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伊勢神宮と猿田彦神社 正式参拝の旅 その1 第971号 [K6 ファーザー・妻]

◆リード:6月8日(土)に、三重の水屋神社、瀧原宮を参拝。翌9日(日)には、伊勢市の外宮・内宮を参拝し、その後、猿田彦神社、朝熊岳金剛寺を参拝した。
 16年前に、伊勢神宮で良縁祈願をしたのだが、その御礼参りを兼ねていた。

2013.6.9(日)伊勢神宮と猿田彦神社 正式参拝の旅 その1 第971号

ー伊勢神宮で「良縁祈願」ー

近況:
 今日2013.6.15の読売新聞に「子宮頸がん接種推奨中止 予防ワクチン 副作用報告で 厚労省」という記事が載った。
 「……子宮頸がんワクチンの接種後に体の痛みや歩行障害などの重い副反応が表れている問題で、厚生労働省は14日「一時的に積極的な推奨を差し控える」ことを決めた…」以下の記事である。「…このワクチンは世界100カ国以上で接種され、米国でも同様の問題が起きたため、10代女性の接種完了率は約35%にとどまる。…」(同日読売新聞記事)という。
 「ふざけるな!」といいたい。「米国で接種完了率約35%に過ぎないような、危険かつリスクに見合った効果も期待できないワクチンを定期検診になどするな!」といいたい。このようなデータはとっくにわかっていたはずだ。厚労省もマスコミも、「このワクチンは世界100カ国以上で接種され~」云々のデータは出しても、接種の定期検診化にマイナスなデータは極力出さない。ここにも、厚労省の利権(マスコミも含めて)で曇った判断を、私は感じる。
 「…子宮頸がんワクチンは2010年に国の助成が始まり、予防接種法改正で今年4月に定期接種になったばかり。小学6年~高校1年の女子が対象で、父母らから安全性をめぐり懸念の声が出ていた。これまで推計328万人に接種され、1968件の副作用が報告されている。…」(朝日新聞社)という。1968件に相当する人はもちろんだが、ワクチン接種によって不妊になる可能性すら一部から指摘されているのに、328万人に対する責任はどうなるのだ。当時接種しなかったのは圧倒的に少数派であったが、アキコに接種させなくて、本当によかった。

→ 子宮頸がん予防ワクチンの接種の是非 第846号ーアキコ(中1)には接種させないという判断を下す!ー

【16年前の良縁祈願】

 今から16年あまり前の4月、当時独身だった私は、良縁祈願をすることにした。
 どうせするなら、伊勢神宮か出雲大社だと思い、伊勢神宮を選んだ。外宮をお参りした後、内宮をお参りした。
 当時(今も)、内宮の入り口の門には、白い布がカーテンのようにかかっており、一般の参拝者はそこまでしか入れなかった。

 さて、内宮で結婚についてのお守りやお札を買い求めようと探したところ、「家内安全」だとか、「交通安全」、「合格祈願」などのお守りやお札などは売っているのだが、「結婚(良縁)」のお札がない! 
 不思議に思って尋ねてみると、

「そういう場合は、この祈願書の(   )に<良縁>と書いて祈願すればいいのです。」

と教えてくれた。なるほど、祈願内容を(     )に書くならオールマイティだ。
 この場合、最低料金は5千円であった。なんと最高は50万円でその場合は正殿でやってくれると書いてあった。


【良縁祈願か? 松阪牛か?】
 さて、困った。お札で千円の予定が最低5千円。5千円を使ってしまうと、松阪牛を食べるお金が残らない。
 しかし、本来の目的は結婚祈願にあったのだから、5千円で(良縁)と書き、結婚祈願をお願いした。
 神楽殿だったか御饌殿だったか忘れてしまったが、神主さんのような方と二人の巫女さんが現れ、祝詞をあげたり、笛を吹いたり、捧げ物をしたりしてくれた。

「……ファーザーのよき縁(えにし)を……」

云々の言葉がはっきりと聞こえ、天下の伊勢神宮で祈願してもらったのだなとわかった。

 その後、御神酒をいただき、終了となった。


【良縁祈願の効能は……】

 その後、6月には今の妻との初デートが始まった。
 話はとんとん拍子に進み、9月に婚約。
 11月23日に今の妻と結婚式を挙げた。
 
 結果として、良縁祈願の効能はあったということだ。さすがに伊勢神宮である。
 

【御礼参りと正式参拝】

 妻との出会いと結婚について、御礼参りをしたいとずっと思っていたが、延び延びになっていた。
 今回、にんげんクラブ主催で「伊勢神宮と猿田彦神社 正式参拝の旅」の案内を見た。外宮も内宮も御垣内参拝という正式参拝である。案内してくださった、修養団・元伊勢道場長の中山靖雄氏の奥様によれば、ここでいう「御垣内参拝」とは外国の要人から内閣総理大臣までが参拝する場所と同じそうである。それに惹かれて、今回御礼参りを兼ね、16年ぶりに伊勢神宮参拝した。

 今回は、御礼参りと新たな祈願を決意していた。(続く)


◆関連記事

彼女との結婚を決めた理由69

◆キーワード:1 祈願  2 伊勢神宮  3 良縁(結婚)

◆留意点・その他

・内宮も、外宮も、祈願の最低料金が5千円から1万5千円までアップしていた。(1人から15人までがこの料金)

・伊勢神宮へ参拝するなら、是非とも、次の本を読んでおきたい。

伊東利和著『親から子へ語り継ぎたい 日本の神話』(幻冬舎ルネッサンス 1500円)

である。2012年の昨年、10回にわたって父と子塾で、親子で読み合わせた本である。神様のこと、天皇制のことなど、それまで断片的に知っていたことー三種の神器・天岩戸神話・八岐大蛇神話・因幡の白ウサギ神話・国譲り神話・海彦山彦の神話などなどーすべてがつながりをもって理解できる。当時中2のアキコは、ハリーポッターを小6(5?)で全部読み終えていたが、そのアキコですら天岩戸の話も八岐大蛇の話も知らなかった。それで父と子塾で読み合わせることにしたのだが、かくいう私も天孫降臨は知らなかった。
 伊勢神宮、出雲大社を訪れる前に、この本を読まれることを強くお勧めする。
 当時中2のアキコも、読んでいて「おもしろい。」と言っていた。

日本の神話 親から子へ語り継ぎたい

日本の神話 親から子へ語り継ぎたい

  • 作者: 伊東 利和
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎ルネッサンス
  • 発売日: 2008/05/27
  • メディア: 単行本

 この6月8日(土)に、三重の水屋神社、瀧原宮を参拝。翌9日(日)には、伊勢市の外宮・内宮を参拝し、その後、猿田彦神社、朝熊岳金剛寺を参拝した。

 外宮も内宮も御垣内参拝という正式参拝である。案内してくださった、修養団・元伊勢道場長の中山靖雄氏の奥様によれば、外国の要人から内閣総理大臣までが参拝する場所と同じそうである。(いずれ記事としてアップしたい。)

 参拝した神社もとてもよかったが、中山靖雄氏の奥様の話がとてもよかった。たとえば、

「~かごに乗る人、かごを担ぐ人、そのわらじを作る人……それぞれが尊いんや。今の教育(世相)は、<かごに乗る人をめざしなさい>だけど、そうじゃない。日本古来の生き方では、それぞれが同じ価値があるのや。ただ、役割分担をしているだけなんや。<それぞれが自分の役割を全うするように精進すること。その中に幸せがある>というのが、日本の伝統的な生き方なんや。~」(文責ファーザー。このような感じのお話でした。)

 このような心にしみる話が、ふんだんに聞けた。本当に充実した公式参拝であった。

 奥様のこの話、実はご主人の次の本に紹介されていた。この本もおすすめしておく。

すべては今のためにあったこと

すべては今のためにあったこと

  • 作者: 中山靖雄
  • 出版社/メーカー: 海竜社
  • 発売日: 2013/01/19
  • メディア: 単行本

「~草鞋を作る人にとっては、この草鞋をいかに、籠を担ぐ人が心地よく履けるかとか、長持ちするかとか、それにおいては日本一だと思えるようなものを作る、というのが最高の努力目標であり人生です。草鞋を作る人が籠に乗る人になるように努力するより、その人はずっと幸せなのです。

 籠を担ぐ人は、編んでくれた草鞋に感謝しながら、籠に乗る人が喜んでくれるように体を鍛えたり、自分のできることで貢献しようとします。~」(「すべては今のためにあったこと」113ページより引用)


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