲みながら、ケーキを食べた。
実母は、アキコの受験校について、何度も聞いていた。
テレビというノイズがない、このひとときはわずか15分ほどのことだが、最高である。
昨日は、リンゴを食べながらの団らんであった。
昔から(アキコが2歳頃から)ずっと、夕食後のデザート(くだものorケーキ)タイムは、あたたかい家族の団らんの場であった。
家庭によっては、受験勉強の邪魔にならないように、勉強部屋にわざわざデザートを運ぶそうだ。わが家ではとんでもない! となる。それでは、価値は半減どころか大幅に減る。本当のねらいは、コミュニケーション、ふれあいにあるのだから。
アキコは古文の単語カードを読みながらケーキを食べていたが、それでも会話は成立している。
明日は、残り半分のロールケーキで団らん予定である。
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◆留意点・その他:
- 作者: 池間 哲郎
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2013/08/10
- メディア: 単行本
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