起業への道 その2 第965号ー立ち上げる会社の基本はこれで行こう!ー [O6 その他]
◆リード:妻にもまだ恐くて話していないのだが、あと2年(ないし3年)で退職し、転職ないし起業しようと決めている。もう5年以上前から決めているビジョンである。
27日(土)に読み終えた「年輪経営」という本は実に参考になった。著者は、伊那食品工業の代表取締役会長の塚越寛氏である。塚越氏の言うように「○○からも、…いい会社だね」と言ってもらえるような会社にしたい。「年輪経営」にヒントを得た創りたい会社のイメージは……。
2013.4.29(月)起業への道 その2 第965号
ー立ち上げる会社の基本はこれで行こう!ー
近況:
アキコ(中3)の野球部が参加する、K市少年野球大会(公式試合)の観戦(応援)をしてきた。トーナメント戦で、午前中に1試合、午後1試合あったのだが、アキコのチームは、4対0、3対0でいずれも勝ち、5月3日の決勝戦に臨めることになった。アキコのチームが勝って、うれしい限りである。
それ以上にうれしいのが、アキコが午前中の試合で、7回表代打で出場したことである。ノーアウト1塁という状況で、9番打者の代打に立ち、三振はしたが、1塁ランナーは2塁に進んだ。しかも、その回アキコのチームは2点を入れ、4対0とし試合を決めた。
※ 三振するアキコ 2013.4.29昭和の日
その裏は、ライトに守備にも入った。打球は飛んでこなかったが、1塁後方のカバーに何度も入っていた。
2試合目は、もっぱらスコアラーであった。こちらも7回での起用を期待したが、少し残念ではあった。でも、チーム全体として勝ったのだからうれしい。
5月3日は決勝戦。優勝すれば、5月4日の3市全軟県代表決定戦に参加できることになる。こちらは、たとえ7回だけでも、出場は難しいだろう。
【立ち上げたい会社のミッション】
前号で、「起業の志」「起業したい理由ー会社のミッション-」等を紹介した。
起業にあたって最も重要だと思うのが、宇宙(サムシンググレート、神様……)が応援したくなるような会社のミッションを打ち立てることだろう。これは、会社の存在意義・価値であり、会社の「命」とも言えるものである。
私の場合は、「日本の家族再生」がミッションである。そのために、①子育て・家族経営に役立つ本の出版 ②講演 ③セミナー ④『家族の広場』という子育て・家族経営に役立つ知恵をシェアできるインターネット上のサイトの立ち上げ ⑤情報誌・会員誌の創刊……これらを行う会社の立ち上げ、すなわち起業を考えているわけだ。
これらのミッションの達成に向けた活動(=仕事)を真剣かつ楽しみながら行う人が、社長以下の社員であり、当面私一人である。……(以上、前号からの抜粋)
【立ち上げる会社の基本はこれで行こう!】
27日(土)に読み終えた「年輪経営」という本は実に参考になった。著者は、伊那食品工業の代表取締役会長の塚越寛氏である。塚越氏の言うように「○○からも、…いい会社だね」と言ってもらえるような会社にしたい。
29日(月)時点での将来、「年輪経営」にヒントを得た創りたい会社のイメージをメモにして残しておきたい。
先にあげたミッションを実現するために最もいい会社を創るべく、次の7つを大切にする。
一 企業理念(ミッションを含む)を大切にした(共有)「いい会社」を創る。この場合のいい会社とは、①社会全体にとって(存在意義・価値がある) ②お客にとって ③社員にとって ④取引先にとって ⑤地域社会にとって 存在意義・価値がある会社という意味である。
二 お客に喜ばれる「いい商品」を創り、信頼関係とファンづくりに務める。
この場合の商品とは、子育てや家族経営に役立つセミナープログラムのことである。お客は、基本的に子育てに携わる親である。「いい商品」とは、実際に子育てや家族経営上効果の実感できるプログラムであり、その効果が実感できたということが信頼とファンづくりにつながっていくわけである。ひいては、ミッションである「日本の家族の再生」につながっていくわけである。
この意味では、会社のミッションを達成するためには、ただ受講者が増えればいい(受講料が入ればいい)わけではない。実際に効果の実感できるプログラムを提供して、お客である親が変容して初めてミッションが達成するわけである。
そのためには、絶えず「いい商品」(親の悩みの解決や期待に応える指導プログラムの開発)を、その正しい使い方とセットで提供(指導者の力量アップ)することが必要である。だから、次のことを大切にする必要がある。
三 無理はしないが、改善志向の会社、去年よりも成長する会社(絶えず提供するプログラム及び指導者の力量の改善をしていく)
プログラムを開発するのも、提供するのも、社員なのだから、当然次のことが大切になる。
四 社員の教育を大切にする会社であること
五 社員の幸せを大切にする会社
「給料はコストではなく目的だ」という塚越氏の主張に目から鱗が落ちた。社員を幸せにすること自体も、会社の存在意義・価値なのだ。将来、人を雇う立場になったらそうしようと決めた。具体的には、まずは会社をつぶさないこと、給料・福利厚生など充実させることである。
四と五は似ているが違う。四は、会社のミッションの達成のためという意味合いが強いが、五は社員自体のためという意味合いが強い。
六 清掃・整理・あいさつ・報連相…凡事を継続すること
七 ミッションの共有、やりがいのある役割・成長の場の提供、和を大切にする、……社員はファミリーという考え方に基づいた経営
以上、2013年4月30日記録をブログにアップ
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